一昨年(2016年)の新潟記念のレーティング表【 改訂版 】と指数分析結果 | HERE IS THE NEWS【競馬section】

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《 鋼鉄の競馬システム : スティール・カーテン ~Steel Curtain~ 》

 

【 レート表のマイナーチェンジ、

及び、あらためてのレート記号のその意味の説明 】

 

ちょっとシステムの表記をマイナーチェンジしたので、

大したことでもないのだけれども、中央場所が始まる前に、

NFLが開幕しちゃってからバタバタするワケにもいかない・・・ということでね^^;

 

↓の表記で【 最適性レート 】となっいる箇所は、

これまでは【 過去5走最高レート 】としていた部分であり、

より《 決め手側 》で高い獲得レートを表記していたのだけれど、

コレを前5走で最も多く走った適性で表す形に替えてみた(= ̄∇ ̄)ノ

 

昨年の3月より

《 消耗戦側 》という概念・カテゴリーを組み入れた現行システムに移行したワケだが、

それ以前からあった《 決め手側 》群(=S準SA準A)

《 総合・中間属性 》(=B+、B)の二つのみで評価をしていた時分より、

《 決め手側 》 《 総合・中間属性 》という序列ではなく、あくまでもその適性の違いを表すもの、

《 総合・中間属性 》<B>の意味するところは、言うまでもなく<Balance><B>であり、

《 決め手側 》の場合は、90年台のNFLにおいてダイナスティを築いたダラス・カウボーイズが、

80年台後半より取り入れた【 S・A・Q 】を鍛えるというトレーニング方法があって、

その3つはと言うと

<S = Speed> <A = Agility> <Q  = Quickness >

であり、この3つを競馬に当てはめるならばSpeedはそのままでイイとして、

Agilityは軽快さだとか敏捷性、

つまり安定した先行力、及び一定以上の速いラップを維持できる能力、

Quicknessは反応の速さ。。。まぁ話すと長くなるのでこれくらいにしておくが、

それを総括しての分り易さとしての<S><A>であるワケだ^^;

そこに前述の《 消耗戦側 》という概念を加えた時に、

やはりアスレチック、トレーニング法において、

持久力を表す一般的な用語としては《 Endurance 》であり、コレが最も適当であるワケだが、

これまた前述のようにA、B、Eの3つのみを使って表記してしまうと、

どうしても《 A > B > E 》という序列なのだという印象を与えかねないということで、

日本語的に言うと〝 我慢・忍耐強さ 〟と解釈した方がイイであろう

《 Patience 》からの<P>としたワケだ(´^ω^`;)

 

で、一応<S><B>は今まで通り、

<A><Q><P><E>に置き換えてのレート表をシミュレートしてみたものの、

どうもシックリこないどころか、ほぼ違和感しかない・・・という感じになっちゃったので、

そこは今まで通りとする。。。

というような、まぁ冒頭で述べたように「 大したことでもない 」という仕様変更に・・・

そんな仕儀に至ったので、そこはそのレポートのみにて( -^Д^-;A)

 

ということで本題^^;

今週も2歳重賞はやらない・やれないということになったので、

先週に続いておさらいをやるのはコレひとつとなる、古馬ハンデG3・新潟記念、

その一昨年のレート表は以下の通り

 

