母がクモ膜下出血になりまして。その23


2012年7月1日


昨日は大雨と頭痛で行くことが出来なかった。

今日も時間が無いのでさっと書く。


入院はあと1ヶ月ほどを見ている。

認知・言語療法に関しては、先週より今週と
一週間単位で改善はしているそうだ。

明日から転科。
階は10階で部屋番号は65A。
(うまく聞き取れなかった)
1065という病室番号の入って左奥だそうだ。

体温は安定しない。
朝37度
昼36.1度
夜37度

リハビリ病棟に移れば、兄と1日交代で
見舞いに行くようにするかもしれないと話している。
明日母にも話してみることにする。

母がクモ膜下出血になりまして。その22


2012年6月29日


今日はバスケのシルバーチームの方がお見舞いに来られたようだ。
いつもいろんな人がお越し下さり、感謝しています。


* * *
今日、3回目のCTをとった。
副治医は何も言わず帰ろうとしたので、
呼び止めていろいろ聞いてみた。

結果からいうと、良好。


頭の水(腫れ)は完全には問題なく引いている。
キレイに無くなったわけではないが、何かしなければならないというほどでもない。
この腫れに関しては日薬で治していくしかない。

今回の結果から、もう自宅復帰はできるとの事。
つまり、退院して家かもしくは通院でのリハビリを行うことも可能。
しかし、職場復帰はまだ難しいとの事。
計算、認知(記憶)、作業や言語面でまだリハビリが必要だそうだ。
例えば認知でいうと、今の首相の名前がいえなかったそうだ。
それ以外は問題なかったようだ。
言語は簡単な問題(本人が何をしたか忘れた)で60点満点のチェックがあったそうだ。
大体55点以上で合格なところ、54点で1点足りなかったといっている。
しかし本人がチェック内容を忘れているので、何がどう足りなかったのかは不明。


移動や運動など、理学的な側面では特に問題がない。

頭の腫れは、激しい運動をしてはいけないという運動制限はなく、
特に運動をしたからどうにかなる、という事でもないそうだ。

* * *
熱は相変わらずの37度前後をうろうろしている。
しかし、オープンスペースの給茶器まで自分で歩いてお茶を汲みに行くことぐらいは出来る。

たまに立ち上がって歩くと「めまい」のような感覚になるので、
その時は自分で立ち止まり、収まるのを待つこともできる。
めまいは1分も続いていない。

リハビリを通院ではなく、入院でしたいとの本人希望があったので
7月2日(月)に転科が決まった。
移動先は10階東棟。



母の職場だった(笑)


母がクモ膜下出血になりまして。その21


2012年6月28日

今日は母の妹にあたる、Y姉ちゃんがお見舞いに来てくれた。
母も元気そうで楽しそうな表情だった。
たくさん果物や食べ物を持ってきてもらい、申し訳ない気持ちと
心配してくれているんだなぁという思いでいっぱいだった。

妹は昼に面会して帰ったそうだ。


母はこのところ容態も良く、座っていられる時間も長くなってきている。
剃った髪の毛も1.5cmぐらい伸びただろうか。
白髪なことを気にしていたが。

熱は今日は36.8~36.9度。
若干下がった。
37度を下回ったことは大きいことだと思う。
これに気を良くして、どんどん回復に励んで欲しいと思う。

食欲は動いていないので旺盛、とは言わないが
出されたものは残さず食べ、食後にバナナなどを食べる程度には旺盛。

しかし、今日体重を量ったところ、ほぼ前回と変わらない42Kgだった。
前回は41Kg台だったが、今回は食後に計ったので誤差の範囲だと思う。
たぶん、予測するに筋力が衰えて体重がどんどん軽くなっているのでは?と思う。
これは、老人での話しだが、入院患者が1日中ベッドの上に寝ていると
1日3%筋力が衰えていくそうだ。

そう考えると筋力が脂肪になり、体重が軽くなったとすると、納得がいく部分もある。

歯磨きを立って行うことはしんどいみたいだが、椅子に座って問題なくこなせている。
帰りもエレベーターホールまで見送りに来てくれていた。


母がクモ膜下出血になりまして。その20


2012年6月27日

今日は昼に兄、夕方に妹、夜に自分がお見舞いに行った。
微熱は相変わらずの37.1度。
しかし、H兄ちゃんの言っていた、
バルーンによる微熱の話をすると、本人も納得していた。
これでしばらくは微熱が続くかもしれないという事を
納得してもらえたらいいと思った。

