カイ暮らしも楽じゃない? マルセル 靴をはいた小さな貝 | Mの国より愛を込めて

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空き家を借りたディーンは住み着いていたマルセルと出会う

元々は多くで住んでいたものの、今では二人くらいとのこと

そこでマルセルの家族を探すことになるが?

 

 

 

 

 

 

鑑賞日 2023年7月17日

映画館 キネマ館

 

誰かが住んでいた中古物件。

もっとも売買が成立していると当然ながら誰も住んでいない・・はずなのですが?

 

本作はそんな家に積みついてしまった貝のマルセルの仲間探しの話。

そして驚くべきはアカデミー賞の長編アニメーション賞を受賞した作品だったりします。

 

本作のポイントは仲間探し。

貸家を借りたところ靴をはいた貝のマルセルと出会ったディーン。

マルセルの話では元々もっと多い人数で住んでいたものの、以前住んでいたカップルが分かれた時に仲間たちの多くが姿を消し、いまでは祖母のコニーと二匹だけになってしまっていた。

日に日に老いていくコニーに対しマルセルは仲間を探す手伝いをディーンにお願いする。

そんな思いで動画を配信したところ、なぜかバズってしまい、瞬く間に人気者となっていく。

しかし、肝心の仲間探しが思うように進まず、マルセルの闇は深まっていく。

 

果たして、マルセルは仲間たちと再会できるのか?

 

本作は実写とストップモーションアニメーションを合わせた作品であり、マルセルはコマ撮り人形で、人間などは実写という塩梅。

また、マルセルの愛くるしい姿になぜかバズってしまうのですが、人気とは裏腹に悩みも多いようで。

 

見どころは中盤、コニーの後押し。

仲間を探すためTV出演を計画するけど、コニーの容体が心配なマルセル。

そんな、マルセルに対し気丈に振る舞うコニー。

涙無くしては見れないシーンでもあります。

 

気になった点はマルセルたちについて掘り下げが無い事。

靴をはいた小さな貝という奇妙ないで立ちですが、ほかの仲間たちも?

しかし、いままで隠れて住んでいたとは・・

 

結構含蓄を含んだセリフも多い本作。

なによりマルセル活躍が微笑ましい内容となっています。

奇妙な貝の生活も悪くないかもしれません。

 

 

 

家でひっそり暮らしているといえば・・