弱者の戦略?【エッジとリスクテイキング】
ファイナンスの授業での、面白かった経験について前回触れました。
今回経験したことを客観的、かつ、少し話しを大きく捉えると、MBAの授業の中でどうやって存在感を高めるかということだけでなく、一般の組織や企業経営においても通じるヒントがあるような気がしている。
それは、認知を高め、よりよい結果を導くためには、
・エッジを磨き、
・リスクをとる
必要があるということ。
今回のケースは2時間ほどの授業の中の出来事なので、大したレベルではないのだが、それでも、ぼくは他の学生がだれもしなかった定量的な分析アプローチをとった。これは、前の授業で気付いたことだったんだけど、偉そうに発言する学生も実はあんまりちゃんとした分析はしてないので、こっちがある程度すると、差が作れちゃう。なので、今回も多少強引に数字で結論を出す寸法をとった。
そして、無難な選択肢④ではなく、選ぶ人が少ないであろう③を、敢えて”意図的に”選んだ。率直にいってこれは、クラスで目立ちたいからということではなく、みんなが選ぶ選択肢を選んでも面白くないと思ったから。だけど、こういうアプローチには(大学のクラス内でも)リスクが伴うのも事実。誰も選ばないものを選び、根拠薄弱なプレゼンをすれば、「あいつは言ってること意味不明だし、変だから関わらないほうがいい」というレッテルをかなりシビアに貼られてしまう。
ただ、こうすることで、他者との差別化に成功し、自分の主張に焦点が当たった。仮に、定量的な分析結果を見せなければ、十分な説得力を持たなかっただろう。また、③ではなく、④を選んでいたら、自分の意見は1/16になるので、埋没してしまい、講師の目に入ることもなかっただろう。ましてや、ファームのパートナーからデータくれと依頼されるなんてことはなかったはずだ。
(少しの努力をして)エッジを磨き、(ちょっとした)リスクをとったことが、思わぬ成果を得ることにつながったわけだ。
一般の組織で働いていて、仮にすごい優秀な人だったとしても、周りと同じように振舞っていては、なかなか日の目を浴びることはないだろう。そういう時は、自分の得意技を磨き、敢えて他人がやらないことにチャレンジすることが重要なのだと思う。
企業経営でも、特に小さな会社は、他社と同じ事をしていては勝ちようがない。他社に勝る強みを見つけ、リスクのある思い切った行動をとることが飛躍につながるんだと思う。もうつぶれちゃったけど、一時期飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していたライブドアは、まさに1点勝負とリスクテイキングの上手さが成長の原動力だった気もする。ただ、そんなライブドアも、フジテレビ買収騒動の件などで世間から叩かれ、風潮が変わったことを踏まえると、リスクはとりゃいいってもんじゃないだよね、、、
そこらへんのバランスをとりつつ、、、てことなんですな。
今回経験したことを客観的、かつ、少し話しを大きく捉えると、MBAの授業の中でどうやって存在感を高めるかということだけでなく、一般の組織や企業経営においても通じるヒントがあるような気がしている。
それは、認知を高め、よりよい結果を導くためには、
・エッジを磨き、
・リスクをとる
必要があるということ。
今回のケースは2時間ほどの授業の中の出来事なので、大したレベルではないのだが、それでも、ぼくは他の学生がだれもしなかった定量的な分析アプローチをとった。これは、前の授業で気付いたことだったんだけど、偉そうに発言する学生も実はあんまりちゃんとした分析はしてないので、こっちがある程度すると、差が作れちゃう。なので、今回も多少強引に数字で結論を出す寸法をとった。
そして、無難な選択肢④ではなく、選ぶ人が少ないであろう③を、敢えて”意図的に”選んだ。率直にいってこれは、クラスで目立ちたいからということではなく、みんなが選ぶ選択肢を選んでも面白くないと思ったから。だけど、こういうアプローチには(大学のクラス内でも)リスクが伴うのも事実。誰も選ばないものを選び、根拠薄弱なプレゼンをすれば、「あいつは言ってること意味不明だし、変だから関わらないほうがいい」というレッテルをかなりシビアに貼られてしまう。
ただ、こうすることで、他者との差別化に成功し、自分の主張に焦点が当たった。仮に、定量的な分析結果を見せなければ、十分な説得力を持たなかっただろう。また、③ではなく、④を選んでいたら、自分の意見は1/16になるので、埋没してしまい、講師の目に入ることもなかっただろう。ましてや、ファームのパートナーからデータくれと依頼されるなんてことはなかったはずだ。
(少しの努力をして)エッジを磨き、(ちょっとした)リスクをとったことが、思わぬ成果を得ることにつながったわけだ。
一般の組織で働いていて、仮にすごい優秀な人だったとしても、周りと同じように振舞っていては、なかなか日の目を浴びることはないだろう。そういう時は、自分の得意技を磨き、敢えて他人がやらないことにチャレンジすることが重要なのだと思う。
企業経営でも、特に小さな会社は、他社と同じ事をしていては勝ちようがない。他社に勝る強みを見つけ、リスクのある思い切った行動をとることが飛躍につながるんだと思う。もうつぶれちゃったけど、一時期飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していたライブドアは、まさに1点勝負とリスクテイキングの上手さが成長の原動力だった気もする。ただ、そんなライブドアも、フジテレビ買収騒動の件などで世間から叩かれ、風潮が変わったことを踏まえると、リスクはとりゃいいってもんじゃないだよね、、、