歩くのはまだまだ身体的に疲れる様子。
一応病室のある6階はエレベーター前のオープンスペースまで
出歩けるようになったそうだ。

受け答え、応答はしっかりしている。

途中で副主任の医師が回診にやってきた。
曰く。
・頭の腫れは前回金曜日~日曜日に行った点滴でおさまっているとの事。
・このまま順調にいけば、もうあと数週で自宅に帰る事ができるとの事。
・本人が元気なので特に問題が無いこと。

しかし、母親的には家に戻るとリハビリをちゃんと一人ではできないのではいか、
という不安から、入院して、入院内でリハビリを受けたい様子。
病院では、自宅に宿題として持ち帰るリハビリもあるそうなのだが、
それでも母は忘れてしまうかもしれないと危惧しているので、
入院は延びそうである。  ・・・やれやれだ。

朝ごはんの量が少ないと感じるようになり、
もっていったバナナなどで補っているようす。
お腹が減り、食欲があるということは健康のしるしなので
朝食に何かプラスで口に出来るようなものを持っていきたい。
ちなみに、飲み物は充実していて、主に兄が持ってきている。
コーヒー、紅茶、お茶・・・お水・・・(は病院でもらえる・・・)

参考までに今までに持っていったものは、
・甘い煮豆
・無塩アーモンド、無塩クルミ
・バナナ
・豆大福


大分、病状が落着いてきたので
あとは作業療法と、体力の回復を待つのみである。
ここからは劇的に何かが出来るようになった、
何かが変化した、などは少ないかもしれないが、
母が自宅に戻るかするまで、見守りたい。


母がクモ膜下出血になりまして。その19


2012年6月26日

コメント返し
H兄ちゃんへ
そっか、軽い感染症による発熱は十分にありえるかも!
意味不明な言葉は最近は全く見られなくなりました!!
誰が来た、とか、これ覚えておいてね、ということもちゃんと覚えてるみたいだから、日常生活には困らなさそう、今のところだけど!



* * *
今日は母が看護学校に通っていた時の友人が、お見舞に来てくれたそうだ。
コメント返しにもかいたが、母の意識混濁は最近では全くみられない。
作業療法士の名前が覚えられない、ぐらいである。

熱は相変わらずの37.1度。
本人はこの微熱を気にしているようなので、H兄ちゃんが言っていたことを教えてあげようと思う。
それで不安は少し軽減されそうだ。

ロキソニン(鎮痛剤)の効きがよく、頭痛はほぼ感じられない。
腰痛もバルーンが抜けて動けるようになったので、マシになっているようだ。

昨日は作業療法を行ったそうだが、積み木を並べかえるようなものだったらしい。
9回行ったうち、1回間違ったそうだ。
しかし作業療法士も、これからどうしていくかを、考えていく段階だそうだ。

