探偵だった父親が亡くなったという連絡を受けたティム
住んでいた場所に向かうと父親の相棒だったピカチュウと出会う
そして何故かティムとピカチュウは会話が出来ていた。
鑑賞日 2019/5/3
映画館 セントラル
日本のみならず世界中で愛されているキャラクター「ポケモン」。
２０数年前に誕生したそのキャラクターたちは今日においても世界観は広がっている作品です。
本作はそんなポケモンの作品。
しかし、何時ものアニメではなくまさかの実写！
勿論ポケモンたちはＣＧですが、実写の世界で歩き回るポケモンたちの姿は新鮮です。
本作のポイントは記憶を失くしたピカチュウ。
子どもの頃はポケモントレーナーを目指しながらも普通に社会人となったティム。
そんなある日、探偵だった父親が事故死したということをを告げられる。
父が住んでいたアパートに向かったティムはそこで父の相棒だったというピカチュウと出会い、何故か会話が出来るようになっていた。
記憶を失くしていたピカチュウだったがティムの父が捜査していた事件を追えば記憶と父親のヒントが手に入ると睨んだ二人（一人と一匹？）はある企業にたどり着くが？
果たしてティムとピカチュウは事件を解決することが出来るのか？
ティムとピカチュウが冒険するライムシティではポケモンはモンスターボールに入れたくてもいいというお達しが出ているため、みなサトシよろしくポケモンを放し飼い状態の街。
とはいえ、普通のポケモンでも放し飼いにしている人は多いけれど、ここまで大人数で見せられると凄いモノがあります。
見どころは中盤、ポケモンバトル。
父親が調べていた薬品の手がかりを求めてポケモンバトルの会場にやってきたティムとピカチュウ。
しかし何やら因縁を付けられて・・？
タイプを考えればピカチュウに分があるバトルだけど、エライことになってきます。
実のところポケモンバトルのシーンがほとんとない本作において最大の戦闘シーンとなっています。
気になった点はヒロインのルーシーが空気な事。
前半は余り出番が無く活躍は中盤に限られるのが残念です。
正直彼女より彼女の相棒であるコダックの方が役になっています。
（ただ、頭痛による爆発ネタはアニポケの設定ですが）
今までのポケモンの作品とはかなり異なった内容ですが、様々な可能性を感じることが出来た本作。
モフモフのピカチュウは衝撃的ですが、見慣れると悪くありませんし、他のポケモンも実際このような感じと思えてきます。
ポケモン好き、昔好きだった人なら見ておいて損はない作品です。
そういえばアニポケの新シリーズはＣＧになるのかなぁ
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実は元ネタはゲームだったりします。
元々ポケモン自体ゲームですからね。