里親を転々としてたビリーは地下鉄で見知らぬ場所に到着
そこで出会った魔術師からシャザムの力を継承する
しかし、ビリーはその力を持て余してしまう
鑑賞日 2019/4/27
映画館 セントラル
アメコミといえばDCコミック、スーパーマンやバットマンを誇る人気の雑誌です。
もっぱら最近はアベンジャーズがブイブイ言わせているマーベルコミックにお株を奪われがち、というか奪われていますけど。
本作はそんなアメコミ原作の作品。
筋肉ムキムキのヒーローなのですが、なんとその正体は子供という中々変わったヒーローとなっています。
が、実のこのシャザム、ちょっと変わった経歴がありまして、元々マーベルコミックのヒーローだったのが色々あってDCコミックに移籍したヒーロー。
昔は仲が悪かったからなぁ
本作のポイントはお子様ヒーロー。
幼少期に母親とはぐれ以来里親の元から脱走を繰り返していたビリーは多くの里子を育てるバスケス夫妻に預けれることになる。
実の母親が見つからず自暴自棄になっていたビリーだったが、同じ里子であるフレディを助けた際地下鉄に逃げ込んだ際、奇妙な遺跡にたどり着いてしまう。
そこで出会った魔術師から万能の力「シャザム」を受け継いだビリーだったが、突然見た目が変わってしまい混乱。
フレディ共に力の使い方を確かめてくビリーだったが、力に慢心し始めたビリーとフレディの間に溝ができ始める。
そんな中、以前魔術師から力を受け取れなかったシヴァナが封印された大罪を引き連れて襲い掛かる。
果たしてビリーはシヴァナの進行を止めることが出来るのか?
ビリー自身は里親から脱走を繰り返すちょい悪少年なのですが、シャザムの力を手に入れるとそれがさらにエスカレート。
まあ、人智を超えた力があれば試したくなるのは誰もが思う事ですが・・悪乗りしすぎです。
またフレディはアメコミのヒーローオタクであり、ヒーローについて色々詳しいキャラクター。
また持っているアイテムもヒーローもモノが多く特にTシャツはバリエーションが豊かです。
見どころは中盤、シャザムの力のテスト。
能力とその限界が分からないビリーはフレディと共にシャザムの力を確認することに。
様々なテストをするけど、その中には怪しげなものも・・まあテストだし。
気になった点はフレディ以外の里子のエピソードが少ない事。
フレディ以外にも4人の個性的な里子が登場するのですが、あまりコレといって見せ場がありません。
いや、後半に突然注目が集まるのですが、それまで放置気味だったのが残念です。
中盤まではコメディ要素満載なのですが、後半はまともな展開が多く予告編ほどはっちゃけていない本作。
特にシヴァナ関係の展開は結構エグイシーンが多かったりします。
とはいえ、比較的軽く見れるヒーロー作品であることは間違いありません。
ノリは「アクアマン」に近いのでこちらが楽しめた人なら大いに楽しめる作品です。
なお、今回は吹き替え版で鑑賞しているのですが、ビリーの声がシンジ君だったので満足です。
シャザムがフィリップ君とういことで話題になっていましたけどねー
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DCコミック映画の前作、ジャスティスリーグのメンツの中でも地味なヤツ、と思いきや煌びやかな海底王国を舞台に派手な立ち回りを繰り広げる痛快アクション映画となっています。