バブソンMBAのベンチャー日記 -157ページ目

現金融危機を読み解くには、堀紘一氏の「世界連鎖恐慌の犯人」が分かりやすい

堀紘一著「世界連鎖恐慌の犯人」の読みました。

サブプライム・ショックや世界同時株安の理由/背景については、ニュースや書籍、いろいろな雑誌で取り上げられていますが、なんとなくアメリカの投資銀行連中がいろいろ悪さしたのが根本にあると解釈している人が多いと思います。しかし、なんで?とかどうやって?とか、CDOやCDSって時々言葉として聞くけどなんじゃ? と思っている人も多いはず。どのような方々には、この本はわかりやすく解説しているので、お勧めです。

ぼくも、頭の中を整理するのに非常に有益でした。

そもそもサブプライム・ローン問題から、リーマンショック、世界同時株安、連鎖恐慌にいたる流れって、不動産市場の崩壊、大手企業の突然死、金融不安の拡大、実物経済への悪影響などいろんな要素が絡み合っていて、共通の情報源を抑えたらOKっていうものがあるわけではない。特に金融市場の証券化の仕組みとかが分かりにくいから、なにがどうなっているか理解するのって一筋縄ではなかなか難しい。

そういった中、堀紘一氏特有の情報ネットワークと説明能力によって、噛み砕いて説明してくれている。一言でいえば、投資銀行やヘッジファンドが、道理や倫理を超えた儲け至上主義に走った結果、超えてはいけない一線を越えて、詐欺まがいの商品を作り出し、莫大の金額相当の金融派生商品を売りまくったというのが、根本原因ということです。(一言にしては、長いなぁ・・・)

彼は、実業と虚業という言葉を使っていて、製造や小売以外でも、株式市場自体や彼の経営しているコンサルファームなど人様の役に立っている/人様が求めている事業(サービス)は実業。株をどさーっとかって、どさーっと売るなど短期の株式売買でサヤを抜くヘッジファンドや、個人トレーダーは虚業。存在しなくてもよい、むしろ、存在しないほうが良い事業と断じている。むかし、証券会社の発注ミスで数十億設けた若手個人トレーダーがいたが、彼なんかは全く世の役に立っていないという言い方をしている。

あんまり考えたことなかったけど、確かにそうだよなと。彼は一生懸命仕事して、日々緊張の毎日を過ごして、それなりにプロ(?)としての自覚とかもあるかもしれないけど、彼がいなくなったとしても、本当に誰も困らない。。。それを思うと、なぜか彼のことが非常に気の毒になってしまった・・・

世界連鎖恐慌の犯人 (Voice select)/堀 紘一

¥1,000
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興味がある人は一読の価値有りです。


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外資系で働くということ

昨日聞いた話のメモ

・外資系企業は、アメリカにおいて就労者もしくは雇用者の立場から、明確な序列があり、”どこで働いていたか”という事実が、その後のキャリア構築における選択オプションの広さを大きく変える。

・際たるトップ企業は、GE、ジョンソン&ジョンソン、P&G、コカコーラなど。ここでの勤務経験があると、その後の転職が相当有利。

・MBAで使う・学ぶ英語と、外資系企業の米国本社において実践として使う英語はレベルがまったく違う。MBAで英語に自信をつけても、そのままではビジネスはしんどい。

・英語はスポーツと一緒なので、ある程度のレベルまでいくと、ちょっと話すと元のレベルにもどる。

・トップブランドの外資系企業・日本法人には、必ずしも優秀な人が多いとは限らない。そうでもない人も、けっこういる。

・日本企業と比べると、雇用維持に対する考えがまったく違う。ポジションが不要になったり、その人が使えない人だとレイオフ。日本みたいな左遷という概念はない。

・外資系企業の日本法人で幹部クラスまで上り詰めても、やはり日本の会社をグローバル規模で育てたいという気持ちが大きくなり、日本企業に転職する人もいる。

・転職率はやはり高い。


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東京21cクラブに初訪問!

人と会うために、新丸の内ビルディング10Fにある、東京21Cクラブに行ってきました。

ここは、三菱地所が新規事業の創出・活発な情報交換・人的ネットワークの形成を志す次世代を担う個人を対称に、廉価な施設を提供するというもので、会員は月1万6千円で自由に使うことができる。

オフィススペースはそこそこ広く、ラウンジがあり、PCスペースもあり、会議室もある。
いろいろな業種の人たちがディスカッションをしていた。

ここで業種をこえたネットワーキングを行い、いろいろなオポチュニティをつかむのだろう。

打ち合わせも有益な情報交換ができて、よかったです。


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