そこらへんのバランスをとりつつ、、、てことなんですな。
ファイナンスの授業にて、、、
昨日のファイナンスの授業で、ゲストスピーカー(兼講師。現役の某金融系ファームのパートナー)に君の分析はユニークで興味深いから、エクセルファイルを送ってくれと名刺を渡され、授業後には教授に「よくやった」といって、握手を求められた。周りの生徒にも何故か、Congratulationsと言われたりなんかして、ビジネススクールで普通に学生していてあまり起きないことだと思うので、ちょっと振り返ってみたい。
今回の授業のケースは、とある金融系スタートアップの資金調達の話。①エンジェルからの借入(年利12%)、②ファンドから借入(年利15%)、③ファンドからの出資、④友人からの出資と劣後債(年利12%)の4つの選択肢から、資金調達の方法としてどれが最適かを理由ととも述べるというのが課題。
授業の最初に、クラス個々人の意見を聞かれた。回答の分布は、ざっくり①20人、②15人、③1人、④15人という感じだった。ちなみに③の1人は、自分である。
ケースに書かれている選択肢はそこそこ上手に作られており、どれも一長一短。大半の学生は、創業者のコントロール(実質支配権)を重視し、③は創業者の株式保有率が33%になることを毛嫌いして誰も選ばなかった。アントレプレナーとして、数(株)の力で会社をコントロールできなかったら、意味がないと多くが考えているんだと思う。
ケース自体は④に流れるようなつくりになっているので(実際の話でも、創業者は④を選んだ)、普通に考えると④が無難かつ妥当な選択肢になるということは分かっていたのだが、それだと目立たないので、逆張り戦略で③を選んだのが、これが思いの外、大成功。なんと③を選んだのは自分一人だけだったので、否応なしに目立った。
各グループで、選んだ選択肢のメリット、デメリットを議論しまとめる時間を15分与えられたのだが、ぼくは1人しかいなかったので、講師と短めの質疑応答。③の期待利回りが一番大きいことが決め手だと説明すると、どうやって導き出したかも黒板に書けと言われた。
各チームの代表者が、それぞれの意見を黒板に書く中、ぼくは4つの選択肢の清算価値と創業者の取り分を表の形にして書く(下図参照)とともに、リスクとして株式のマジョリティを失うので、最悪クビになるリスクがあることを明記した。

特に注目されたのが、数字で、各選択肢を評価したこと。元々ケース自体が、定性的な分析が行われることを主眼に置いていたみたいなので、数字でimplicationを導いた学生は今までいなかったみたい。なので、ユニークだから、エクセルくれっていわれた。
今回の経験を一般化してみた場合に、どのようなことが言えそうなのかは次の記事に書きたいと思います。
今回の授業のケースは、とある金融系スタートアップの資金調達の話。①エンジェルからの借入(年利12%)、②ファンドから借入(年利15%)、③ファンドからの出資、④友人からの出資と劣後債(年利12%)の4つの選択肢から、資金調達の方法としてどれが最適かを理由ととも述べるというのが課題。
授業の最初に、クラス個々人の意見を聞かれた。回答の分布は、ざっくり①20人、②15人、③1人、④15人という感じだった。ちなみに③の1人は、自分である。
ケースに書かれている選択肢はそこそこ上手に作られており、どれも一長一短。大半の学生は、創業者のコントロール(実質支配権)を重視し、③は創業者の株式保有率が33%になることを毛嫌いして誰も選ばなかった。アントレプレナーとして、数(株)の力で会社をコントロールできなかったら、意味がないと多くが考えているんだと思う。
ケース自体は④に流れるようなつくりになっているので(実際の話でも、創業者は④を選んだ)、普通に考えると④が無難かつ妥当な選択肢になるということは分かっていたのだが、それだと目立たないので、逆張り戦略で③を選んだのが、これが思いの外、大成功。なんと③を選んだのは自分一人だけだったので、否応なしに目立った。
各グループで、選んだ選択肢のメリット、デメリットを議論しまとめる時間を15分与えられたのだが、ぼくは1人しかいなかったので、講師と短めの質疑応答。③の期待利回りが一番大きいことが決め手だと説明すると、どうやって導き出したかも黒板に書けと言われた。
各チームの代表者が、それぞれの意見を黒板に書く中、ぼくは4つの選択肢の清算価値と創業者の取り分を表の形にして書く(下図参照)とともに、リスクとして株式のマジョリティを失うので、最悪クビになるリスクがあることを明記した。

特に注目されたのが、数字で、各選択肢を評価したこと。元々ケース自体が、定性的な分析が行われることを主眼に置いていたみたいなので、数字でimplicationを導いた学生は今までいなかったみたい。なので、ユニークだから、エクセルくれっていわれた。

今回の経験を一般化してみた場合に、どのようなことが言えそうなのかは次の記事に書きたいと思います。
Boston Celtics
アメリカにきてから、初めてNBA(ボストン・セルティックスVSトロント・ラプターズ)の試合を観てきました。プレシーズンということもあり、1人21ドルで、額面(42ドル)の半額でチケットを入手できました。
試合はこんな感じ。
ハーフタイムには、チアリーダーが踊る。
無料でTシャツを配るサービスも。
今年から、シャキール・オニールがセルティックスに入団したのですが、やはり人気は抜群。他の選手と比べても、二回りは大きい体躯にびっくりしました。彼のアリウープも見れたので、満足です
試合はこんな感じ。
ハーフタイムには、チアリーダーが踊る。
無料でTシャツを配るサービスも。
今年から、シャキール・オニールがセルティックスに入団したのですが、やはり人気は抜群。他の選手と比べても、二回りは大きい体躯にびっくりしました。彼のアリウープも見れたので、満足です
