女子ワールドカップ・カナダ大会の決勝戦 「 女子日本代表 ｖｓ 女子アメリカ代表 」 の試合は、２－５でアメリカ代表が勝利を収めました。
２－５。個人的にも試合は大差にはならないと思っていましたし、そこまでの差は無いと思いたいです。ですが正直な話、これが現時点での両国の実力差だと思います。
試合の入り方には色々ありますから、開始早々の失点はする時もありでしょう。そこは責められません。ですが連続失点
ともなると、話は変わります。しかも、同じ様な点の取られ方を、同じ選手にやられました。学習能力はあるのかと。
それを含めた序盤の４失点で、試合が決まってしまった感じでしたね
確かに序盤のなでしこのバタつきもありましたが、尻上がりに調子を上げていったアメリカ代表の強さは別次元でした。序盤になでしこにミス（３＆４失点目）が無くても、勝てていたかどうかわかりませんでした。
３位決定戦の 「 イングランド ｖｓ ドイツ 」 をダイジェストで見ましたが、３決とは思えないレベルの低い肉弾戦でした。準決勝で日本に悔しい負け方をしたイングランドは、なりふり構う事ができなかったのでしょう。ですが、それにしても「イングランド頑張れ！」と思っていた気持ちも萎える、荒っぽいフィジカルな試合でした。
決勝はこんなにはならないだろうとは思いましたが、まぁ別の意味で残念な試合でしたね。
でも、準優勝だって立派な結果
である事に変りはありません。カナダの地で咲いたなでしこの花は、４年前のドイツや２年前のロンドンで咲いたそれに比べても、負けない位の鮮やかさでしたよ。胸を張って帰ってきて下さい。なでしこリーグも見に行きます。
たかがアジア２次予選で格下にホームで引き分けるクソチームに比べれば、決勝で完敗したとは言え 「 世界大会での準優勝 」 がどれだけ偉大な結果である事か！