夏バテ予防には梅が良いらしい

と聞いたことがある


わたしの住んでいる地域は 

7月だというのに 

最高気温が20℃前後なので 

夏バテはしそうにないのだが 

家に数点 梅食品はある

(自分で購入したことがないから全部頂き物)


今 外は13℃

上着を来て出ないと寒いくらい


ちょっと前に 種を取ったカリカリ梅が刻んであるものを妹が送ってくれた


これを白ご飯に胡麻と共に混ぜてお弁当用のおにぎりを作る日もある

食べると元気が出るような気がする


他人の握ったおにぎりは食べられないという人の話をよく聞く


わたしは他人が握ったのも

自分が握ったのも食べたくない


だから「おにぎり型」を使って作る


日本でおにぎりをコンビニ等で買う機会があったとしても 梅おにぎりは選ばない

(嫌いなわけではなく 昆布や高菜のおにぎりが大好きだから)


これは友達が送ってくれた梅干し2種類

塩分5%と書いてあるが 

なんに対しての比率なのかは知らない


「せっかくいただいたのだから食べなきゃ」


とお弁当用に持って行くようにしているが つい忘れがち

気がつくと消費期限が8月に迫っていた

とても美味しい梅干しだから

期限内に忘れずにいただいこうと思う

(個包装タイプなのは「持ち運び」に便利ではあるが ひと粒毎に プラゴミが出てしまう)


個包装タイプの食品を見ると エンちゃんが

大興奮して強奪しに来るから困るけど かわいくてたまらない




もう16歳の立派なお爺にゃんなのに

子ネコ時代から変わらないイタズラっ子だ


今となっては懐かしいが

生前の祖母が毎年漬けていた 

紫蘇がいっぱい入った梅干しは

食べるのを躊躇してしまうくらい

塩っぱかったから なかなか食べる気にならなかった


保存瓶に入れたまま長く置いておくと 

ザラザラとした塩の結晶で梅の表面が覆われてしまう


祖母が手間ひまかけて仕込んだ 

せっかくの梅干しを捨ててしまうのは悲しいと言ったら それを欲しがる年配の人が元職場にいた


彼は普段 偏屈で頑固なフリをしているから

周りから煙たがれていたが 

根はとても優しい ネコ好きなお爺さんだ

わたしはオトーサンと呼んで 

今でも仲良くしている


オトーサンは塩の結晶で覆われた梅干しと赤紫蘇を湯呑み茶碗に入れてお湯を注いで飲むのが好きなようだったが


「それ絶対おいしくないやろ〜🤮」と思いながら見ていた


これは別のタイプの梅2種類

味はお菓子の類い




日本人にしか分からないであろう 

なんだか懐かしい味がします





「日本人は礼儀正しくて正直、そして親切」


そのようなことを何度か言われた事がある


言った人が本当に 心からそう思っているのかどうかは知らない


それはさておき


そう言われた時はいつも

「あなたはラッキーですね。これまでに出会った日本人が(わたしも含め)

たまたま良い人達だったのでしょう。」


と 西洋カブレして久しいわたしは 

sarcastic jokeで応える


もちろん 謙遜のつもりだ


話は変わるけれど

あなたは「ベルギー人」に出合ったことはありますか?


どこの国の人なのか?

見た目だけでは分からないけれど

英語で話してみると 英語圏の人でも 

英語圏じゃない国の人でも アクセントや訛りでどこの国の人なのか たいてい想像はつくものだが


ベルギー人に関しては

フランス語とオランダ語を話す人達が住む国なので分からない

(あっドイツ語圏もありました)


4ヶ国語の言語圏があるスイス人もそうだ


日本でよく知られている

「フランダースの犬」の話はタイトル通り

ベルギーが舞台だ


少年ネロと loyalで優しくて

かわいい大型犬パトラッシュの悲しいお話


日本バージョンのストーリーは かわいそう過ぎてつらいから(アメリカバージョンではネロが死の淵から生還するらしい)


一度絵本を読んで以来 繰り返し読むことはなかった


子どもの頃 初めて読んだ時は 

なんと意地の悪い大人達がベルギーにはいるものだ!!

