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子どもたちを見ているとこの数年
とても強く感じることがあります
「理解していない」のではなく
最後までたどり着けない子が
増えているということ
ちょっと意味がわからないですよね
具体的にはこういうこと
例えば理科の「てこ」の問題
「支点はどこ?」
「重心はどこ?」
「モーメントはどうやって出す?」
一つずつ聞くと
ちゃんと答えられます
ところが
「では、おもりの重さを求めてみよう」
と問題全体を
一人で解き始めると
途中で止まってしまうのです
一つひとつの知識は持っています
でも、それを順番につないで
最後の答えまでたどり着けない
そんな場面が本当に増えました
「理解していない」
とは思えないんですよね
ただ、20回やっても
できないものは出来ないのです
途中で諦めちゃう子もいるし
そして手元を見ていると
20回とも
同じ理由で止まっているわけでも
ないのです
最初はもちろん
理解不足だったかもしれない
でも、だんだん
数字が合わないことに焦ってくる
同じ場所に同じ式を置いてごらん
と言っても
同じ場所に同じように解くという
練習ができていないから
混乱してくる
「もうやだ・・」と
心の声が聞こえる(笑)
頭が疲れてくる
めんどくさくなってくる
そして常套句
分からない
もったいないと思うのです
決して「分かっていない」わけじゃない
最後まで丁寧に
ひとりで解き切るという経験が
圧倒的に足りないのです
ここのお手伝いを誰がするか?
最後まで見守って
「解けるからやってみようよ」と
声を掛け
そばにいてあげられる大人が
いるかどうかで
その子も変わってくると信じています
間違っている
というその結果だけで
その子を判断してはいけない
途中で手順が分からなくなったり
「これで合っているかな」と
不安になったりして
考えることが止まってしまう子
続けることを怖がる子
心が折れやすい子が
増えているのです
だから授業では
「理解した?」
ということだけではなく
今日は最後まで
考え続けられるだけの
頭の体力が残っているかな
もう一度やってみようと
思える心の余裕があるかな
そんなことも一緒に見ながら
教えています
それが、現場で
子どもたちを教え続ける中で
何より大切にしている視点です
今日も一日お疲れさまでした
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この記事も参考にしてください
桐始結花
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