スタントマンをしながら天文学を学んでいたエイミーは天文学の権威であるエドと恋仲に
そんなある日、出張したエドが病死したと告げられショックを受けるエイミー
しかし、死んだはずのエドからメールや手紙が届き続け、エイミーはエドの痕跡を追う。
http://gaga.ne.jp/tenmongakusha/
鑑賞日 H28.12.4
映画館 キネマ館
恋人であれば相手からの連絡は非常にうれしいもの。
中々連絡が来ないと不安と焦りが募り、切なさ炸裂状態になるのは恋故の代物。
切なさ炸裂って?
センチメンタル・グラフィティで検索だ!
しかし、死んだ人から連絡が届くと・・
怪奇現象?それともなりすまし?
本作は死んだ恋人から恋人からのメールや手紙で導かれていく女性の話。
ニュー・シネマパラダイスで一世を風靡した監督の最新作です。
けど、近年は「鑑定士と顔のない依頼人」を撮っていたのね。
色々と愕然させられた作品でした。
本作のポイントは死者からの連絡。
天文学を学びつつ、危険なスタントをおこなっていたエイミーは天文学の権威であるエドと恋仲となり、常に連絡を取り合い間柄となっていた。
そんなある日、エドは海外で講演を行うため外出、それでもエイミーとの連絡は欠かしていなかった。
ところが、エイミーが講義を受けた日、エドが数日前に病死したと知らされる。
その直前までメールが届いていたエドが死んでいたという事実にショックと同時に疑問が浮かぶエイミー。
そしてその後もエドからメールと手紙が届き、エイミーはエドが休暇の時に住んでいたサン・ジェリオ島に向かうが、そこでエドが余命僅かだった事を知る。
その後もエイミーを導くようなエドのメッセージが届き続けるが、余りにも的確な指示が続いたためエイミーは恐怖を覚え始めていた。
果たしてエドはエイミーをどう導こうとしていたのか?
なんといきなり死んでしまう主人公の彼氏(子供あり)、しかし驚愕なのは死んだにも拘わらず彼女にメールや手紙を送り届ける!
いったいどうやって?という謎解きが本作のテーマなのですが、エイミーとエド双方の家族仲もアクセントとなっています。
特にエイミーは結構重いものがあります。
見どころは後半、あるフレーズの結果。
クライマックスになるので、詳しくは説明しませんが、悩み続けたエイミーが大きく成長し、ちょとしたアクシデントに見舞われるのですが、今までにない表情を見せてくれます。
気になった点はエドが悪くなっていたにも関わらずエイミーが全く気が付いてない事。
かなーり状態は悪かったはずなのですが、エイミーの前ではバレない様にしていたというレベルじゃないような気がする。
実際結末はについては評価が二分されているようで、あれ?と思ってしまう人も多いかと。
とはいえ、「鑑定士~」を考えれば、非現実的な代物はやらないはずなので、こういった形になるのかと。
まあ、非現実ではないにせよ、恐ろしくトンデモな事をやってのけているのですが~
だったら非現実的の方がマシだった?
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監督の近年の作品。
ですが、正直オチが・・