両親が旅館を営むサトシは大人になりたくない年頃
そんなある日、転入してきたコズエは何かとサトシに付きまとう
そして彼女から衝撃的な事を告げられたサトシは?
鑑賞日 2019/4/28
映画館 キネマ館
思春期、それは大人になる前のモヤモヤした期間。
体の変化と共に何かと親に突っかかるようになるアレです。
本作はそんな思春期を題材にした話。
しかし、そんなヤワなお話では無かったりします。
元SMAPの草なぎ剛さんが出演している作品です。
本作のポイントは思春期のモヤモヤ。
とある小さな町で旅館の子であるサトシ。
しかし周りの大人、特に浮気をしている父親の関係で大人になる事を嫌がっていた。
そんなある日、学校に転入してきたコズエは独特の雰囲気を持っており何かをばらまくことに夢中になる。
そして、サトシはコズエから死ぬことを見つけるためにやってきた宇宙人ということを告げられる。
困惑するサトシだったが、次第にコズエに惹かれていく。
果たしてサトシとコズエの関係はどうなってしまうのか?
少年の成長物語と思いきやまさかのSFという中々ぶっ飛んだ設定の作品。
とはいえ小さな町に上手く収まっているのが不思議な所。
また、色々起こる事件も成長物語の一遍と考えるとなるほどと思ってしまいます。
本作の見どころは中盤、コズエを見るサトシ。
夜中サトシが目を覚ますと空を眺めるコズエの姿が。
大人になる事を否定しつつも恋を通じて成長していく姿となっています。
その後、似たようなシーンがあるのですが・・色々扱いに困るシーンです。
気になった点はコズエとその母親?が街の人とどう関わっていたのかが見えてこない事。
終盤に驚きの展開が待ち受けているのですが、母親?は何していたんだろう。
予告編とは違った意味で驚きの展開を見せる本作。
それでもクライマックスを含め深い事を考えずに見ると色々感動できる・・かも。
本来の成長物語としての要素もちゃんとありますので、この手の作品が好みなら楽しめるかと。
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宇宙人繋がりでチョイス。
お天気キャスターをしていた男が突然火星人を名乗りだすという話。
設定はぶっ飛んでいますが、終盤はしっとりしています。