2016.9.4 第52回 新潟記念(GⅢ) 新潟・芝2000m
馬番 馬名
(父)
最適性
レート
過去5走獲得レート
前走 前々走 3走前 4走前 5走前
1 1 ベルーフ
(ハービンジャー)
P P / P P /
2 エキストラエンド
(ディープインパクト)
B+ P - - - B+
2 3 ダコール
(ディープインパクト)
P P P P P+ P
4 バーディーイーグル
(ブライアンズタイム)
B+ / B+ P / (-)
3 5 マジェスティハーツ
(ハーツクライ)
P - / P (-) -
6 アロマカフェ
(マンハッタンカフェ)
B B - - - /
4 7 ファントムライト
(オペラハウス)
P+ / - P B P+
8 ルミナスウォリアー
(メイショウサムソン)
B+ / B+ B+ B -
5 9 メイショウナルト
(ハーツクライ)
B+ / / B+ / -
10 マイネルミラノ
(ステイゴールド)
準A 準A B / 準A 準A
6 11 マイネルディーン
(ダンスインザダーク)
P P - - / /
12 ロンギングダンサー
(シンボリクリスエス)
- / / / / -
7 13 サトノギャラント
(シンボリクリスエス)
P - - P P P
14 アルバートドック
(ディープインパクト)
P P - - / B
15 エーシンマックス
(Dalakhani)
B+ B B+ - B+ 準A
8 16 ムスカテール
(マヤノトップガン)
- (-) P P+ / (-)
17 アデイインザライフ
(ディープインパクト)
P+ P+ P+ P+ B B+
18 クランモンタナ
(ディープインパクト)
P P / - P -

※ レートの有効期間は1年前の当該週まで。 緑字はその期間外無効レートの表記。

※ () = カッコ表記は、ダートレース出走による無効レートの表記。

※ 下線は当レースと同じ距離(=芝2000m)でのレート獲得の表記。

※ /は当レースと同じ距離(=芝2000m)でレートを獲得出来ずの表記。

 


 
そして3項のランキング、人気と結果は
 
※《 決め手側 》

(指数1位) : マイネルミラノ(5人気) → 8着

(指数2位) : ルミナスウォリアー(4人気) → 5着

(指数3位) : エーシンマックス(13人気) → 15着

(指数4位) : バーディーイーグル(10人気) → 14着

(指数5位) : エキストラエンド(8人気) → 18着

 

※《 総合・中間 》

(指数1位) : エーシンマックス(13人気) → 15着

(指数2位) : ルミナスウォリアー(4人気) → 5着

(指数3位) : アデイインザライフ(2人気) → 1着

(指数4位) : バーディーイーグル(10人気) → 14着

(指数5位) : マイネルミラノ(5人気) → 8着

 

※《 消耗戦側 》

(指数1位) : ダコール(3人気) → 16着

(指数2位) : アデイインザライフ(2人気) → 1着

(指数3位) : ベルーフ(7人気) → 4着

(指数4位) : サトノギャラント(12人気) → 11着

(指数5位) : ファントムライト(6人気) → 6着

 

※ 【 戦力比 】 : 《 消耗戦側 》 >(≒+11.5%)《 総合・中間属性 》 >(=+15%)《 決め手側 》

 

となっいていて、

18頭立てのハンデG3なんて字面だけで言うと何が起こっても・・・とは思うものの、

そこはさすがにこのコース形態、ゴマカシがそうは利かないと言うかで、

5,6倍であろうとも・・・の1,2人気による1-2^^;

が、1番人気で2着したアルバートドッグ、

そしてこの馬が9人気で3着したことで3連系での波乱を呼んだその立役者、

ロンギングダンサーの2頭は、↑のように

「 どこ行った?? 」

ってなもんで、どちらも各項の上位にその名はなく、

特にロンギングの方は5戦ノーマークなんてことになっており、

システムとしてはほぼ完敗LEVELと言わざるをえない(;´Д`)

まぁ↑のように、戦力比を数値として表すまでもなく、

一目見て全体が《 消耗戦側 》のレートで埋め尽くされており、

新しい表記に即した形で、判り易くその適性の方での1-2とはなっていること。。。

救いがあるとすればソコということとなろう^^;
ここのところの記述の流れ、データの検証としては、
レート表が存在する過去2年で・・・という括りになるので、
いつものようにほぼそのデータの記載のみになる一昨年分だが、
この2,3着を欠いてのものであっても、
次以降に繋がって、話を拡げられれば・・・と願うばかりである(^_^;)