http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11349673462.html
引き続きネタバレ記事ですので、ぜひ映画を観てからお読みください!
「おおかみこども雨と雪」感想続きです。
↑前篇に書いたこと。
花の個人の人生が描かれていないのが気持ち悪い。
でも、雪の自立の物語として、とてもスムーズに感情移入できた。
これってなんだろう?母には人格は描かれなくていいってこと?
主体性を持たない母、と娘の人間関係を描きたかったの?
主体性を持たないとはちょっと違うな。
依然謎です。
この記事では、雪を中心とした視点で書いていきます。
雨の生死を分ける、冬の川流れ事件の時に
カラダを張って命を張って助けた雪は
まったくねぎらわれるシーンがないまま。
このシーンの意図はなんだったんだろう。
不条理・不可解???
肩で息をする、半獣の雪が痛々しい。
小学生になって。
雪は自分の素姓を隠すようになる。
花はワンピースを縫ってやり、そこには
母の応援がある。けど。
やはり手がかかる、気がかりなのは弟の雨のほう。
いじめられ、あまり学校へはいかなくなる雨。
それを見守る花。
嵐の中、雪を学校へ迎えに行く途中の花は
雨の異変に気づき、息子を追いかけて山へ入ります。
待ちぼうけをくう、
お迎えのこない子どもたち。
孤独な同級生同士が、
お互いの孤独に寄り添います。
雪は封じ込めていた自分のアイデンティティを
同級生に明かす。
異邦人の私が、初めて自己開示する。
獣である自分。
相手は・・・
知っていたよ。と。
驚かずに
かつ
誰にも言わない。言ってない。
と約束してくれる。
こころに傷を持った友人。理解者。
この映画で私が泣いたシーンは、
ここでした。
嵐の日の、
「ここから、自分の力で暮らしたい」と願う
同級生よりも少し早く大人になろうとしている
小さな独立した人たちの、
重大な、相互理解と
受容、承認。
味方のいないはずの世界に、いてくれた、存在。
しかし!
母の花は、雨を追って入った嵐の山で気を失い、
はっと気づくシーンでも、ひたすら
雨の姿を探している。
そこ!
「あっ!雪!私、雪のお迎えに行かなくちゃいけなかったんだわ!」
とはっとするシーンはなかった。。。。
ショック。。。。。。
この映画は、花の独白でなく
じゅうぶんに愛されなかったようにみえる
(あるいは母の甘えをそのまま受け入れた
おおかみこどもでなく、おとなこどもの)
娘・雪の独白で導かれていく。
母の笑顔が誇らしいと
雪は言う。
私は、その雪が、
痛々しいと思う。
そして
花が悪いとも思わない。
だけど
花が
自分を語ってくれたら
ぜひ友達になりたいと思うのだ。
なぜなら私もまた、
おおかみのこどもを生んだ女だからだ。
「聴き方」が変わると、関係性が変わります。
連載コラム【ココロを育てる聴き方・伝え方】
引き続きネタバレ記事ですので、ぜひ映画を観てからお読みください!
「おおかみこども雨と雪」感想続きです。
↑前篇に書いたこと。
花の個人の人生が描かれていないのが気持ち悪い。
でも、雪の自立の物語として、とてもスムーズに感情移入できた。
これってなんだろう?母には人格は描かれなくていいってこと?
主体性を持たない母、と娘の人間関係を描きたかったの?
主体性を持たないとはちょっと違うな。
依然謎です。
この記事では、雪を中心とした視点で書いていきます。
雨の生死を分ける、冬の川流れ事件の時に
カラダを張って命を張って助けた雪は
まったくねぎらわれるシーンがないまま。
このシーンの意図はなんだったんだろう。
不条理・不可解???
肩で息をする、半獣の雪が痛々しい。
小学生になって。
雪は自分の素姓を隠すようになる。
花はワンピースを縫ってやり、そこには
母の応援がある。けど。
やはり手がかかる、気がかりなのは弟の雨のほう。
いじめられ、あまり学校へはいかなくなる雨。
それを見守る花。
嵐の中、雪を学校へ迎えに行く途中の花は
雨の異変に気づき、息子を追いかけて山へ入ります。
待ちぼうけをくう、
お迎えのこない子どもたち。
孤独な同級生同士が、
お互いの孤独に寄り添います。
雪は封じ込めていた自分のアイデンティティを
同級生に明かす。
異邦人の私が、初めて自己開示する。
獣である自分。
相手は・・・
知っていたよ。と。
驚かずに
かつ
誰にも言わない。言ってない。
と約束してくれる。
こころに傷を持った友人。理解者。
この映画で私が泣いたシーンは、
ここでした。
嵐の日の、
「ここから、自分の力で暮らしたい」と願う
同級生よりも少し早く大人になろうとしている
小さな独立した人たちの、
重大な、相互理解と
受容、承認。
味方のいないはずの世界に、いてくれた、存在。
しかし!
母の花は、雨を追って入った嵐の山で気を失い、
はっと気づくシーンでも、ひたすら
雨の姿を探している。
そこ!
「あっ!雪!私、雪のお迎えに行かなくちゃいけなかったんだわ!」
とはっとするシーンはなかった。。。。
ショック。。。。。。
この映画は、花の独白でなく
じゅうぶんに愛されなかったようにみえる
(あるいは母の甘えをそのまま受け入れた
おおかみこどもでなく、おとなこどもの)
娘・雪の独白で導かれていく。
母の笑顔が誇らしいと
雪は言う。
私は、その雪が、
痛々しいと思う。
そして
花が悪いとも思わない。
だけど
花が
自分を語ってくれたら
ぜひ友達になりたいと思うのだ。
なぜなら私もまた、
おおかみのこどもを生んだ女だからだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・次の新月はさいたまです!9/15
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11338906492.html 9/30(日)午後は 1周年だよタンジェリン交流会
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11340374089.html

大切な人の話を大切に聴くために
【ブライト・リスニング講座&体験会】

「失敗とのつきあい方 その1」
コメントや共感ボタンお待ちしてます♪
http://www.happy-note.com/shine/105/post_17.html
パートナーシップこのままでいいの!?

育児期夫婦のためのコミュニケーション講座@こぶたラボ
ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11325854724.html
「母と娘」の物語をとらえ直す
【プレイバック・シアター 体験ワークショップ】
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11334093083.html
現在、新人賞エントリー中。
出版企画ぜひ応援してください!
↓↓↓
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11340373555.html

【プレイバック・シアター 体験ワークショップ】
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11334093083.html

出版企画ぜひ応援してください!
↓↓↓
http://ameblo.jp/lychee-tangerine/entry-11340373555.html