お見合い大作戦ダークサイド ロブスター | Mの国より愛を込めて

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妻と離婚したデヴィッドは独身補正施設に入所する事に
そこでは45日以内に相手を見つけないと動物にされてしまう
パートナーとめぐり合えず焦るデヴィッドは無理をしてしまうが?









公式サイト


観賞日 H28.4.16
映画館 キネマ館


R15+対象



自殺
動物のゴア演出
(ただし描写はそれほどでもないので実質全年齢クラス)



少子高齢化が進む日本に置いて、見てみぬ振りしている現実が生涯独身率の上昇。
折角子育てに力を入れてもそもそも生まれるきっかけが無ければ増えようにも増えないというもの。
く今後は子育てよりも婚活にお金が費やされるかもしれません。

本作はそんな独身者が絶望してしまいそうな作品。
独身になると強制的に結婚施設に入所され、期日内に恋人が出来なければ動物に変えられてしまうという

まさに意味不明な作品です。
いや、もっぱら本作に意味なんて無いのかも。

本作のポイントは強制結婚の社会。
妻から離婚され、独身となってしまったデヴィッド。
そして彼は独身者が集められるホテルに収監され、そこで新しい恋人を探すことに。
しかし、期日内に恋人が出来なければ動物にさせられるルールがあり、デヴィッドの兄もホテルに収監され犬となってしまっていた。
ホテルでは独身者狩り(狩るごとに滞在日が延長)をしたり、メイドからエッチなご奉仕(ただし寸止め&オ○ニーするとペナルティ)など楽しい生活が。
とはいえ滞在期日が迫り焦りだすテヴィッド、そこで独身者狩りで名を馳せた女性と強引に気を合わせカップルとなる。
しかし、彼女に兄を蹴り殺されたデヴィッドは施設に絶望し、独身者の集落に落ち延びることに。
規則正しい生活から自由な生活を満喫するデヴィッド、しかしそこで再び恋に落ちるが集落でカップルはご法度。

果たしてデヴィッドは運命の女性と一緒に暮らすことが出来るのか?

愛さえあれば他はいらないのさ~とは流石に申しませんが、本作では恋人となるにはちょっと面倒な仕組みがありまして

二人に共通点が必要

というものがあります。

些細なもので良いのですが、改めて考えると・・
そのため、鼻血が出やすい女性と付き合うため無理やり鼻血を出そうとしたり、自己中の女性と付き合うため自己中になったりなど。
そして、それはデヴィッドが独身者の里に落ち延びた場合でも同じことをするのですが?

見所は中盤、落ち延びるデヴィッド。
兄を蹴り殺され逆上したデヴィッド、百戦錬磨の彼女相手にどうするかというと・・
そして意外な人物の行為がその後のデヴィッドの運命を大きく変えていく。
本作が180度変わるシーンとなっています。

気になった点は動物にされる設定が活きていないこと。
折角面白そうな設定なのですが、結局何気ないシーンに動物が登場するだけという本当に意味不明な事になっています。


本作は様々なルールに縛られた夫婦と自由だけれども人との繋がりを許さない独身者の違いが極端に現れている作品となっています。
どっちもどっちなのですが、ここまで極端だと選択にも困るかと。
そして、終盤とある出来事によりデヴィッドは選択に迫られることになります。
その選択が分からないまま作品は終わってしまうのですが、彼の選択を考えるのも面白かと。

私の考えだと・・・出来なかったかなぁ




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結婚を前提したお付き合いということでチョイス。
生真面目な青年と目が見えない女性がひょんなきっかけで付き合うことになる話。
終盤の展開に?な部分がありますが大目に見てあげてください。