と ネロとパトラッシュの不遇を憂い

涙を流し 数日間落ち込んだものだ


知り合いにベルギー人の男性がいる

ここでは仮にミスターSとしておく


ミスターSは 離縁した自分の妻に対しても 他人に対して 傲慢&横柄な態度で接する人


特にサービス業の人々にナマイキな態度を取り

働く女性達は皆 「金に困っている」と思い込んでいる


言葉が悪いのは承知だし 普段そのような類の事は口にしないし 思わないようにもしているが

一発くらして(ぶんなぐって)やりたいような人物だ


ちなみにわたしはこれまでの人生でヒトを含め生き物をぶん殴ったことはない


身近にベルギー人が彼一人しかいないせいで

わたしはベルギー人に対して良い印象がなかった


ベルギーが舞台の作り話(フランダースの犬)

の非情なストーリーの絵本を読んで悲しい気持ちになり

( ※作者はたしかイギリス人で、ストーリーは完全なるフィクションだ)


たまたま知っているたった1人のベルギー人 

ミスターSが感心できる人柄ではない


それだけの話


しかしベルギーのチョコレートや料理は大好きだ


ベルギーに行った時の事を

先月ブログに書いたが 

行った先々で接したお店の店員さん達や 

道で迷いそうになっていた時に助けてくれた人達

ペトロステーション(ガソリンスタンド⛽️)で 給油の仕方がイギリスと勝手が違っていたため戸惑っていた時に 手取り足取り手伝ってくれた人


みんなとても優しくて親切だった




もうしばらくは ユーロ圏に行く予定もなさそうだと思ったから





ベルギーを離れる前に食事をしたレストランで

パンパンに膨れ上がった小銭入れの中のユーロコインを チップとしてテーブルに全部置いて店を出ようとした時

「払い過ぎていますよ!!」と店員さんが わざわざ言いに来た


「給事を担当してくれたあなた達へのチップです ありがとう ご馳走さまでした」

と言ったら いたく感謝してくれた


住んだ事がないからわからないけれど

ベルギー人は真面目で良い人達の多い国という印象を受けた


もしも 件の傍若無人な男ミスターSと

フランダースの犬のお話のことを知らなかったとしたら


わたしもベルギー人に対して 冒頭に書いた


「礼儀正しくて正直、そして親切」


という印象だけを持っていたかもしれない







今は亡き祖父の想い出


祖父はなかなかハンサムでスタイルも良く オシャレな人だった


祖父と言っても 40代半ばで孫(わたし)が生まれたのだから


今思えば「おじいさん」っていうほどの歳でもなかったのだろう


わたしが幼い頃 一緒にテレビを観ていた時に


「トイレに行きたいんだけど 今いいところだから

(観ているテレビ番組がちょうど面白い場面という意味)

じいちゃんの代わりに行ってきてくれる?」


とわたしに言うのだ


幼かったわたしは

「変なことを言うもんだ そんな事できる訳ないじゃん じいちゃんって大丈夫なのだろうか?」


と不審に思いつつも 

憐れみのような気持ちも湧いて 

何も言い返さなかった


成長してからは 

「そういう意味不明な冗談を言う男の人っているよね」

と理解したけれど



3週間くらい前からだったか?


毎日のように 二羽のカラスが

うちのバルコニーの手すりにとまって 

えらい剣幕で ギャーギャー鳴き叫んだり 

羽を広げてばたつかせながら 

家の中にるネコ達を攻撃態勢で威嚇しにくるので 恐怖を感じていたが ここ数日は何事もなく落ち着いている


今朝 バルコニーの椅子に座って

外を眺めていたら 

あのカラス二羽が チビっこいカラスを連れて飛行の練習をしていた


赤ちゃんが産まれていたみたい


親カラス達が育児ストレスで

うちのネコ達に八つ当たっていただけなのかもしれない


うちの子らは カラスにイジワルなんてしないから安心して 子育てがんばりなさいよ





日本ではSPARってまだあるのかな?
欧州の都心では もう見かけないけど 田舎に行ったらまだあります


最近 SPARの紙袋がいたくお気に入りのヴィト