歴史上の国家規模の危機において、あるいは個人的な問題においても同様ですが、間一髪で助かった、最悪の事態が避けられた、実はあの時は本当に危なかったが奇跡的に免れた、といった報道や経験を耳にしたり、実際に目の当たりにされたことがおありかと思います。
経済優先の社会、科学技術の発達、霊性の未熟などによって私たちは幾度も取り返しのつかない過ちを犯しかけています。それでも不思議と無事に暮らせているのは多くの善霊のお陰といっても過言ではないと思います。
気付いていても気づいていなくても善霊は力の限り、法則の範囲内で私たちを援助してくれています。それは純粋な愛にほかなりません。
寝る前の5分でも構いませんので日常の思考を脇に置いて、静寂の中で瞑想し、天上界に思いを馳せてください。そして常に善霊からの導きを得られる状態にしておきましょう。
霊の世界へ来た者がなぜ地上へ舞い戻って来るかご存知ですか。 大多数の人間にとって死は有難いことであり、自由になることであり、牢からの解放であるのに、なぜ戻って来るのでしょうか。
霊の世界の恩寵に存分に浸っておればよいはずです。地上の住民を脅かす老いと病いと数々の煩悩に別れを告げたのです。なのに、地上との間に横たわる測り知れない困難を克服してまで自ら志願して帰って来るのは、あなた方への愛があるからです。
彼らは愛の赴くところへ赴くのです。 愛のあるところに存在するのです。 愛あればこそ役に立ちたいと思うのです。霊界において如何なる敵対行為が私たちへ向けられても、妨げんとする邪霊集団の勢力がいかに強力であろうと、それが最後には効を奏することができないのは、そうした愛に燃えた霊たちの働きがあればこそです。
シルバーバーチの霊訓(1)より
