日本橋から歩く『大山詣り』13-2 ✿ 子易子育地蔵尊 子易比々多神社 子易バス停の不動三尊像 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

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山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

三叉路に、あら、うれしや、大山街道のステッカー!
建物の感じがお寺かな。

 

 

 


石垣沿いに進むと「子易子育地蔵尊」の門柱の向こうにお地蔵さまが見えます。

 

 

 


子育て地蔵さまのお堂には、なんと稲わらと稲穂で作られた亀!
出来栄えに魅入り、ホッとする一瞬でした。

 

 


ここは一体どこ?と振り向くと、一道山の額。地図に「地蔵院易往寺」と記されたところのようです。

 

 

 


三叉路に戻ってもう一方の道を進むと子易児童館。

 

 

 


そのそばに子易比々多神社。

伊勢原には比々多神社が三ヶ所あり。一つは先ほど参った「子易明神比々多神社」、もう一つは前回の大山詣りで最後に行った「三之宮比々多神社」(こちらに載せました。)そしてこの「子易比々多神社」です。

 

 

 


這って上るほど急だという這子坂を上ります。赤ん坊が這っていたら鷲にさらわれたという話も残っているそうな。

 

 

 


近くに柑橘類ばかりを沢山植えた畑があり、中でもこの大きなのは何?

手入れをしている人に訊ねると、「鬼柚子」ですって。

 

 

 


坂の途中にお地蔵さまと「水神」と彫られた石碑。どなたかがお掃除とお供えをしてくださっているのですね。

 

 

 


水仙がもう満開。(12月16日)

 

 

 


シロバナコバノタツナミソウかな?

 

 

 


和菓子のような白椿。この一画はもう春を迎えたようでした。

 

 

 


小高い丘に不動明王らしき石像が見えます。
畠堀操八氏も私も、大山は富士山と緊密な仲で修験の山の認識が高いです。大日如来の化身ともいわれる不動明王は修験宗でも深く信仰されているので、不動明王像には敏感なところがあります。地図に載っていなくても素通りはできません。

 

 

 


不動明王と矜羯羅童子(こんがらどうじ 左)と制多迦童子(せいたかどうじ 右)を従えた不動三尊像! この出会いはちょっとした感動もんでした。

 

 

 

丘を下りると、そこは子易バス停でした。