日本橋から歩く『大山詣り』の13回目は12月16日(土)。
伊勢原駅8時30分集合。
伊勢原駅前の昭和初期に建てられた青銅製の鳥居。
「一の鳥居と間違えられやすいけれど、一の鳥居は藤沢にあります」と畠堀操八氏の説明。
前回(12月2日)は伊勢原駅から歩きました。こちらです。
丹沢の山々をご自分の庭のように歩いていらした畠堀操八氏から資料をいただき、説明を聴きます。12月も中旬だというのに暖かい。
今回も『ホントに歩く 大山街道』(著者 中平龍二郎 発行所 株式会社 風人社 2007年7月25日 初版第1刷発行)の地図を参考にして歩きます。
比々多神社(子易明神)をお参りします。
前回は大山街道としては最後の訪問地。こちらに載せました。
創建は天平年間(729~749年)。相模国の守護であった染谷太郎時忠が国の安土と子宝を願って勧請したことに始まるそうです。
朱赤の柵でガードされている拝殿の柱は真ん中あたりが抉られて細くなっています。かつて参詣者が子宝安産を願い、削りとって持ち帰ったためです。
左の柱が男子、右が女子の出産祈願だそうです。
今の柱は三代目とか。今は削りとるのは禁止されています。
梛木(ナギ)の大木は緑の実をいっぱい蓄え、足元には沢山の熟した濃い青紫の実が敷き詰められていました。
比々多神社の裏手を右折して(大山街道から離れて)、坂道を登っていくと宗源寺の地蔵堂。
宗源寺の庭に。
本尊の阿弥陀如来坐像が安置されている本堂や阿弥陀堂があります。
比々多神社(子易明神)は標高100m。そこからも大分登ってきています。
まだ黄葉(紅葉)の残る景色が美しい。(12月16日)