ソウルシンガーとして有名となっていたアレサ・フランクリン
そんな彼女がゴスペルのライブ録音を教会で行う事に
その音楽はアレサ・フランクリンの代名詞となったが?
鑑賞日 2021年7月23日
映画館 キネマ館
世界三大宗教と呼ばれる仏教、イスラム教、そしてキリスト教。
この中で音楽の分野にも影響を与えているのはキリスト教かと。
キリストを称えるものやキリスト教の行事を題材にしたもの、勿論ゴスペルもその一つです。
本作はそんなキリスト教を題材とした歌「アメイジング・グレイス」を歌った歌手として知られるアレサ・フランクリンがそのアメイジング・グレイスを歌ったライブ映像を映画化したもの。
ライブ音源は既にリリースされ、大ヒットを記録していたのですが、元々は映画化するため撮影されていたものの、技術的な問題からお蔵入りとなっていたようです。
本作のポイントは熱狂的な歌声。
ソウルシンガーとしてチャートでも上位に食い込んでいたアレサ・フランクリン。
そんな彼女がゴスペルを音源化するにあたり、ロサンゼルスの教会でのライブを行う事となる。
そして二日にわたって行われたアレサと合唱団、そして会場の人々の熱狂は伝説となった。
その伝説が今蘇る!
教会のライブは二日間行われており、またリハーサルの音源を含めた内容となっています。
そして、その歌声はまさに圧巻!
会場ではアレサの歌声に感動し、また喚起し失神する人も。
見どころ(聴き所と言っていいかも)は前半、ホーリーホリー。
劇中で最初にアレサが最初に歌う曲なのですが、ため込んでいた分、第一声で引き込まれます。
気になった点はタイトルにもなっているアメイジング・グレイスが中盤で流れてしまう事。
曲の順番が決まってしまっていたのですが、目玉が中盤に来てしまった感があります。
どの曲も圧倒的なパフォーマンスなので、音楽好きなら是非とも見て聞いてほしい本作。
確かにこの歌声だったら大ヒットするわなぁと思ってしまう事必至です。
ともあれ、このような音源、および映像が残っていた事が奇跡とも言えるかも。
鑑賞日 2021年1月16日
映画館 キネマ館
ついでに同じく宗教音楽を題材にした作品。
大ヒットした「アイ・キャン・オンリー・イマジン」を作った男の半生の物語となっています。
父親に対してコンプレックス持ち続けていたものの、それを和解している話となっています。
やっぱり宗教色が強い作品ですが、名曲の裏には苦労もあるという事で。