春を告げる香りの沈丁花(じんちょうげ)
こんにちは
昨日は、母の病院の付き添いで、
東日本大震災の発生した時間に、病院内で黙とうの放送が流れ、
お祈りしてきました。
それと同時に、
「日本という国は、皆すぐに心を一つにできる素晴らしい国なんだなぁ。
日本人で良かった」
とも思えた一日でした。
黙とうとは、被災地や被災者に祈りを捧げるだけではなく、
自分自身にも温和にさせてくれるものがあるんだと思います。
さて、
バタバタしている毎日ですが、
そんな中、いつも香りで開花のお知らせしてくれる沈丁花
犬の散歩をしていても、どこからともなく香ってきますねぇ~
我が家の沈丁花の花も7分咲きといったところ
あまりに香りが良いので、蒸留器でハイドロ蒸留しました
日本名の沈丁花は、中国から渡ったとされ、
中国名は、瑞香(ずいこう)。
「沈丁花」という日本名の由来は、
強い香りが沈香(じんこう)と丁子(ちょうじ)の香りを併せ持つことが由来。
まさに香道の世界です 面白くなってきました
沈香(じんこう)が香道で使用される香木(こうぼく)の中で、
一番高価とされます。
そして、丁子(ちょうじ)とは、別名クローブ。
そう、スパイスとしても有名ですね
そして、
漢方としても古から沈丁花は煎じて珍重され、
口内炎やのどの痛み、
歯痛などこの煎じ液でうがいしたり、
内服したりしているそう
沈丁花ウォーターの香り成分に、
シトロネロールとゲラニオールが多く含まれています。
これは、ローズオイルの成分と似ており、
ローズウォーターも精油も含んだ芳香蒸留水なので
ある意味、共通する成分なんです
シトロネロールは、免疫調整、鎮静、血圧降下、抗感染作用があり、
ゲラニオールは、潤い、引締め、抗鬱(こううつ)作用があります。
お肌にもとても良くて、
香りからも癒される効果のある沈丁花ウォーターでした
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2013年 3月17日(日) 10:30~12:30
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