ここ最近のアクセス解析で
なぜか人気なのが「モヤモヤ歯医者シリーズ」の2記事。

とても説明のしづらいモヤモヤ歯医者体験

そして

まさかのモヤモヤ歯医者続編

歯医者にモヤモヤとした不満や不条理感を感じているのは
私だけではないのでしょう!(きっと)

そして、そんな歯医者モヤモヤ仲間のみなさま
あるいは
「歯医者にモヤモヤしているこいつにモヤモヤする」という理由で
ウォッチしてくださってたみなさま

喜んでください

完結編です。

ざっくりこれまでの経緯を説明すると

通っていた歯医者で、
「ここで治療した後からものが挟まるようになりました」
と伝えたところ
「むしろこの隣の歯の形が悪いからです。こちらを直しましょう」

といわれ、隣の歯の被せものを外され、しばらく外した状態で、歯茎の腫れが引くまで待つ
という方針を示された私。
しかもそのあと詰める物は、保険内なら「有害な金属」
自費なら「欠点のないセラミック45000円」
「セラミックよりやや強度の落ちるプラスチックとセラミックの合成30000円」
そして「今決めないでいいです」というまるで心理商法のような説明。

続編では、なんとその数日後に、
違う歯の被せものがとれ、くだんの歯医者が休みだったので近所の別の歯医者に行ったら
そこも強烈であった。あわよくば転院と思っていたが打ち砕かれた。

というのが前回までのおはなし。


で、それを読んで友人がくれた「いい歯医者情報」が
どうも私にもよさそう、しかも通える範囲内。
ということで、今日予約をとって行ってみました。

予約の段階で、現在治療途中であることと、
セカンドオピニオン+転院できればしたい
と伝えての受診。


家からは電車の乗り継ぐけれど同区内。
自転車なら30分くらい?
たまたま夫が在宅だったので車で送ってくれて、帰りに迎えに来てくれることに。

で、受付で気づく。


・・・・財布がない。


保険証もない、現金もない、帰りのSuicaもない。
帰りのお迎えを断らなくてよかった・・・

ていうか、
私「すみません、財布忘れました!
 保険証もありません・・・・・財布に入れてるので・・・・

副院長「あら、落とした?盗まれたとか?」

私「いえ、家にあります・・・」

副院長「ああ、じゃあよかった。お支払いも保険証も次でいいですよ。保険証の種類は?
      はい、じゃあ次回ね。このご住所だと取りに帰るのも大変だものね。
      ご紹介なのでいいですよ。大丈夫ですよ」

私「ありがとうございます!(友人、ありがとうございますTT)」

無事、診察を受けることに。

問診票を書いて2~3分後、歯科衛生士さんに呼ばれる。

衛生士「高橋さん、診察の前に、こちらでお話伺ってもよろしいですか?」

私「はい」

診察室の隣の、ダイニングテーブルと椅子4つ、みたいなミーティングルーム
あるいはダイニングルームみたいなお部屋に通される。

そこで細かくヒアリングを受け
こちらの意向を伝えました。

なるべく保険内
でも健康第一なので保険がきかない選択肢も提案してほしい
治療中の歯だけでなく、数日前に被せものがとれて即席でつけてもらった歯の脇にフロスが通らなくなった
歯並びで磨きにくい箇所があるので磨き方の指導をしてほしい

という4点。

歯科衛生士のKさんはとても丁寧に聴いてくれました。
そう、「聴く」ができている方だったのです

丁寧なヒアリングのあと
診察室に通され、院長とお話し。

・セカンドオピニオンなのか転院希望なのかの意思確認。
・レントゲンを前の歯科医院から取り寄せられるかどうか。
・金属アレルギーなのに、金属を詰めてよいかどうか。金属アレルギー外来でアレルゲンを特定する検査を受けたいかどうか。受けたければ紹介状も書く。

以前のぞんざい歯医者とは違うフランクさ。
(話しやすいけれど、尊重されているし、選択の自由を感じる)

