幻の泉を探しに向かう事になった保安官のラオ
そこで人々から毛嫌いされてきた悪魔たちの力を借りる事に
そして悪魔の王子であるベルゼブブとシーフが同行するが?
鑑賞日 2023年9月10日
映画館 セントラル
恐らく現在存命中で最も有名な漫画家であろう「鳥山明」。
ドラゴンボールの作者として知られ、漫画はもちろんアニメは今日においても世界中で愛されています。
そんな鳥山明氏の短期集中連載で掲載されたのがサンドランド。
本作はその映画版となります。
本作のポイントは悪魔と英雄の旅。
戦争や異常気象により水不足が深刻化するサンドランド。
そんな中、街の保安官であるラオは水辺に住むと言われている鳥を発見、幻の泉がそう遠くない所にあると睨んだ彼は水源を探す事を決意。
そこで、以前人間を助けたという悪魔達の力を借りることに、出迎えた王子のベルゼブブは当初は難色を示すも(ゲームにつられたのと)父であるサタンの命によりお供のシーフと共に同行することに。
その道中、奇妙な動きを見せる王国軍を発見した一同、そして首尾よく戦車を手に入れるも、それがきっかけで王国の陰謀に巻き込まれていく。
果たしてベルゼブブとラオは泉を見つけることが出来るのか?
漫画が動いているような演出が非常に面白いのですが、何と言ってもメカが非常に特徴的。
特に戦車は鳥山メカ感があふれた代物なのですが、中盤以降はこの戦車がメインとなっていきます。
見どころは中盤、戦車の戦い。
ベルゼブブらをつけ狙う王国軍の戦車部隊。
圧倒的に不利な状況だけど・・ラオの実力が火を噴く!
気になった点はベルゼブブが思ったほど活躍しない事。
どちらかというとラオの方が活躍する場面が多く、ベルゼブブの出番は後半になってからですが・・やっぱりラオの方が活躍しているかと。
展開は冒険活劇モノですが、それ以上に戦車の活躍が際立っている本作。
アニメの出来も良く面白いのですが、宣伝をケチったのか興行収益は苦戦しているようです。
冒頭シーンが配信されていますので、コレを見て面白そうと感じた方は是非とも劇場に足を運んでください。
ドラゴンボールの今のところ最新作。
こちらも会陰出が漫画の要素が強くなっています。