『 HURRICANE EYES 』 LOUDNESS | かつぼうさんのブログ

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お騒がせレッズサポーター・かつぼうさんのブログです
レッズの事はもちろん、最近ハマっている音楽や我が家の飼い猫、
大好きな歴史の事等を「軽い暴言」を含めて(笑)書いていこうと
思っています。なにとぞ生暖かい目で見て下さい。

明日、レッズサポ仲間と飲みカクテルグラスます。レッズサポでは数少ない(涙)音楽仲間が来る筈ですから、その時のネタって事で。


本ブログにLOUDNESS ( 以下、同バンドと記載 ) のファンがどの位いらっしゃるのかはわかりませんが、同バンド好きの皆さんは 「 同バンドのアルバムを一枚だけ選べプンプン 」 と言われたら、どのアルバムを選びますか?


「 DISILLUSION 」? 「 LOUDNESS 」? 「 THNDER IN THE EAST 」?


マジで悩みショック!ますよね?同バンドみたいに、良質な音をファンに届け続けてくれるバンドは多くはありません。


私・かつぼうさんももちろん悩みます。悩んで悩んで、恐らくアルバム 「 HURRICANE EYES 」(1987年作品、以下本作と記載)を選ぶでしょう。


本作発表時にかつぼうさんの周りで賛否両論だった「あの曲」が気になりますが、それを除いたとしても名曲のオンパレード。とても攻撃的でメロディアス練りに練られた曲各パートの鬼気迫る演奏能力。今のバンドがどんなに頑張っても、この頃のLOUDNESSに敵うバンドは決して多くはない爆弾だろうと断言します。


本作が発表されたのは1987年。アメリカ進出真っ最中で、本作もその意欲で燃えドンッています。間違いなく、第一期LOUDNESSの最高傑作だと思います。


自分でも意外なのですが、本ブログで同バンドを紹介するのは初めて。念の為、メンバーを記載します。カッコの中はニックネームと担当楽器と下の画像の誰か?です。


二井原実さん (ニイちゃん、ヴォーカル、左下)

高崎晃さん (タッカン、ギター、右上)

山下昌良さん (マー君、ベース、右下)

樋口宗孝さん (ひぐっつぁん、ドラム、左上)


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皆があまりに素晴らしい演奏能力を持った、一流のミュージシャン達です。このバンドを説明する際、「日本の」という形容詞は不要です。



以下、僭越ですが、全曲紹介/感想です。



① SDI ・・・ アメリカさんが1983年に発表した「戦略防衛構想、Strategic Deffence Initiative」の曲です。同バンドの曲で「この曲が一番好き」というファンもいるでしょう。歌詞は戦争を激しく批判したもので、曲はいわゆる疾走系。激しく突っ走るドラムとソロ以外でタッピングが目立ちますが、ニイちゃんのヴォーカルも結構凄いです。何気にベースがテクニカル。


https://www.youtube.com/watch?v=TZtkgKhQSTc


② THIS LONELY HEART ・・・ 疾走系の超名曲の後は、ミドルテンポのこれまた名曲。イントロ/Aメロ/Bメロ/サビの各パートが全然違ってバラバラな様で纏まっている、かなり練られたであろう曲です。個人的には、キャッチー&メロディアスなサビが好きです。ギターソロの後の展開もグッド。


③ ROCK'N ROLL GYPSY ・・・ 初めて聴いた時「え?VAN HALENのJAMP?」と思ったほど、アメリカンでキャッチーな曲。ギターソロのタッピングの嵐が聴きどころ。


④ IN MY DREAMS ・・・ ハードだけど悲し気なギターイントロで始まる、珠玉のパワーバラード。曲全体に溢れる哀愁と、段々盛り上がっていく展開がたまりません。個人的には、Aメロのギターのアルペジオが好きです。


https://www.youtube.com/watch?v=ZIwJ4dYQMIg


⑤ TAKE ME HOME ・・・ ギターリフがめっさカッコいい疾走系のロック曲。曲に疾走感を与えているのは、マー君のブンブン唸っているベース。


⑥ STRIKE OF THE SWORD ・・・ 後半一発目は、一言で言えば「洗練されたSDI」。秩序がある大暴れって感じです(笑)。同バンドの隠れた名曲ですね。ギターソロ後の展開が好きです。


⑦ ROCK THIS WAY ・・・ スローですがギターリフがヘヴィーな、これも同バンドの隠れた名曲です。ニイちゃんの魂が籠ったヴォーカルが痺れます。ギターソロも良い。


https://www.youtube.com/watch?v=62I-ucIHhoU


⑧ IN THIS WORLD BEYOND ・・・ 意味深な歌詞が良い、ミドルテンポのロック曲。ギターソロ前の展開~ギターソロあたりがたまりませんわ。


⑨ HUNGRY HUNTER ・・・ 地味なミドルテンポのロック曲ですが、高校時代(大学だったかな?)軽音楽仲間で本作では一番この曲が好きと言っていた人がいました。ニイちゃんの熱唱が素晴らしいこの曲は、サウンドがかなり重い名曲です。


⑩ SO LONELY ・・・ うーん。かつぼうさんは、「アレスの嘆き」大・大・大好きなんですよねー。だからこの曲を初めて聴いた時は、正直怒りました。今では「別の曲」と思う様にしているのですが、どうしてももね.....。「ARES' LAMENT」に比べると、当たり前ですが洗練されています。



怒涛の前半メラメラ隠れた名曲が多い後半と言ったところでしょうか。気合入った曲の連続なので、昔から体調が悪い時は聴かない様にしていました。それ考えると、個人的にはANTHEMの 「 HUNTING TIME 」 に似ています。


本作は、リリースされてすぐに日本語ヴァージョンが発表されています。かつぼうさんは、英語ヴァージョンをCDで、日本語ヴァージョンをカセットテープ(時代感じるでしょ?)で所有しています。