そして、モヤモヤ歯医者の治療方針はまあ、妥当であること

当院なら仮歯を入れて様子をみて、
問題なければ型をとって詰めること

アレルギー検査、結果を待つ間も手間や時間やお金がかかるけれども
それを選択するならそのペースで進めること

以前の歯医者からレントゲン写真を取り寄せるならばそれを待ってもよいこと



を伝えられました。

私は

「レントゲンをここで取り直すならいくらぐらいですか?
と率直に質問すると

「2000円くらいです」

ということっだったので

再度モヤモヤ歯医者とやりとりするより、今撮ってもらうほうを選択。

「歯周ポケットの確認もしていいですか?したいですか?」

と確認があったので

「全体のチェックと、日々のケアの指導がほしいのでお願いします」

と伝えて治療スタート。

角度を変えて14枚のレントゲンを撮り
歯周ポケットの計測をし
口腔内の写真撮影。

そして歯磨き指導。

歯科衛生士Kさんが
この図と手鏡とをかわるがわる示しながら
説明してくれます。

Kさん「ここにフロスを通して、いつものようにやってみていただけますか?」
私「(実演)」
Kさん「両側の歯に沿わせて、こうするのですね。はい、それはいいですね。
   私なら、さらにこんな風にするのですが、やってみてもいいですか?
   あ、どこのメーカーのフロスをお使いですか?」
私「はい○○○の、○○加工のやつです」
Kさん「じゃあ、これを使いますね。(同じメーカーの別商品)
    こう入れて、こっち側にこのくらい、こっち側にこのくらい、
    こすってあげます。今までのだと、ここが落ちにくいので・・・」
私「なるほど」
Kさん「歯ブラシはどんなものをお使いですか?」
私「○○○の、電動です。丸くて回転するやつ」
Kさん「ではこちらを使って、左下の歯を磨いてみてください」
私「はい。(実演)」
Kさん「はい。そうですね。。。では今度は鏡を見ずにやってみてください」
私「(実演)」
Kさん「あ~、その部分、高橋さんも気にしてらした斜めの歯のところに来たら
もっと歯ブラシを横にして、このくらいです。これで磨いてあげてください。
普段は、鏡を見て磨いていますか?」
私「いいえ・・・湯船の中とか」
Kさん「そうですね、鏡を見てるときのほうがしっかり磨けているので見ながらやったほうが効果的かもしれないですね」
私「朝と就寝前の2回でよいのでしょうか」
Kさん「実際に磨けているので大丈夫と思います」
私「電動と手動を併用したほうがいいのでしょうか」
Kさん「電動で頑張りすぎると、歯茎など傷つくことがあるので、
磨き残しがあるようなら手動との併用をおすすめします。
いまのところ、角度と磨く時間(1本5秒)に気を付けてやってみて、
効果・変化を見てから、おすすめするかもしれません。

一貫してKさんは

私の歯や生活スタイルを批判・非難せず
私の自由な選択に必要な情報をくださいます。

これがいただいた「磨き残し資料」↓↓↓

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なぜか画僧がさかさまですが直せない・・・・++

磨き残し28パーセントが20パーセントまで下がれば虫歯になりにくい、
と院長が教えてくれました。
ちょっと気にしてやってみます。

歯が弱い歯質だとしても
習慣は変えられるはず。


今回の一連の歯医者騒動で私は
自分が歯医者に求めるものがはっきりしました。

・大事に扱われること
・疑問や不安や要望などこちらの話を聴いてくれること
・私の疑問や不安や要望への答が与えられること
・治療の腕が確かなこと
・日々の生活改善への指導があること(予防に本気である)
・それでいて、患者本人のQOLを最優先してくれること
・応急処置でなく長い(かもしれない)人生を見越した治療提案があること
・治療中不快でないくらいの清潔感

ですね!!
おお!!!!ハッキリするって、心地いいですね。
ブライトですね。


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夕飯は、切るだけ、焼くだけメニュー。
それにしても歯があるってありがたい。

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