聴くほどに、相手が輝く。つながりが増す。
シェアハウス時代の同居人Tくんが遊びに来た。
Tくんは
前回来た時のブログにも書いたけど
未来からのメッセンジャー
現在大学の卒業制作で、自分の生い立ちをドキュメンタリー映像で撮っている最中。
今回もその撮影の一環でichikoを取材し、ichikoと母親である私とを撮りたいということで
我が家へ。
彼が2歳から小1くらいまで、シェアハウスの同居人として過ごしたichiko.
二人で、当時通っていた保育園の脇にある公園で
対話した映像を少し見せてもらった。
2歳と4歳だった、小さかった二人が
すっかり私より大きくなって
並んで「あの」公園に座って話している映像は
あの頃の私たちに見せたい。
タイムマシンに乗っている気分になった。
当時、子どもたちの保育にかかわる人たちで出していた通信を
青年Tくんが持ってきていた。
その中に私の書いた文字もある。
子どもが好き
私は変わっていくという状態がすきで
変わっていくこといちじるしい段階にある子どもが好きだ
なんにでもなれて どこにでもいけるという
「気」を発しているかんじ。
来年のTくんは今年のTくんと別人のようだろうと思う。
彼らの変化の途上に、私は同席していたい。
変化の途上をキオクすること
影響しあうこと
あとになって 同じ方向を振り返って
酒なんかのんで
トークとかすること
・・・・
こんな散文を
まさに、成人した彼らと、
酒を飲みながら読んだ。鳥肌が立った。
15年前の私よ!望みがかなっているよ。
想像よりものすごく、なん100倍も、この望みはずっしりと価値があるぞ。
当時を振り返って
言葉を得た「もと子どもたち」は語る。
「あの時、むしゃくしゃした気持ちを自分でもどうしようもなくて」
「今回会ってあの時はごめんなさい、って謝った」
などなど、親じゃない大人たちと、子どもたちはそれぞれに人間関係を結んでいった。
豊かなことだったと思う。
関わってくれた大人にも子どもにもほんとうに感謝している。
Tくんとichikoどうしも、不思議な関係性だ。
友達以上であることはもちろん、
幼馴染、というのもしっくりこない
家族ではあったけど、姉弟ではない
二人は2歳差だけど周りの大人は同格に扱い
年齢の上下というより、個性の差があるだけだったような。
それぞれに両親が存在していて・・・
双子、というのが一番近いかな。
と本人たちは言う。
面白いな。
二卵性、二母性の双生児。
15年くらいのブランクを経て再会。
一緒に暮らしていた当時はお互い相手の気持ちを聴くことなんてたぶんなかったけど
いまは振り返って、思い出して、言語化しあえる。
とり胸肉3枚をまるごと焼いて、ハニーマスタードチキンをみんなで食べた。
通信のバックナンバーにあった
Tくん本人が、シェアハウスから出るとき
関わる人へ送ったメッセージは
「ごはんがうまかった」
だったのがなんとも感無量だ。
シェアメイトのRちゃんが帰宅して、
漫画家のichikoは、音楽漫画を描いているということで
音大生のRちゃんに取材を始める。
Tくんもichikoも、自分で選び、考え行動し、表現をし、これからも生きていくんだ。
変化の途上にこれからもちょくちょく
同席させてもらえるとうれしいな。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・私の経験、お話します。
5/17幸せのコツ~子連れ離婚・再婚のお話会~
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