世界を救った光の魔女の子ながら落ちこぼれのフウカ
そんな折、闇の魔女を封じた腕輪を持ち出してしまう
すると友人のチトセとカリンと共にワープさせられてしまう
鑑賞日 2023年4月2日
映画館 ワンダーアティック
児童書として非常に人気のある・・らしい「らくだい魔女シリーズ」。
そんな作品が満を持して劇場映画化!というのが一応触れ込みだったりします。
本作のポイントは封印された闇の魔女。
銀の城を納める光の魔女レイヤの子であるフウカ。
しかし世界を救った母とは裏腹にフウカの魔法は暴走気味で落第の危機に瀕していた。
その事実を知ったレイヤは激怒、ゲームを没収され落ち込むフウカ。
そんな彼女の前に現れたリリカはフウカをそそのかし銀の城の宝物庫から闇の魔女であるメガイラが封印された腕輪を見つけフウカにつけさせる。
するとメガイラの魔力により不思議な場所にワープさせられるフウカ、そしてその場所には友人であるチトセとカリンの姿もあった。
果たしてフウカたちは元の世界に戻ることが出来るのか?
シリースの初劇場アニメということもあり、キャラクターの説明がかなり丁寧に入っているのが特徴。
もっとも上映時間も比較的短いのでキャラの説明が持っていない感もありますが・・
見どころは中盤、皆を助けるために。
回転木馬の罠で窮地に陥るフウカたち。
絶体絶命だけど皆を救うためにフウカの覚悟が試される!
フウカの魔法特性が風であることが生かされているシーンともいえます。
気になった点は色んな点が投げやりのまま終わってしまうこと。
元々シリーズものということもあり、今後の展開も含めてかもしれませんが、謎がかなり残ったまま終わってしまいます。
上映時間が短い事もあり、子どもは見やすいのかも知れませんが、明らかにボリューム不足が気になる本作。
だからこそ今後の展開にも期待したいところですが、続けられるのかというと・・
ここまで風呂敷を広げて打ち切りは勘弁してほしいところです。