産婦人科医・野田(板谷由夏)の言葉にウルウルしてしまいました。
「あの子の子ども」5話
前回、妊娠検査薬で陽性と出た福(桜田ひより)は、心配してくれる宝(細田佳央太)の気持ちを知りつつ、思わず逆上してしまいました

「半分こにはできない」
結局、産む側の女性の方が、たくさんの困難を背負うことになるんですよね。
福は学校を休んで、以前、アフターピルを処方してもらおうと訪れたクリニックへ1人で行きました。
妊娠していると医師から告げられ、中絶のこと等々、いろいろ説明を受ける福が
「いつから命ですか? もう命?」
と質問。
普通、こういう質問されたら、初めから命だと、中絶することに批判めいたことを言うのが、産婦人科医だと思うのですが

中絶することは、命を奪う行為だと学校の授業で説明されたと話す福に
「自分に必要のない言葉は受けとる必要はない」と言い、さらに
「あなたがどんな選択をしても、誰もあなたを責める権利はない」というのでした。
優しい

医師として淡々と語っているところが、なおさら浸みました。
福を心配して、これからのことをノートにびっしり書いて、産む場合、産まない場合をシミュレーションしてくれた宝も
優しい

どうしたって、半分こにならない現実を埋めようと、必死なんだなー。
今回は板谷由夏演じる産婦人科医にやられた~
という感じです。

もちろん、桜田ひよりと細田佳央太のピュアな演技も心を動かされました。
次回はいよいよ親に伝えるお話になりそう。
一波乱ありそうです

福のクラス担任役の橋本淳も気になってるんですが、これから二人の味方になってくれるといいな。