【 レート表のマイナーチェンジ、
及び、あらためてのレート記号のその意味の説明 】
ちょっとシステムの表記をマイナーチェンジしたので、
大したことでもないのだけれども、中央場所が始まる前に、
NFLが開幕しちゃってからバタバタするワケにもいかない・・・ということでね^^;
↓の表記で【 最適性レート 】となっいる箇所は、
これまでは【 過去5走最高レート 】としていた部分であり、
より《 決め手側 》で高い獲得レートを表記していたのだけれど、
コレを前5走で最も多く走った適性で表す形に替えてみた(= ̄∇ ̄)ノ
昨年の3月より
《 消耗戦側 》という概念・カテゴリーを組み入れた現行システムに移行したワケだが、
それ以前からあった《 決め手側 》群(=S、準S、A、準A)と
《 総合・中間属性 》(=B+、B)の二つのみで評価をしていた時分より、
《 決め手側 》 > 《 総合・中間属性 》という序列ではなく、あくまでもその適性の違いを表すもの、
《 総合・中間属性 》の<B>の意味するところは、言うまでもなく<Balance>の<B>であり、
《 決め手側 》の場合は、90年台のNFLにおいてダイナスティを築いたダラス・カウボーイズが、
80年台後半より取り入れた【 S・A・Q 】を鍛えるというトレーニング方法があって、
その3つはと言うと
<S = Speed> <A = Agility> <Q = Quickness >
であり、この3つを競馬に当てはめるならば、Speedはそのままでイイとして、
Agilityは軽快さだとか敏捷性、
つまり安定した先行力、及び一定以上の速いラップを維持できる能力、
Quicknessは反応の速さ。。。まぁ話すと長くなるのでこれくらいにしておくが、
それを総括しての分り易さとしての<S>や<A>であるワケだ^^;
そこに前述の《 消耗戦側 》という概念を加えた時に、
やはりアスレチック、トレーニング法において、
持久力を表す一般的な用語としては《 Endurance 》であり、コレが最も適当であるワケだが、
これまた前述のようにA、B、Eの3つのみを使って表記してしまうと、
どうしても《 A > B > E 》という序列なのだという印象を与えかねないということで、
日本語的に言うと〝 我慢・忍耐強さ 〟と解釈した方がイイであろう
《 Patience 》からの<P>としたワケだ(´^ω^`;)
で、一応<S>と<B>は今まで通り、
<A>を<Q>、<P>を<E>に置き換えてのレート表をシミュレートしてみたものの、
どうもシックリこないどころか、ほぼ違和感しかない・・・という感じになっちゃったので、
そこは今まで通りとする。。。
というような、まぁ冒頭で述べたように「 大したことでもない 」という仕様変更に・・・
そんな仕儀に至ったので、そこはそのレポートのみにて( -^Д^-;A)
ということで本題^^;
今週も2歳重賞はやらない・やれないということになったので、
先週に続いておさらいをやるのはコレひとつとなる、古馬ハンデG3・新潟記念、
その一昨年のレート表は以下の通り
2016.9.4 第52回 新潟記念(GⅢ) 新潟・芝2000m | ||||||||
枠 | 馬番 | 馬名 (父) |
最適性 レート |
過去5走獲得レート | ||||
前走 | 前々走 | 3走前 | 4走前 | 5走前 | ||||
1 | 1 | ベルーフ (ハービンジャー) |
P | P | / | P | P | / |
2 | エキストラエンド (ディープインパクト) |
B+ | P | - | - | - | B+ | |
2 | 3 | ダコール (ディープインパクト) |
P | P | P | P | P+ | P |
4 | バーディーイーグル (ブライアンズタイム) |
B+ | / | B+ | P | / | (-) | |
3 | 5 | マジェスティハーツ (ハーツクライ) |
P | - | / | P | (-) | - |
6 | アロマカフェ (マンハッタンカフェ) |
B | B | - | - | - | / | |
4 | 7 | ファントムライト (オペラハウス) |
P+ | / | - | P | B | P+ |
8 | ルミナスウォリアー (メイショウサムソン) |
B+ | / | B+ | B+ | B | - | |
5 | 9 | メイショウナルト (ハーツクライ) |
B+ | / | / | B+ | / | - |
10 | マイネルミラノ (ステイゴールド) |
準A | 準A | B | / | 準A | 準A | |
6 | 11 | マイネルディーン (ダンスインザダーク) |
P | P | - | - | / | / |
12 | ロンギングダンサー (シンボリクリスエス) |
- | / | / | / | / | - | |
7 | 13 | サトノギャラント (シンボリクリスエス) |
P | - | - | P | P | P |
14 | アルバートドック (ディープインパクト) |
P | P | - | - | / | B | |
15 | エーシンマックス (Dalakhani) |
B+ | B | B+ | - | B+ | 準A | |
8 | 16 | ムスカテール (マヤノトップガン) |
- | (-) | P | P+ | / | (-) |
17 | アデイインザライフ (ディープインパクト) |
P+ | P+ | P+ | P+ | B | B+ | |
18 | クランモンタナ (ディープインパクト) |
P | P | / | - | P | - |
※ レートの有効期間は1年前の当該週まで。 緑字はその期間外無効レートの表記。
※ () = カッコ表記は、ダートレース出走による無効レートの表記。
※ 下線は当レースと同じ距離(=芝2000m)でのレート獲得の表記。
※ /は当レースと同じ距離(=芝2000m)でレートを獲得出来ずの表記。
(指数1位) : マイネルミラノ(5人気) → 8着
(指数2位) : ルミナスウォリアー(4人気) → 5着
(指数3位) : エーシンマックス(13人気) → 15着
(指数4位) : バーディーイーグル(10人気) → 14着
(指数5位) : エキストラエンド(8人気) → 18着
※《 総合・中間 》
(指数1位) : エーシンマックス(13人気) → 15着
(指数2位) : ルミナスウォリアー(4人気) → 5着
(指数3位) : アデイインザライフ(2人気) → 1着
(指数4位) : バーディーイーグル(10人気) → 14着
(指数5位) : マイネルミラノ(5人気) → 8着
※《 消耗戦側 》
(指数1位) : ダコール(3人気) → 16着
(指数2位) : アデイインザライフ(2人気) → 1着
(指数3位) : ベルーフ(7人気) → 4着
(指数4位) : サトノギャラント(12人気) → 11着
(指数5位) : ファントムライト(6人気) → 6着
※ 【 戦力比 】 : 《 消耗戦側 》 >(≒+11.5%)《 総合・中間属性 》 >(=+15%)《 決め手側 》
となっいていて、
18頭立てのハンデG3なんて字面だけで言うと何が起こっても・・・とは思うものの、
そこはさすがにこのコース形態、ゴマカシがそうは利かないと言うかで、
5,6倍であろうとも・・・の1,2人気による1-2^^;
が、1番人気で2着したアルバートドッグ、
そしてこの馬が9人気で3着したことで3連系での波乱を呼んだその立役者、
ロンギングダンサーの2頭は、↑のように
「 どこ行った?? 」
ってなもんで、どちらも各項の上位にその名はなく、
特にロンギングの方は5戦ノーマークなんてことになっており、
システムとしてはほぼ完敗LEVELと言わざるをえない(;´Д`)
まぁ↑のように、戦力比を数値として表すまでもなく、
一目見て全体が《 消耗戦側 》のレートで埋め尽くされており、
新しい表記に即した形で、判り易くその適性の方での1-2とはなっていること。。。