今日のスケッチ。
競輪。

私はギャンブルはやらない。
パチンコもやらない。
私の知り合いで、パチンコ中毒の結果、奥さんに逃げられた人もいる。
しかし、パチンコにハマる人と競馬、競輪にハマる人とは違うタイプのように思う。
私のお客さんで、昔、パチンコ雑誌の編集長がいて、雑誌社のビルを建てさせるほど儲かった。
その人の話を聞くと、パチンコで稼ぐには技術や努力もいるようだ。
その点、サイコロ賭博や競馬などは、ギャンブルの運試し、一攫千金を狙うスリルに虜になるようだ。
競輪上人行状記という映画がある。
寺内大吉の原作、小沢昭一が競輪上人。
競輪上人は元はお寺の住職だったが、たまたま松戸競輪に誘われて、買った車券が当たったことから、競輪の魅力にはまる。
今では全国各地の競輪場をまわり、予想屋で生計をたてている。
墨染めの衣に珠数を持ち、辻説法のような口上だ。
「バカ者どもが。
いったいどういう積りで大事な金をドブに捨てるんだ。
いまお前らの失くした金があれば、かあちゃんに新しいパンティ買ってやれるんだぞ。
ろくに調べもしないで大事な金を、つまらんサイコロの目に賭けて失くすバカがあるか!
いいか、高い税金取られたうえにまだ足りなくて、100円券1枚について25円も役場に寄付している、道路作らせたり学校建てさせたりしている功労者じゃないか。
もっと大きな面をしろ!
胸を張って威張るんだ!
そうすりゃ心も落ち着いて目も見えてくるから、勝負の結果も見えてくる。」
なるほど。


