考えてみましょ。
まず、昔（戦時中）からたくさん日本に来ているのは韓国・朝鮮の人々。これは日本が植民支配して強制的に連れて来たんでしょ。
それが1990年頃を境に減少してるのは…？
1990年頃は日本では入国管理法改正ってのがあって、いろいろ変わり、韓国・朝鮮の人々が帰化しやすくなって減少して見えるだけね。よって②
その韓国・朝鮮を一気に抜いてTopなのは中国で①。次、入国管理法改正では、日系移民3世までとその配偶者が日本に来て単純労働で従事してよくなったんだよね。
そう、その単純労働が自動車組み立て工場の仕事で、東海地方や関東内陸に多いんだ。
だからそこから伸びているのはブラジル人→④
他に日系移民が多かったのはペルー人だけど人口2億のブラジルよりは人数は比率を考えても少ないでしょ→⑥
でもブラジルとペルーは2008年秋からのリーマンショックで2009年以降はダウンしてるんだよね。
本国に帰る人も多くなってきたんだ。
まあ、どの外国人も影響は受けてるけどね。
これに対して近年伸びてるのはフィリピン人とベトナム人なんだよ。
それは日本がEPA（経済連携協定）をこの2国と結んで人的交流も盛んになって、フィリピンから医療や介護の分野でも急激に仕事が増えて伸びた③がフィリピン人。フィリピンとのEPAは2006年から進み2008年発効なのでその辺りから伸び率はさらにアップして今はブラジル人より多いよ。
フィリピン人は元は女性の方が日本に多く来ているのはダンサーなどの芸能活動や飲食店での従業が多かったんだけど、現在は男女両方とも新しい医療の現場にも多くなってるんだ。
同じ様に伸びてるのがベトナム。この国ともEPAを結んでるよ。ベトナム人は2012年末の5.2万人から2016年末までには20万人と増えて、4年間で4倍になってるよ。
現在、登録外国人は250万近く居て、
中国29.2% 韓国朝鮮19.0% フィリピン10.2% ベトナム8.4% ブラジル7.6% ネパール2.8%となってるんだよ。
ちなみに、日本が最初にEPA（経済連携協定）を結んだのはシンガポール。最初はFTA（自由貿易協定）だったんだけどね。どっちにしてもシンガポールは農業がほとんどないから日本が悪影響を受ける心配がなかったからだよ。
EPAとFTAの違いなんてはセンター地理では要らないから…まあ、でも簡単に言えば前者のEPAが後者に人為的なものや著作権などを含めたものと考えて。その他日本と結んでる国なんて覚える必要は無いけど、メキシコやマレーシア、チリ、ASEAN全体、インドネシア、スイスとかも結んでるよ。で今、TPP（環太平洋経済連携協定）を進めてるんじゃん。USAは参加しないけど。
キミらの近くのコンビニとか飲食店では何人が働いている？