『FACE THE TRUTH』 JOHN NORUM | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

何と、1年3か月ぶりのアルバム紹介びっくりです。しかも前回はHM/HR系のアーティストではありませんでした(THE OUTFIELDというアメリカっぽい音を出したイギリスのバンドで2016年1月紹介 http://ameblo.jp/m-katsubou/theme45-10050425804.html ) 。

 

HM/HR系となると、何と!2016年度は一枚も紹介していませんでした!ムキーNIGHTRANGERの「BIG LIFE」アルバムで2015年11月の紹介 http://ameblo.jp/m-katsubou/theme-10076180867.html ) でしたわ(笑)。

 

久しぶりのHM/HR系のアルバム紹介は、温存していた(し過ぎ?)大好きなアーティストラブの大好きなアルバム爆  笑です。

 

アーティストの名は「ジョン・ノーラム」、アルバム名は 『 FACE THE TRUTH (1992年作品、以下「本作」と記載) 』です。

 

本作はジョンの2番目のソロ作品で、最初のはかつぼうさんが本ブログを始めたばっかりの頃に紹介しています。拙い文章ですが、よかったら→のリンクからどうぞ( https://ameblo.jp/m-katsubou/entry-11219531892.html )。

 

 

本作は1992年に発表になっています。この頃はグランジ・オルタナティヴ ( ニルヴァーナ みたいな音 ) が主流になっており、HM/HRは多くのバンドが解散とか活動休止をしてしまっており言わば

 

受難の時代叫び

 

でした(大げさ?)。かつぼうさんにとって本作は、NIGHTWISHやIMPELLITTERIの名作と並んで90年代トップクラスの作品です。

 

本作はジョンがドン・ドッケン(バンド)に参加した後に発表されており、ドン・ドッケンのアルバム「UP FROM ASHES」を作ったメンバーが参加しています。ベーシストのピーター・バルテス(勿論、現ACCEPT)とドラマーのヘンポ・ヒルデンです。

 

またゲスト・ミュージシャンとして、やはりドン・ドッケン(バンド)でコンビを組んでいたタリストのビリー・ホワイトと、何と!不仲が噂されていたEUROPEのヴォーカリスト/ジョーイ・テンペストが参加しています。

 

ですが、何と言ってもこの人の参加が大きいでしょう。グレン・ヒューズです。そう、深紫の名作中の名作「BURN」でディヴィッド・カヴァーデイルさんと張り合っている人です。当時はそりゃ話題になりました。かつぼうさんがあまり好きでないHMの唯一の専門誌をこの時期買っていたのは、このアルバムの情報を得る為でした。

 

アルバムの聴きどころは、まさにジョンのギターとグレンのヴォーカルのぶつかり合い爆弾。まさに魂が籠っているジョンのギターリフやソロも最高ですが、それに真っ向から対抗しているグレンのヴォーカルも素晴らしい。素晴らしいアーティスト2人による緊張感のある作品に仕上がっています。

 

ではでは、全曲紹介です。

 

① FACE THE TRUTH

 

名作アルバムのオープニングは、タイトルチューン。イントロのギターで既に鳥肌がたってしまったのを強烈に覚えています。この曲のギターリフは、かつぼうさんが知っている曲の中でトップクラスにカッコいいです。ゲイリームーアばりのマシンガンピッキングが聴けるギターソロも素晴らしい。まさに「王道」という言葉がふさわしい、永遠の名曲です。

 

 

 

② NIGHT BUZZ

 

ミドルテンポのこの曲も、ギターリフがめっちゃカッコいいです。超名曲の次という事で埋没している気もしますが、これも素晴らしい曲です。

 

 

③ IN YOUR EYES

 

美しいアルペジオから始まる、いかにも「お涙頂戴」的ですが、それでもめっちゃ良い曲です。20代前半で純粋だったかつぼうさんを泣かせた曲です。ギターソロで、ジョン必殺の「泣き」が聴けます。ギターってこんなに「泣ける」のですね。

 

 

 

④ OPIUM TRAIL

 

アイルランドの魂・THIN LIZZYのカヴァー曲です。「OPIUM」とはアヘンの事です。ジョンは本当にフィル・リノットの歌真似が上手いです。THIN LIZZYのファンも、これがフィルが歌っているのでは無いのは、ボーっと聴いていたらわからないでしょう。

 

 

⑤ WE WILL BE STRONG

 

不仲が噂されていたEUROPEのジョーイ・テンペストが参加。アルバムでは少々浮いてしまっていますが、曲自体はめっちゃ良い曲です。ですが.....かつぼうさんは飛ばして聴いてしまう事が..........多い.........です。

 

 

⑥ GOOD MAN SHINING

 

シャッフルのリズムが心地よい、グレンのファンキーなヴォーカルも楽しめるミドルテンポのロック曲。こんなファンキーな曲でも、ジョンのギターは不必要に(笑)熱いですが。

 

 

⑦ TIME WILL FIND THE ANSWER

 

隠れた名作の、そのまた隠れた曲ですが。これは間違いなく名曲です。かつぼうさんはこの曲こそ本作のハイライトだと思っています。ジョンの奏でるへヴィーなギターリフもギターソロも良いですが、それに埋没しないグレンの歌の上手さは素晴らしい。

 

 

 

⑧ COUNTING ON YOUR LOVE

 

これも名曲ですね。イントロやギターソロ後の編拍子が面白く印象的です。

 

 

⑨ ENDICA

 

へヴィーな中にも哀愁が漂う、ジョン入魂のインストロメンタル曲(ヴォーカルが入っていない曲)。

 

 

⑩ STILL THE NIGHT

 

次の曲はボーナストラックなので、事実上アルバムのラストを飾る曲ですが...。この曲はグレンがかつて在籍していた、フェノメナというバンドのリメイク曲。この曲に関しては、ギターはソロが短くあまり出しゃばっていません。ジョンがグレンをリスペクトしているのがわかります。

 

 

で、↓がオリジナル曲。オリジナルではBメロがギターではなくキーボードです。ちょっと雰囲気が違います。オリジナル、リメイクともに良い曲です。

 

 

 

久々のアルバム紹介で、少々疲れました(笑)。

⑪ DISTANT VOICE

 

この曲はボーナストラックで、アメリカ盤には入っていません。アメリカ人がこんな作品をちゃんと聴けるのか疑問ですが(笑)、勿体ないなと思える位良い曲です。