高川山と墓 | かもさんの山歩き

かもさんの山歩き

毎週末、山を歩いてスケッチしてます。
漫画も描きます。

今日は高川山。


 高川山は3年ぶり。


 山頂から富士山をスケッチ。




 今日は、初狩駅から歩いた。 



 墓地を過ぎる。 


 この墓地からは、真正面に滝子山。その横に笹子雁ヶ腹摺山を望む。




 ここに墓を造ろうと思って、電話で問い合わせをした事がある。   


しかし、墓は死んだ者のためでなく、残された者のためにある。


 遠く四国に嫁いだ娘には、墓参りには来なくていいが、最初は色々面倒な手続きがあるだろう。


 私は霊魂とか、あの世とかは信じないし、戒名とかで坊主を儲けさせることも無い。 


 そう思って墓はやめた。 


女房もいらないだろう。 


 私の骨は業者に頼んでパウダー状にして、四国の海にでもこっそり捨てればいい。 


 私は女房や娘、ガールフレンドさん達の記憶の中で生きる。 


 私が送ったラブレター代わりの山の絵ハガキを時々は見て、山道をヒョコタンヒュコタンと歩いていた私を思い出してくれたらいい。


 ここで滝子山と麓の集落をスケッチしようかと思ったが、登る前にスケッチすると、それで満足して山に登る気がしなくなる。


 スケッチは、登ってから、登ってから。 


 しかし、楽勝だと思った高川山、きつかった。

滝子山はもう無理だなとは思っているが、高川山は足慣らしだというつもりだった。 


 よし、近いうちに又、高川山に登ろう。


 近頃、歳やスケッチを理由に自分の体を甘やかしすぎた。


 山登りではなく、スケッチに来たのだからと、先週も筑波山にケーブルカーで上がった。


 来週はアラレちゃんと筑波山神社をスケッチするが、その前に女体山山頂で、早描きスケッチを組み込もう。


 もちろん歩いて登る。


歩け歩け、お前は歩け。


ケーブルカーなど、お前みたいな貧乏税理士が乗るものではない、身の程をわきまえろ!