猫科の彼女 | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日の絵ハガキ。

 

木登り猫。

豚もおだてりゃ木にのぼるというが、実際はのぼれない。

 

犬ものぼれない。

 

しかし、猫は木登りが好きだ。

 

犬にも爪があるが、木を抱けない、

 

 

犬の前足は主に歩行するためのもので、前方と後方にしか動かない。

 

狼は集団で相手を追い詰め、体に噛み付いて弱らせてしとめる。

 

猫科の動物は獲物に抱きつき動かないようにして、頚の上から牙でセキツイを切断する。

 

ライオンがシマウマを仕留める映像を見たが、頚を噛んで息ができないようにしていた。

 

ネコ科は本能的に、獲物の急所がわかるようだ。

ネコ科は、前足を前後だけでなく、内側や外側に動かす事ができるので、獲物に抱きつく事ができる、

 

 

その能力を使って木に登るのだ。

猫は優れたハンターだ。

 

猫じゃらしで遊ばす時に、猫はいったん柱の陰に隠れる。

 

そして、こっそり忍び寄って、隙を見て猫じゃらしに飛びついてくる。

 

その瞬発力は半端ではない。

 

私の家でも、ベルという猫を買っていたが、困ったのは、仕留めたトカゲなどを寝ている私の枕元に置くことだ。

 

たぶん、褒めてもらいたいのだろう。

 

ドブネズミや雀を家に持って来るのにも弱った。

 

ネズミを抑えている。

離すとネズミは逃げる。

 

ネズミを追いかけては、また抑える。

 

ネズミはたまったものではない。

 

腹をすかせていたら、ネズミにとどめを刺して、たべるのだろうが。

 

雀を捕まえて遊んだ時は、部屋中が獣臭がして、たまらず窓をあけて雀を逃がしてやった。

 

その時のベルは、変な声でいつまでも鳴いていて、おもちゃを取られた幼児の気持ちだろう。

 

しかし、人間に飼われて一万年、未だに狩猟本能を失っていない猫は、尊敬に値する。

 

だから、私は犬派ではなく、猫派なのだ。

 

今日は午後から税理士会松戸支部の総会。

 

ガールフレンドのバンビちゃんやアラレちゃんは、支部のお偉いさんなので着飾ってくる。

 

パールの首輪や腕輪できれいになった彼女たちと会うのが楽しみなのだ。

 

そして彼女たちは、ネコ科なのだ。その証拠に、夜の山道を歩く時、彼女たちの目は妖しく光る。