パーソナルカラーリスト の 佐野 みおな です

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パーソナルカラー診断は、色々な先生が色々な方法で分類されていますが、私は昔ながらの4シーズンタイプ で行っています。
4シーズンにこだわっているというわけでもないのですが、比較的わかりやすいのと、一般的に浸透しているので、いまのところこの方法です。
ただ、どこかのシーズンど真ん中!というほどはまる方と、そうでない方、いらっしゃいます。世の中に色々なタイプの方がいる中、あえて4タイプに分類しているのですから、シーズンをまたいでいる方が存在するほうが自然・・・。
最終的なシーズンを診断させていただいた上で、お似合いになる色の傾向を、色の三属性 を切り口に、なるべくわかりやすい言葉でお伝えしようと頑張ってます。
ちなみに「三属性」ってなんでしょう?
・色相=色あい → 赤、青、緑などの分け方のこと
・明度=明るさ → 白に近いと明度が高い
・彩度=鮮やかさ
色彩の基本のお話でした~
さてさて、矛盾するようですが、今日は、花の写真を使ってあえてシーズンのイメージ説明をしてみたいと思います^^ それぞれのタイプの色たちがもつ、(あくまでも)典型的なイメージの説明、と思ってくださいね。アレンジも含めてご覧ください。

赤紫の大輪のバラの後ろに、ラピスラズリのような美しい壁。確かトルコ大使館の展示だったかと思います。
花器も、シャンデリアのように上からつるされていて、ガラスの小さな器に一輪挿し。とても目を引くアレンジ。
エスニックな要素はあるのですが、4シーズンに当てはめるなら「ウインター」。鮮やかで青みがかった色のこの配色、大胆でしかも高貴な雰囲気です。ウインターのカラーパレットの中にも、高貴な色、大人っぽい色がたくさんあります。
お次はこちら。

ちょっとくすんだ建物のまわりの、淡いピンクや紫、白の花たち。最初の1枚と比べると、優しさやかわいらしさがが感じられると思います。
4シーズンに当てはめるなら「サマー」。花に青みがかった色相が多く、青みという意味ではウインターと共通点があるのですが、全体的に「明度」の高い展示になっています。明度が高いと、白っぽい感じになります。ロマンティックな雰囲気ですよね。
サマーのカラーパレットは明度の高い色が中心です。グレーの混ざった濁りのある色が多いのも特徴ですよ。
お次。

大きめのオレンジやイエローの花がありますが、全体的にナチュラルな雰囲気でまとめられた展示。ブラウンのテーブルがアクセントになっているかしら。
4シーズンに当てはめるなら「オータム」。(「スプリング」でもいいですけど、ちょっとナチュラル感が強いかも)
上2枚の青みがかった色相に対して、こちらは全体的に黄みがかった色が使われています。なんとなく温かみ、ナチュラル感を感じますよね。こっくりした深みのある色もたくさんある、オータムのパレットです。
最後はこちら。

鮮やかな赤の、これはアネモネかな?特別黄みに寄った赤でもないのですが、このフレッシュな感じ、背景のオレンジや赤の花たちが、「スプリング」を連想させます。
スプリングも、黄みがかった色のグループですが、濁った色はほとんどなく、鮮やかです。一部、明度の高い色も入っていますが、メインの色は結構ハデ・・・ でも、可愛くて元気な色がたくさんありますよ!
今日ご紹介したのは、いわゆるステレオタイプなものにはなりますが、各シーズンが持つイメージを頭に入れておくと、診断後にもそのイメージが頭の中に定着していくように思います。
バラの季節から、アジサイの季節に向かっていますね。
あ、そうそう、アジサイを見かけたら、サマーの方は「私の色」と思ってくださいね


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