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模試は、もちろん
高い偏差値が取れるに
越したことはありません
結果が良ければ嬉しいし
志望校判定が上がれば安心もします
でも、これから先は
ほぼ1か月ごとに模試があります
だからこそ
次の模試で偏差値を上げるための勉強
になってしまわないように
してほしいと思います
模試は
次の模試のために
受けるものではありません
今、何ができていて
何ができていないのか
どこを直せば
本番までにもう一段伸びるのか
それを見つけるために
使ってほしいのです
そして模試の答案を見るとき
算数は算数
国語は国語
理科は理科
社会は社会
と、4教科を別々に
見ないことも大切です
小学生の勉強は
実は4教科で
同じ弱点が出ていることが
とても多いからです
算数で条件を一つ読み落とす子は
国語でも設問の条件を
読み落としている
理科で頭の中だけで考えて
途中を書かない子が
算数でも式や図を書かずに進めている
社会の記述で
「なぜそうなるのか」が書けない子が
国語でも本文の根拠を拾わず
なんとなく選択肢を選んでいる
一見すると
それぞれ違う教科の間違いですが
でも根っこにあるのは
きちんと読むこと
条件を整理すること
根拠を探すこと
考えたことを手を動かして書くこと
筋道を立てて考えること
こうした「学び方」の部分なのです
だから
「割合ができなかったから割合をやる」
「歴史を間違えたから歴史を覚える」
それはもちろん必要ですが
実は
それだけでは、直らないことも
多いのです
知識がなかったのか
知っていたのに使えなかったのか
問題を正しく読めなかったのか
考える途中を省いてしまったのか
ここは分けて考えたいところです
以前
週テストや小テストの点と
力がついているかは別もの
という記事にも書きましたが、
点数だけでは見えないもが
意外と弱点なのです
答案の途中を見る
問題用紙への書き込みを見る
そして
4教科の間違いを横に並べてみる
すると
あ、この子、
どの教科でもここでつまずいている
というものが見えてきます
そこが見つかったら、
次の1か月で直すのはそこです
模試のたび
新しい問題集を増やしたり
模試対策を
増やしたりする必要はありません
日々の勉強の中で
問題文の条件に線を引く
式を書く
根拠の場所を確認する
なぜそう考えたのかを言葉にする
そういう小さな修正を
いつもの勉強に戻していく
そして次の模試で
同じ弱点がどうなったかを見る
偏差値は大切です
でも、模試の価値は
偏差値表の数字だけではありません
一枚の答案から
その子の「勉強の仕方」を見つけること
模試が続くこれからだからこそ
模試のための勉強ではなく
模試で見つかった弱点の補強を
そして次の模試は
その修正ができているかを
確かめる場所にしていきましょう
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