日本橋から歩く『大山詣り』13-3 ✿ 諏訪神社の御神木 三の鳥居 廃寺になった慈雲山観音寺 | 一人、"地下鉄の地上を歩く会"

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山や街を歩いて見聞したことや身の回りのことなどをお話しします。

次第に道に傾斜がついてきたかななどと思っていると、左側に諏訪神社。

 

 

 

 

御神木は樫の木でしょうか、その迫力に思わず一周!
10時30分、青空も広がってきて本堂前で服の調節をさせてもらいました。

 

 

 


三の鳥居。江戸の火消し「せ」組が建立したもので、「せ組の鳥居」とも呼ばれているそうです。

 

 

 


鈴川に架かる新玉橋(あらたまばし)を渡ります。

 

 

 


「大山駅」バス停に着きました。

 

 

 


畠堀操八氏に案内されて、「大山駅」バス停の駐車場の奥の道に進みます。

 

 

 


その先の石段には石碑がたくさん並んでいるのが見えます。

 

 

 


慈雲山観音寺跡という表示と「観音のいらか見やりつ花の雲」と芭蕉の句が掲げられています。

 

 

 


中には観音様2体が安置されていました。

左の石碑は芭蕉の句が刻まれているようです。




畠堀操八氏が配ってくださった「江戸時代の大山想像図」(『相模大山 大山今昔史跡巡り』宮崎武雄著)には観音寺が載っています。
明治初年の「神仏分離令」をはじめとする廃仏毀釈の動きで観音寺は廃寺となり、墓地だけが今も残っていました。
仏教式の戒名が刻まれた墓石に代わって、神道式の「命」などがつく名前が刻まれた墓石が混在していました。

 

 

 


「大山駅」バス停に戻って、再び大山を目指して歩きます。