動作は、疲れると言うが、しっかりしていて、
自分が換えるとき、エレベーターホールまで見送ってくれた。

母がクモ膜下出血になりまして。その18


2012年5月25日

今日は驚くべき進歩があった。

母に会いに行くと、いつもよりベッド周りがスッキリしている。

バルーン(ベッドで排尿できるように管を通す)が取れていたのだ。
しかも点滴も取れており、これで自由に動くことができるようになっていた。

トイレは自力で病室前のトイレに行くことができる。


さらに、お風呂に入ったそうだ。
頭も洗ったらしく、頭の傷口につけていたガーゼも取れていた。


今日は理学療法の先生からの訓練もあり、
病棟を出て、4階にある売店に行き、次に隣の棟までいってから自室に戻るという
プチ散歩をしてきたそうだ。

とくによろめくことも無く歩けたそうで、
理学療法の先生も「歩行は問題ないだろうね」と言っていたそうだ。

今日は、昨日から言うと、バスケの知人、職場のヘルパーの方が来てくださったそうだ。

まだ入院して日も浅いからか、たくさんの人が見舞いに来てくださる。
感謝しております。


熱は今日は37.1度。だったと思う。
常にこの当たりの熱をうろうろしているようだ。

頭痛はすくなめ、腰痛もロキソニン(鎮痛剤)のおかげで
痛みは少ないそうだ。

母がクモ膜下出血になりまして。その17



2012年6月24日

今日は母に面会人が来る。
しかし、いつもかぶっている帽子は自分が洗濯の為に持って帰った。

つまり。。。
面会人がくるまでに帽子を私に行かなければならない。
ということで、午後の面会時間すぐに病院へ。

母は日中あまり寝ている感じではない。
いついっても起きているイメージである。

* * *
今日は会津屋のたこ焼きをもっていった。
本人は太ることを懸念していたが、今は脂肪でもいいから
もう少し太ったほうがいいような気がする。
のちのち動けるようになったときにしんどいかもしれないが・・・。

* * *
今日の熱を聞いたところ、
36.9度。ここ最近の熱ぐらいにもどった。
頭痛はお薬(ロキソニン)をずっと処方してもらっているので
マシになっている。
薬が切れたときはどうなるかまだ分からない。

* * *
血尿は本当に赤い。
真っ赤すぎるので写真をとってみたが、
一応食事中の方もいるかもしれないので
ここにはアップロードは控えておく。

看護師さんもちょっと濃いと言っていた。
血はどうしてもバルーンをしているとなるそうだが
尿中に見える浮遊物も同じ管をずっとつけていると
出てくるものだそうだ。

母はずっと「何日か後にはバルーンがとれる」と言っているが
未だに取れない。
来週からは取れる、とまた言っているので話半分に聞いておく。

* * *
体はダルそうにしている。
座っているとすぐ腰が痛くなる。
食事の時間のみベッドから降りて椅子に座っているが、
食事の時間が終わるか終わらないかぐらいにギブアップしてベッドに戻る。
腰が痛いそうだ。

それでもロキソニン(鎮痛剤)を服用しているのでマシなはずなのだが・・・。

* * *
今日は、本当はまだトイレに行くときには車椅子に乗せてもらい
運んでもらうのだが、
勝手に自分がいるので歩いていく。といって
点滴棒を引きながら歩いて病室向かいのトイレへ行った。

歩いている感じは案外しっかり歩いていて、
よろめく様子もなかった。

しかし、トイレが終わりベッドまで戻ると
とても疲れたようにベッドへ横たわった。
まだまだ体力が回復していないのだと思った。


* * *
何でまた今年に・・・と思わざるを得ないのが
運転免許の更新。
そう、母は今年運転免許の更新年なのだ。
しかも誕生日が7月18日と割と近い。

一応警察署に確認したところ、誕生日から半年までは
免許更新所で更新できるそうだ。
再発行になるので、ゴールドなどは取り消されるそうだが・・・。

この話は明日母にしなければならない。

母がクモ膜下出血になりまして。その16


2012年6月23日

今日は土日だが、晩のみ面会することとした。
母の好きなあずきのアイスをもって。

そうそう、お見舞いに来られる方がどれぐらいこのブログを
閲覧して下さっているかわからないけど、
できればお見舞いの品は、牛乳を使用していないものにしていただけると
本人も食べられるので嬉しい。
母は乳製品は口にできない。
もう一ついうと、お菓子より少量でも果物のほうが食べやすいようだ。
和菓子、洋菓子は余ることが多いので
例えば和菓子なら大福1つだけ、といったぐらいで十分。
むしろ、気を母が使うのでお持たせやお見舞金はナシでお願いしたい。。。


話をもどすと。

会いに行くと母は眉根を寄せており、どうしたのかと聞くと、
「微熱がある」という。いくら熱があるのかと聞くと、

37.5度。

このところずっと37度をウロウロしているが、5分まであがったことは無かったという。

脳内が腫れてるから熱もあがるのかもよ、と言っておいた。
血尿はとまっていたが、タンパクのような浮遊物がある。


今日は母の妹である、E姉ちゃんと親戚の方が来られていたそうだ。


体重。

体重が入院してから5キログラムは減っているそうだ。
現在の体重は41キログラム。
30キロ台になると生体的に低い部類になるのでなるべく太らせないと。

そのため、アーモンドとくるみを用意。
塩がついてたり、砂糖がついてたりすると嫌がって食が進まないので
素焼きのものを見つけ、母に渡した。
あとはバナナを継続的に食べるようにしている。


