友人たちと共に休暇を満喫しにきたアリス
しかし、近くの森では人々が襲われる事件が発生
そして、その魔の手がアリス達にも迫っていた
鑑賞日 2023年7月16日
映画館 キネマ館
PG12対象
軽めのゴア表現
世界で最も有名なクマである「くまのプーさん」。
クリストファー・ロビンの友達であるぬいぐるみのクマのプーさんをはじめとする仲間たちの物語。
もっとも有名になったのはディズニーが版権を取得しディズニーキャラクターとして売り出したのが理由です。
そんなプーさんを殺戮熊に仕立て上げたのが本作。
というのも、「くまのプーさん」の著作権が切れたため第三者もそのキャラクターを使った作品が作れるようになったため。
しかし、プーさんのキャラはぬいぐるみという設定がどっかにぶっ飛んでしまってますが。
本作のポイントは恐怖の森。
様々なストレスに悩まされていたアリスは友人たちと共にゲストハウスで休暇を過ごすことに。
スマホを使わず休みを満喫するはずだったが、近くにある100エイガーの森では人が惨殺される事件が発生していた。
そしてアリスの友人の一人が誤って森に入ってしまったところ、大の男の大きさのクマとブタが友人を惨殺。
そのクマのプーとブタのピグレットは飢えに苦しんだ末に仲間を食べた事にトラウマを抱え原因を作ったクリストファー・ロビンを始め人間を惨殺するようになっていた。
次々にプーとピグレットの手にかかるアリスの友人たち、果たして彼女たちは逃げ切れることが出来るか?
元々の愛くるしい姿とは似ても似つかないほど不気味な姿となったプーとピグレット、
まあ、製作費を安く済ませるため簡単に作れるマスクを利用しただけですが、ホラー作品としてはこのチープさが良いのだ?
見どころは後半、プーたちの根城。
プー達が根城にしてる100エイカーの森。
至る所にクリストファー・ロビンが持ち込んだものにあふれているけど、そこで血で血を洗う戦いが繰り広げられる!
・・というか明かりは誰がつけたんだ?
気になった点はプーとピグレット以外のキャラが登場しないこと。
もっとも続編の制作が決まっているみたいなので、そちらで登場すると思われますが、残虐クマとブタが女性をいたぶるという痛々しい内容になってしまっています。
良くも悪くも奇抜性が先行している本作。
ホラー映画お約束の脈絡なしのツッコミどころ満載な内容に加え、展開の微妙さもあり進んでみたくはない作品となっています。
ネタとしてみるならどうぞ。
余談ですが、プーさんの著作権切れを見越したディズニーは「ダッフィー」というクマのまがい物を・・
おっと誰か来たようだ。
同じくプーさんを題材にした作品。
こちらは感動作品となっていますのであしからず。