「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」則文監督!@新文芸坐 | 夜遊びする頃を過ぎても

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映画を観たり、編みものしたり。←どちらも停滞中。。。
日々の記録帳です。←もはや日々でもなく。

鬼才 鈴木則文監督 追悼上映
~下品こそ、この世の花~
@新文芸坐


3連チャン!

「まむしの兄弟恐喝三億円」の併映で

「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」
1971/86分/東映

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飼い犬になるのは御免だね!
スケバン池玲子率いるアテネ団が、地元を仕切るヤクザ組織と戦うお話。
ラスボスは安部徹。

何度目かの鑑賞なので、今回は最近マイブームの司裕介にも注目。
どこどこ~?でたー♪的な。
司裕介は、始めのナンパのときは杉本美樹担当だがオートバイフ⚪︎⚪︎クのときは賀川雪絵にライドオン~真っ先に果てました。。。(出番終了)

池玲子、みみず芸者から2作目だけど、すっかり貫禄あるし演技も伸びやか。
勘がいいんだろうなぁ!こういうのって持って生まれたものなのだろう。
杉本美樹は、団員の一人にすぎない役回りでちょっぴり差を付けられちゃった感じ。
今観ると渡辺やよいの方がピンスポ浴びてる。

天知茂は「893愚連隊」ちっくに時代に取り残される最後の侠気担当。
チンピラ、愚連隊の話でのこういう役、多いなあ。
あのお顔の、凄みとストイックさから適任なのだろう。

政治家の名和先生とアイドル歌手のマクラ営業のスッパ抜きをやるトップ屋に山城新伍。
でも裏の見所はピチピチ渡瀬恒彦のお披露目的登場シーン!
「何や君は、日活に似てる俳優おったなぁ?」と粋な紹介のされ方です。

なんといっても、ボーイッシュな賀川雪絵がステキです。
初めて観たのが今作品でイチコロの一目惚れでした。

観た後はやっぱり主題歌を口ずさんじゃう♪

ネオン灯りで化粧して~♪


忘れてた件の追記!
この手の映画の大好物、歌謡シーンやゴーゴークラブのシーンなのだけど、今作はコレ♪
ピーター、けっこう東映づいてますね。
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***

「女番長」シリーズは、鈴木則文監督の名前をバビーンと意識したキッカケの作品でした。
その後です、あの「トラック野郎」の監督さんか!に至ったのは。
なんともオハズカシイ限り。
あと荒木一郎の魅力再発見でもありました。

「女番長ゲリラ」
あがた森魚が本人役で「赤色エレジー」歌います。
ミキティが歌う主題歌は荒木さん♪

「女番長」
荒木さんのゴキブリの一郎が名台詞連発だから。

「女番長 感化院脱走」
ミキティ&恒さんのボニー&クライド。
荒木さんの音楽が最高♪

荒木スト的には2作目「牝蜂の挑戦」も捨てがたいけど~。
不良番長辰兄いも出てますしね♪