バブソンMBAのベンチャー日記 -173ページ目

経営者とはいえ、常に“勉強”途中にある。

2回目。

リヴァンプの澤田さんといえば、その華々しい経歴から、数々の修羅場を潜り抜けてきた一流のビジネスパーソンというイメージがある。

その経験から、一通りのインプットは終えていて、あとは多様なビジネス事象に対して、自分の引き出しから適切な解をアウトプットしていっているようにも見える。

しかし、実際にはそうではないことがはっきりした。

彼は51歳だが、今でも学び続けている。(いわば、成長過程ということ)

彼は言った。

「ユニクロ時代は、フリースブームで大ヒットしたとき、機会を捉えることの重要性を学んだ。ワンチャンス掴むことで、日々の問題解決のレベルなんかはぶっとんでしまう」と。

「キアコン時代は、会社は売れるということを学んだ。ある会社に投資し、経営がうまくいかず、業績が落ち込んだが、投資額よりも高く売れてしまった。経営がうまくいかなくても、企業は売却できる。こんな不思議ことが起きるのがファンドの世界だ。」

「リヴァンプでは、何をやり、何をやらないかという判断が極めて重要であることを学んだ。何でもやろうとすると、消化不良を起こす。実際に、ある会社では再生に失敗し、倒産してしまった。会社はいとも簡単につぶれるんだ。」

このように、一流といわれる人も、常に学び続けている。経営者だって、常に勉強している。

逆にいうと、経営者が“学びの意欲”を失ってしまえば、その会社も成長を継続できないということなのかもしれない。

社長は、自分自身で仕事はしない。

企業再生会社リヴァンプの澤田代表の話を聞く機会があったので、3回にわたって報告したい。

澤田代表は、伊藤忠商事出身で、ユニクロの副社長を経て、投資ファンドキアコンを設立、2005年にユニクロ元社長の玉塚さんと日本ではユニークな企業再生手法をとるリヴァンプを立ち上げた人だ。


正直に言うと、プレゼン(ストーリー)の説明は上手い方ではないが、中身(メッセージ)があるから、彼の持っているパッションがびしびし伝わってきた。一言で言うと、本当に熱い人。


伊藤忠での原体験から、ユニクロでの柳井さんとのやりとり、キアコンで学んだことなどオープンに話してくださったので、学ぶことがとても多かった。


まず、ユニクロでの話。


ある日、こんなことが起こったという。ある店舗で、お客様から大変に激しいクレームをもらい、柳井社長が澤田さんのところに駆け込んできていった。


「至急、対策を打ってほしい」と。


澤田さんは、クレーム発生の事実確認、問題の特定、解決策の周知などを社長に提案したが、柳井さんは「それでは不十分だ」ということでつき返したという。


「じゃ、どうすればいいんだ?」という澤田さんに対して、


「全社員に、このお客様のクレームFAXを読ませ、全員に対応策を考え、レポートとして提出させろ」といった。


澤田さんは、“そこまでやるのか”と驚いたそうだ。


私が学んだのは、柳井さんの“徹底力”や“解決策の明瞭さ”ではない。“社長としての仕事の仕方”だ。彼は、自分としての答えは既に持っていた。しかし、それは言わずに、部下にやらせた。そして、部下の答えが違っていたら、修正させたのだ。


こう書くと普通に聞こえるかもしれないが、簡単にはできないと思う。おそらく並の経営者であれば、自分自身の答えを「やれ!」とだけ部下に命令するはずだ。 


「答えはもっているが、まず、部下に考えさせ、やらせてみる」 


柳井さんはなにげなくこのプロセスを踏むことで、絶対的なオーナー社長である自分に対して、部下が指示待ちにならないようにしているのだろう。


社長は、答えが分かっていても、自らの手でやってはいけないのだ。

指示を通して、部下に実行させないといけない。

北海道3日目 ~知床・網走~

今日は、昨日と一転、素晴らしい快晴。朝食をさっと済ませ、8時半には出発。

知床峠からみる、羅臼岳は、昨日とはまったく違う景観で、おもわず写真をたくさんとってしまった。そのまま峠を下り、知床五胡へ。知床五胡は原生林に囲まれた幻想的な5つの湖。本来は5つの湖を順に回れるのだが、今日は熊がでるという理由で、1湖と2湖しか見れなくて、残念。ただ、世界自然遺産にもなっているだけあって、素晴らしかった。なにもせずにぼーっと見てるだけで、楽しめてしまう景色だ。

今日は、旭川(羅臼から340km!)まで行かないといけないので、10時半には知床五胡をでて、網走に。網走までも100kmもある・・・(泣)。網走に着いたのは11時半で、昼ごはんはおそばにした。うっまい!

んで、もって、せっかく網走にきたので、そんなに興味はないが、網走監獄へ。ここは、昔の網走監獄を移設・再構築したものなので、ちょっと雰囲気違うなーという感じ。サンフランシスコのアルカトラズ刑務所にいったこともあるんだけど、刑務所はどこの国も作りがほとんど同じなのね。あと、ここで食べた網走乳牛のソフトクリームが激うまだった。

ここから、過酷なドライブ。網走から200km超を約4時間かけて、移動。途中カーナビ君が、「2時間経ったから、少し休んではどうですか」と言われ、よくできてんなぁーと関心した。CDも聞き終えちゃって、FMラジオ聞きながら、移動した。旭川に着いたのは6時。旭川ラーメン村で、欲張ってミニラーメンとラーメン計1.5杯分食べた。山頭火は有名だけど、旭川ラーメンって、まぁ普通でしたね。

その後、万葉の湯で温泉につかり、マッサージをうけた。6時間くらいは車にいたので、相当、肩、背中がこっているらしく、もはや痛い。1人で、一日300kmの移動は無茶ですな。