皆様こんにちは、もちづき内科クリニック(腸美活通信)編集部です。
年末になり、ぐっと気温が下がる日も増えてきました。そして、インフルエンザが流行る時期になりましたね。。
インフルエンザは冬になると必ず話題に上がるほど、身近な病気になっています。
街中でもマスクをつけてる方も多く見られます。
インフルエンザは冬に流行ることが多いのですが、今年は夏にも流行りました。
しかし、インフルエンザは冬の方が多く蔓延し、重症化しやすいといわれています。
皆様ご存知インフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症です。
インフルエンザは乾燥した空気の方が蔓延しやすいと言われており、湿度の高い夏よりも乾燥した冬に罹患が多いと言われています。インフルエンザは、予防が肝心!インフルエンザについて正しい知識を持って予防したいと思います。
さて、まずは基本からおさらいしましょう。
そもそも、ウイルスとは何でしょうか。
ウイルスとは、およそ細菌の50分の1ほどの大きさでとても小さく、細胞を持たない微生物です。
しかし、ウイルスも細胞がないと増殖できないので、他の生物の細胞に入り込んで増殖します。
人間の身体にウイルスが入りこむと、細胞の中に侵入して自分のコピーを作らせ、そのコピーが細胞を飛び出し、
また他の細胞に入り込む、といった具合に増殖していきます。
細菌とは機構が違うために、細菌の対抗策である抗生物質などは使えません。
そのため、インフルエンザに対しては、数少ない抗ウイルス薬(ウイルスに直接働くものと免疫に作用するものがある)や、
予防として、不活化させて免疫を作るための成分だけを抽出したワクチンを使用します。
それでは予防法を見ていきましょう。
食中毒予防もそうですが、ウイルスもまず自分の身体に入れないようにすることが大切です。
・普段から栄養と睡眠をしっかりとり、体調を崩さないようにする
栄養と睡眠をしっかりとることで、病気に抵抗するための免疫力を上げましょう。
免疫力は、腸内環境が大部分を担っていますので、腸内環境を整えてあげることも大切です。
腸内環境の改善に関しては過去記事でもご紹介しておりますので、よろしければ覗いてみてくださいね。
教えて香織先生 腸内環境を整えて風邪に負けない免疫力を!|腸美活通信
・予防接種を受けましょう!
予防接種は、インフルエンザに罹ることを予防するものでは無く、罹ったとき重症化することを防ぐ役割があります。
ワクチン接種してから効果がでるまで約2週間ほどかかるため大流行になる前の12月中旬までには接種したっほうが良いと思います。まだ、接種していない方はもちづき内科クリニックまでお問い合わせください。
また、発症直後では、正確な検査結果が得られないこともあるので、ベストはインフルエンザの症状が現れて6~12時間後に検査をすることが良いようです。
・外から帰ってきたら手洗いうがいを徹底しましょう!
外出先ではどこでインフルエンザに感染するかわかりません。
ウイルスは感染した人の咳の飛沫から付着したり、感染した人が触ったものなどに間接的に触れてしまうことで
簡単に付着してしまいます。帰宅後は真っ先に手洗いをしましょう。
丁寧に、そしてこまめに洗うことも大切です。手指をアルコール除菌するのも効果的ですが、やりすぎには注意してください。
・マスクをする
感染者が咳やくしゃみからウイルスを蔓延させないようにマスクを着用するのは重要ですが、
近年の研究では、湿気で感染を抑制するとして予防でマスクをするのはあまり効果がないのでは、と言われています。
マスクをしていることで、ウイルスが付着した手で、鼻や口を触らない効果はあると思います。
・換気をする
咳やくしゃみなどの気道分泌物によって保護されたインフルエンザウイルスが、換気するまで室内に漂っていることが言われています。
夏に比べ、冬は換気が疎かになりがちなので、空気清浄器を使うことや、1時間に1回程度は窓を開けて空気を入れ替えるのが望ましいです。
今回はインフルエンザの予防について見てきました。
どんなに気を付けていても、インフルエンザはかかってしまう危険があります。
インフルエンザは早期治療が大切です。
何かおかしいなと感じたり、インフルエンザのような兆候が見られたら、自己判断せずに医療機関にかかりましょう。
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