質問カードが届きました | 予備校講師・みはらっち0-0^のオフィシャルなブログ

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質問が届きました。

長崎のS郷くんからのもの…元気に顔晴ってる?


へぇーYouTubeなんかに解説があるんだ…

便利な世の中だなぁ。


ケイタレ(猫)ロスでへこたれてるとケイタソおばあちゃんに叱られるかな…


そんなロスを紛らわすには質問に答えてブログ書いてた方が良いんだよね。


さ、2017年第1回試行調査の問題ね。

コレね。

①〜④はヨーロッパ、アジア、オセアニア、アフリカのどれかってヤツね。


まず、北・中央アメリカの位置がヒントのひとつになるかもね。南アメリカより1haあたりの肥料の量が少ないって??


さ、解こうかね。まず④は肥料の消費量が少ないので、お金がなくて肥料を買えないか?肥沃な土がたくさんあるか?工夫(豚ちゃん等にうんこさしてたり、豆科の植物を併用して植えたり)しているんだろうね。肥沃な土壌がたくさんあれば農地の割合も多いハズだけど、大した事ないので④アフリカ。砂漠化も進行してるからね。

次に1haあたりにめっちゃ肥料使ってるのはどこの国々?みはらっちり0-0^では肥料の使う量は農薬を使う量に似ているって教えてんで。

それって中国🇨🇳や韓国🇰🇷や日本🇯🇵はめっちゃ多いんや。だから東アジアが①。集約的な農業をやってるから、狭い土地でも農家は多いので、あれこれ手間ひまかけるよ。

でも稲は連作障害がないので裏作で麦系を植えたりする二毛作や暑く多雨なエリアでは二期作で豆科を同時に育てたりすることも少なく、肥料が必要になってるね。農薬の使用量もこの3ケ国は多いワケさ。だからこの問題で問われているアジアだけなんで、正解は①でOK !!  

さ、次にキミが疑問であった②と③の違い。

どっちも1haあたりの肥料の消費量は同じぐらいだね。大人な国なんだね。きっと。肥料とかに頼らなくって、工夫してんだよ(努力は工夫)、つまり混合農業で豚などの家畜を飼ってウンコさせて肥料にし、豆科の作物をエサにも使うようにして、地力の低下を防ぐ etc.  

じゃ、その先は?

③がオセアニア。②がヨーロッパ。

あれ?YouTube解説ちゃうやん?大丈夫か?S郷くんどんな解説を見たんだろ?!



ま、0-0^的に解説するとヨーロッパにロシアが含まれるか含まれないかが記載されてないから曖昧でヨーロッパは選べないハズ。じゃ問題としてダメじゃん!!って思っても、この作問者からすると設問は②や③を聞いてないからヨシ!とする…って絶対に言うハズだよ。


じゃ、みはらっちり0-0^でどうやって解くのかは?

まず、ゴロのプリントに『あら?牧草地がもう青になったとか…まぁいい』って牧草地の割合が半分近く占める国を説明してる(今回は説明は省略)。


その中でオーストラリアやNZは牧草地割合が半分ぐらい… そしてもうひとつ、『農地=牧草地+耕地』の式の説明はやったんだぜ。この農地の割合が高いと森林の割合はそこまで高いとは言えないのもわかるよね。


『国土面積=耕地+牧草地+森林+その他』

『農地=牧草地+耕地』


するとオセアニアは③の方だね。ヨーロッパにロシアが含まれるって書いてあれば、ロシアの森林率は50%なんで農地割合が小さくなるハズ。よって②


ほらロシア含まれるヨーロッパはコレだよ

国土に占める農地の割合は19.8%

ちなみにオセアニアは43.8% (世界国勢図会から)


わかってくれたかな?





ケイたーん!!会いたいよ。さみしいよ。

まだまだ立ち直れない0-0^

そりゃ21年も一緒だった家族だから。