昨日の「責任を教える」についての記事に

反応ありがとうございます。

メールやコメント等いただくと、

私も自分の内側を確かめ確かめ書いているこのブログが

ひとりごとではなくて、ちゃんと分かち合いになっていることがわかり

書き甲斐があります^^

 

もうひとつ、思ったことがあったので書いてみます。

 

娘nikoの高校の制服の採寸に行ったときのこと。

3つの教室を巡る順路が作られていて、ブラウス、スカート、ジャケット、セーター、

ローファー、体育館シューズ、グラウンドシューズ、体育着

と順に試着しながら申込用紙を埋めていくシステムでした。

 

一番最初のブラウスのところで、

中肉中背のnikoはMを薦められて着てみました。

見た目にはおかしくないのですが

本人は首回りがキツイ、というので、係の女性は「じゃあLですね」

と○をつけて次の順路へ促されました。

 

ジャケットやセーターも、着心地をチェックしながら、

ひとつダメなら次のサイズも着直してみて、

なんならもう1回前のサイズを気直して比較して、

nikoは選んでいきました。

 

そのフィット感も確信をもってというよりは「え~わかんない」「どっちだろう」

とけっこう迷いながら。

 

私は、買い物に時間をかけると連れ(親やパートナーなど)に急かされるという

自分の嫌な記憶が呼び覚まされ、

こんなに悩めるなんて羨ましいなあと思いながら同行していました。

 

シューズのところで、体育館シューズを24.5で決めたら、係の人が

「これはだいたいグラウンドシューズが0.5上にするとちょうどいいんですよ」

と、言って25をだしてくれました。

nikoは履いてみて、「わかんない」と言いました。

もう終盤だったので私も疲れてきていて、係の人が0.5上だっていうんだからそれでいいかと

次のコーナーに移りました。

いくらなんでも25.5センチはでかいよね、とも思って。

 

で、コースの最後まで行って、精算のところに行ったところでnikoが

「やっぱりブラウスをもう1回着たい」と言い出しました。

正直、え~、また戻るの?

と思ったけど「いいよ、戻ろう」と最初の教室に逆行すると

最初の係の人が

「あら?また着るの?ごめんなさいね、決めてしまって」

といって、今度はLLをだしてくれました。

 

nikoは平均身長体重なのでLLは大人の目からは大きいのですが

首回りの大きさは、これ以上狭いと限界、とnikoは言います。

「着るのはあなただもんね」とブラウスをLLに○し直して、

ジャケットやセ-ターをこのブラウスの上に試着し直して、

納得いくサイズにしたところで、採寸会場を後にしました。

羨ましいなあ、この人、私もこうありたいなあ。

そして全部付き合ってあげられてよかった。と、2つのことを想いながら。

 

4月になって、制服が届き、再度着てみると・・・・

唯一、納得いく選び方をしなかったグラウンドシューズが、小さいことが判明。

体育館シューズと同じメーカーだけど作りが違うので、

小指側がぶつかって痛くなりそう、と。

みてみると確かに小指側がぱつぱつ。

あ~、あの時首をかしげていたものなあ、もう1サイズ上を試せればよかった。

でも、履いてみてないから、0.5上でいいのか1センチ上げたほうがいいのかがわからない。

 

コールセンターに電話すると

電話でのお取替えは1回のみなので、サイズ確定できてないならば、試着に来てくださいという。

思わず

「係の人に勧められるままのサイズにしちゃったんですよね。

せっかく試着会だったんだから、試着させてほしかったです」

と文句を言わせてもらいました。

(もうちょっと上に伝わる言い方ができればよかったけど、

なんかその時は、電話口の人に愚痴ったみたいになっちゃったあせる

 

係の人は丁寧に、日本橋の本店で試着ができること。

そこに合わないサイズのものを持ち込めば、決定したサイズが後日郵送されること。

を教えてくれました。

 

あああ、

勧められても、ちゃんと試着すればよかったのは

こちらの態度というか選択できる範囲のこと。

 

この手間は、その勉強代だなあと。

「やっぱり試着させてください」という手間を惜しんで

言われるがままの選択をしたからだ。

 

で、nikoは翌日、浅草方面へ遊びに行くというので

「あなた日本橋に寄って返品と試着行ける?私も一緒に行ったほうがいい?」

と訊いてみたら、意外にも

「場所教えて」

と、ひとりで行くつもりでいたので、

私は娘の成長を感じたのでした。


めんどくさいなあ、と言いながらも、

自分の靴だし

自分の足がなければ試着できないし、

サイズが合わない靴で体育の授業受けるのはきついし、

ただのサイズチェックだから、母親が行く必要はないわけで、

行ったことない町、駅でも最近は行動範囲を広げている。

 

都内在住の高校生になったのだなあ、

と感慨深い。

曖昧なこと
勧められるもの
面倒だからって手間を惜しんだこと

全部、自分に返ってくるね。

人任せにすると、人のせいにしたくなる。

親も子も、自分の選択に自分で責任を引き受けながら

このレッスンを進んでいこうと思います。


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写真はnikoが旅先から送ってくれた、旅行中の朝ごはん。おいしそう。

 

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