グリッドマンとして世界を救うもその記憶を失った雄太
そんな折、怪獣が現れ再びグリッドマンに変身
そしてサポートメンバーに新顔も参戦しているが?
鑑賞日 2023年4月1日
映画館 セントラル
ウルトラマンで知られる円谷プロ。
そんな円谷プロのウルトラマン以外の作品として知る人ぞ知る特撮作品だった「電光超人グリッドマン」。
そんなグリッドマンがアニメ化、独自な世界観が好評で人気を博しました。
もっともオリジナルのグリッドマンでは登場しなかったダイナゼノンが単独でアニメ化されるも、当のグリッドマンが登場しないという驚くべき内容でした。
本作はその両作が出会う作品。
TVアニメシリーズの集大成ともいえます。
本作のポイントは広がる宇宙
一人の少女に作られた世界でグリッドマンとして戦い世界を救った雄太。
しかし、グリッドマンとして戦った記憶を失い喪失感に苛まれていた。
そんな折、いなくなったはずの怪獣が現れ、声に導かれた雄太はグリッドマンの再開、再び変身することに。
慣れない戦いで苦戦する雄太、そんな時かつての仲間たちの協力で何とか撃破に成功。
再開に喜ぶ雄太たち、その中にはダイナゼノンを操るレックス・・というかガウマの姿があった。
再び怪獣が現れないか準備をする雄太達、しかし現れたのは果汁だけではなかった。
果たして雄太達は再び怪獣を撃退することが出来るのか?
本作ではグリッドマンの登場人物たちを中心にダイナゼノンのキャラ達も混ざる展開に。
しかし、それだけでないカオスな状況が繰り広げられるのですが、その原因は・・?
見どころは前半、グリッドマンとの再会。
突如現れた怪獣にパニックを起こす人々、そんな中謎の声に導かれた雄太が向かった先は?
久しぶりにグリッドマンの戦闘シーンなので熱いシーンとなっています。
気になった点はダイナゼノンの面々の影が薄い事。
どうしてもメインがグリッドマンということもあるのですが、ダイナゼノンの主人公だった暦はともかく、他のメンツは存在感が薄いです。
後半の戦闘シーンの展開はTVシリーズから見てきた人にとっては感涙ものの。
映像はもとより、音楽面でも盛り上げてくれるのもうれしいと事。
また、元々合体ロボの側面もあるため、様々な形態を見せてくれるのもロボット好きにはたまらない内容です。
展開はやや意味不明な感もありますが、ロボット好きや特撮好きなら大いに楽しめるものとなっています。