四男坊ロッコの育児について
反省している事がある
思えば2年くらい前からだ
ロッコに頻繁に噛まれるようになったのは
何のきっかけもなく 突然
わたしの足や腕に激しく噛み付くようになった
クリオの通院が始まってしばらく経った頃からだ
やはりどうしても目立ってしまうのは手首から肘にかけての傷
さほど親しくない知人からは
自傷癖やためらい傷だと勘繰られたり
スーパーの店員さんには 虐待されている人なのでは? と気遣われたり
(今思えばナンパだったのかもしれないけれど)
電車で隣に座った見知らぬおじさんに
「忙しいキッチンで働いているシェフなの?」と職業まで詮索されたりもした
ヴィトとエンちゃんは 深夜過ぎだろうと 明け方であろうと
要求がある時は それが叶うまでいつまでも鳴き喚く
すぐにでも飛び起きて
やめさせたいくらいうるさいのだが毎回 要求を受け入れるのは良くないと思い じっと我慢して寝たふりをしていると
わたしの顔を執拗に舐めに来たり
時には爪を使って 瞼をこじ開けようとしたりする
とにかく それはそれはしつこい
ロッコはチビの頃から 全くそういう事がなくて 何かして欲しい事があったとしてもジッと耐え忍ぶタイプのようだった
闘病中だったクリオは 去年三月の初めに
突然トイレ中に心臓発作を起こし苦しみ のたうち周り 立てなくなった
アジア出張中だった乙女おじは 仕事を急遽
全部中止して 新しい航空券を買って慌てて帰国した
息も絶え絶えだったクリオは 大好きな乙女おじと再会を果してすぐ 安堵したように
乙女おじとわたしに抱きしめられたまま息を引き取った
あまりにも突然の事だったので
わたしも乙女おじも受け入れる事ができず 何ヶ月も悲しみに明け暮れていた
ふたりして大声で泣くこともあった
悲しくて苦しくても ネコ達の日々のお世話だけは しっかりと抜かりなくしていたつもりだけど
ロッコはずっと寂しかったのかもしれない
突然噛みつくものだから ロッコが近づいて来ると わたしが咄嗟に身構えてしまうのも良くなかったような気がする
しかし ここ数ヶ月くらい 全く噛まれなくなった
わたしがクリオがいなくなってしまった事を
心の中で受け入れ始めた頃からだったような気がする
最近では
「ママ撫でて!」とか 「ほっぺを触って!」
と頻繁にすり寄って来るようになったし
わたしと毎晩抱き合って眠るエンちゃんの目を盗んでは 一緒にベッドで寝るようにもなった
クリオが生前寝ていた わたしの脇腹あたりにピッタリくっついて
とても愛おしく感じるし いじらしいと心から思う
ところがもう一つ問題はある
これは最近気がついたのだが
ロッコはトイレで💩をすると
わたしの顔色をうかがうようなそぶりを見せ
目が合うと慌てて走って逃げて隠れてしまうのだ
これまで トイレの粗相はした事は無いし 仮にそれがあったとしても叱ったり注意したりするはずはない
トイレは充分な数設置しているし
わたしも乙女おじも 家にいる時はネコ達が用を足したら すぐさまスコップで取るようにしている
思い当たるのは ロッコの💩はとてつもなく太くてデッカイから毎回驚いてしまう
ずっしりと重いスコップを持ち上げながら
「うわああ!大きい!!」とか
「ロッコ、また今日も大きなのが出たね!」なんて言ってしまう。
普段は真面目で変な冗談は言わない乙女おじさんですら
「わあああぁデッカイ!!うちにはジャーマンシェパードがいたっけ?」
なんて余計なことを大きな声で言いゲラゲラ笑いながら
スコップでブツをすくう
どうやらロッコは💩が出るたびに わたし達にからかわれる 又は叱られていると感じているようだった
それにわたしが気づいたのは最近
今海外で仕事をしている乙女おじさんにはまだ話していないが
今はロッコがいかに大きな💩をしでかしても 気に障るような事は言わないようにしようと心掛けている




