母の職場の人も来てくれているようだ。

母は脳内の腫れが落着いたら転科するそうだ。
10階は自分の職場だったこともあり、嫌がっているので
同じ棟でいうと、皮膚科が濃厚そうだ。

また転科したらこのブログに載せるようにしないと。

母がクモ膜下出血になりまして。その15


2012年6月22日


今日は2回目のCTの日。

今日はたくさん報告することがありそうだ。


まずCTの結果から。
やはり、少しだけ脳が腫れているそうだ。
そのため、3日間、脳内の腫れを押さえる点滴をうけることとなる。
その後、またCTで結果をみるそうだ。

* * *
理学療法士による診断。
理学療法、とりわけ歩行、運動に関しては神経に異常はみられないそうだ。
今もリハビリとしてリハビリ用の柵の周りを2週まわる、などしているようだ。

* * *
作業療法士による診断。
作業療法士によると、考えることに少し時間がかかっているとのこと。
母曰く、「覚える気がないから覚えられない」という。
しかし、作業療法士にとっては「覚える気がない」も「覚えられない」も同じだという事を言い、
「覚える気がない」様でも、「覚えられない」とみなされると、社会復帰が出来なくなるよ、と
言っておいた。
最低限、「覚えている」と見てもらえるまでは、覚えるようにと。

・・・確かに術後から、発言するまでの考える時間は長いように思う。
 最近はマシになったものの、たまに長く感じるときがある。

* * *
尿。
血尿がでている。
しかし主治医に言わせると、バルーンというベッド上でも排尿できる管を
長期にわたり通していると、血尿は出るそうなので気にしなくて良いそうだ。

また、これは昨日言われていた事だが、排尿の量が多い。
昨日は1日に4リットルもの排尿量があった。
そのため、たくさん飲めるだけ水分を取るように言われている。

* * *
腰。
昔妹を妊娠している間に、母は尾てい骨を骨折している。
今ベッドでずっと長時間寝ていると、その尾てい骨から腰にかけてが痛いそうだ。
ロキソニン(痛み止め)を処方してもらっているが、少しマシという程度である。


* * *
お尻。
お尻が痛い。
母は手術した位置が、お尻の神経のそばだから痛くなるといっている。

* * *
母が通っているバスケの知り合いの人が面会に来たそうだ。
豪華なダンボール詰めされたさくらんぼを頂いた。



母がクモ膜下出血になりまして。その14


2012年6月21日

* * *
コメント返し。
マリリンさん。
コメントありがとう!
忙しい中、この前は会いにきてくれてありがとう御座います。
次は夏休みとのこと。決して無理はなさらずにしてください。
自分もマリリンさんに会うのはとても楽しいので、
またお会いしたらおしゃべりしたりしたいです!


* * *


もうずっと、母は微熱が続いている。
2日前は37.3度
1日前は37.4度
今日は37.1度

まだ手術の傷もあるだろうから、なぜ・どうして熱があるのかは不明である。

3日ぐらい前に頭部の包帯を外し、テープも外したそうだ。
その時には、一番頭のてっぺんに近い部位の傷口(手術によるもの)が
まだ完全に閉じていないそうだ。

それが今はベッドの上ならある程度人並みお生活をおくることができる。
昔のキビキビとした感じも取り戻しつつある。

ただ、ずっと寝ているからか、
腰が痛いと訴えている。
直接腰に体重がかかるような体勢なので、無理もないかもしれない。
さらに母は昔に尾てい骨を骨折しているので、以来腰痛を患っている。
今はまだタオルを腰に敷く程度で事足りるそうなので、
大きなクッションなどはいらないが、楽な姿勢になれるように
家にあるクッションは一応持って行こうと思う。

バスケの方もちょっと前にいらしていたらしい。
しかし、55歳になっても
みんなが会いに着てくれていて、母は幸せ者だなと思った。