「Mon cheri」 -6ページ目

最後の月


生きてること自体、不平等。

でも、そんな不条理の中でも、自分を生きれるのは自分だけだもんね。

さっき、街の片隅で、溝にヒールが挟まってつこけちゃって、ひざを少しだけ擦りむいてしまった。

少し足を挫いてしまった。

でも、

でも、痛くても血は出なかったし、骨折もしてないし、友達が一緒だったし、ひとり寂しくこけるより、わたしは随分幸せなのかもしれない。

つこけた事実があったから、立ち上がることが出来たわけだし。

もし、今日この世のどこかに、街の真ん中でひとり寂しくこけてしまった人がいたとするなら、悲しくて恥ずかしい思いをしたとしたなら、あなたがまた自分の力で立ち上がれたことをお祝いします。

きっと、それも優しい神様からのプレゼント。






今、バーでお味噌汁をもらった。

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暖かい気持ちに、あったかいお味噌汁。

生きてること自体不平等だけど、今はそんなに悪いものじゃない。

気がする。


冬のひまわり


今から書く話。

空想好きなひとりの人間が作り上げた、単なる幻想の話だと怪訝な目を向ける人だっていると思う。

実際に目にしたわたしですら、何度も目を疑ったのだから、疑われるのもきっと自然なこと。





駆け込んだ電車で乱れる息を整えながら、窓の景色を眺めた。

木々は葉を失い、空は物悲しく広がり、クリスマスを心待ちにしている町並み。

そんな冬の景色に、少しだけ感傷的になっていた午後。

突然わたしの目に飛び込んだのは、

“老人の手から天に向かって伸びる黄色”。

まるで真夏に見る雪だるまみたいに、存在する場所を間違ったかと思うほど、寂しく浮いていたひまわり。

それは、今の季節にも、愁いを帯びたその老人にも、あまりにも似つかわしくなくて、連日の寝不足のせいかと、しっかりと何度か瞬きをしたものの、先程驚いた景色は変わらずそのままで、たしかに老人は天に向け、一輪の大きなひまわりをしっかりと掲げていた。

それはそれは目をひき、心を止め、乱れていた息のせいなのか、驚いたせいだったのかはわからないけど、少しの間、呼吸の上手な仕方さえ思い出せなかった。

あのひまわりは、もう会えない思い人へと捧げたものなのだろうか。

その思い人は、老人の勇姿を空から見てくれていただろうか。

冷たく広がる高い空に、ひまわりは届かなくても、あの老人の思いだけはどうか届いてほしいと思った。


闇気な病み期


期待とか可能性とかいうチップ払って、肝心なところは勝手に行動して、バッドエンドの展開しか残らない様に自分で進めた。

もう今は、進んでいく道がわかんないって言うよりも、目的地がどこなのかもわからない。

誰もがみんな人生の初心者なんだけど、もう少し上手く生きる為の良い方法とかないのかなぁ。

病んで病んで闇みたいな気分でも、それでも、この世界は何も変わることなく、ため息が出るほど、いつもと変わらない毎日。

1回眠って起きたときに、気分も天気も晴れてると良いけど。

(・ω・`)