クリスマスパーティー!! | 黒猫本舗のブログ

黒猫本舗のブログ

5人の子供の事を中心に備忘録感覚で書いてます


ハハンハン♫

のっけからご機嫌である。

クリスマスパーティーも昨日に無事終わり

私の年内業務は終了したのだ。

後は大掃除くらいか……

常にダラダラしていたい人の天敵、

ルーティーンワーク。

キチンとしている人ほど確立している、

ルーティーンワーク。

この両者の違いは何なのかと考察するに

「面倒臭い」をどうこなすか、

ここに掛かっている気がする。

私の最大の朝敵は「面倒臭い」だ。

それでいながらいざ始めてみると

徹底的にやらないと気が済まない!!

つーか気が済むまでやらせろ!!

と言う変なスィッチが入ってしまうので

「こんなに出来るなら普段からやっておきなよ」

と言う類の指摘を度々受けるのだが

まぁほら、ディズニーランドみたいなもん。

たまーに行くから行くまでは面倒臭くても

いざワールドバザールのダンボの曲に誘われ

敷地内を歩くにつれて

この世界観!!細部の作り込み!!

となる訳だが

自宅がランド敷地内にあったら

逐一そうは思わなくなると思う。

つまり「面倒臭い」と言うのは

「いつでも出来る」と言う驕りと合体して

私の宿敵となっている訳で

如何せん宿敵なので

いざ対峙するとなると

「あぁん?やってやんよこーしてこーしてこーしてこーだあぁあぁ!!」

退治になってしまうのではないだろうか。

掃除に関してはそうなってしまうが

炊事と洗濯、これらに関しては

「面倒臭い」に負けている場合じゃない。

「3日後の夕飯」まで考えて買い物をする、

洗濯物はカテゴリ別に各自で出して貰い

それらをゴミの日みたいな感じで

曜日別に分けて洗う事で

私はこの15年間を乗り切ってきたが

「キューティ、まさかマットとタオルと下着を一緒に洗ったんか?」

「一度に済む方がいいでしょ?」

「何の為に5つに分けてると思っ……うわぁあぁ靴下バラバラじゃん!!靴下までネットに入れずに突っ込んだんか!?」

「ネットって何のネット?」

「これだよこれ!!」

「あぁそれ、靴下に使うの?」

と、配偶者が朝敵側に寝返る場合もあるので

私の右耳の後ろには引っかき傷が絶えない。

悪い癖なんだよね……

理解を超えて苛立つと右耳の後ろを

衝動的にガリガリガリッて一瞬掻いちゃう。

手指は限界まで深爪にしてるんだけど……

まぁそれも周囲に愚痴ると

「男の人だけん仕方ないよー」

九州に来てビシビシ感じるのが

男性を軽視している女性が多い事だ。

「男の人だからやらないよね」

「猫さんちは女の子多いから手伝ってくれていいな、うちは男の子ばっかだから」

…………。

ペットか何かみたいな言いようで

同じ人類を扱っている事にとにかく驚く。

料理業界も清掃業界もクリーニング屋も

男性が多いイメージだけどな、

そこに性別って出来ない理由になるかなぁ……

じゃ私は女なので

平素はふんぞり返って爪の手入れして

都合悪くなったら逆ギレ号泣でいいな!?

ってそーじゃないよね、

人間は性別抜きに原則対等だろがよ。

うちのオトンも言っとったわ、

「力仕事と出産以外で男女を持ち出すのは、出来ない・やりたくない奴の言い訳なだけ」

つっとった。

私は家事が好きじゃない分

配偶者の倍以上、家計を出す。

だからその分は相手にも協力を要請する。

そして仮に自分独りになったとしても

子供達を何とか大学専門まで出せるように

「配偶者に依存しない」としてきたが

何かね、祖母からは何度か指摘された。

「あなたの独りで全てやろうとする生き方や考え方は決して間違ってないけど、少し可愛げがないかもしれない」

「どういう事?」

「男の人からすれば、自分は要らないんじゃないかって思う場合もあるんじゃないかしら」

「そうだよ?それに依存したら行く行く自分が困るじゃん」

「少しだけ頼ってあげたら、男の人も自覚が芽生える場合もあるかと思うのだけど」

「うーん……でも頼るって借りを作るって事でしょ?となると借りを相殺できる何かを既成事実として作らないといけないからさ、そっちの方が面倒臭い」

「何でも面倒臭いって言っていると、最後に自分の首を絞める事になるかもしれませんよ」

「努力しなくても済む為の努力はなるべく惜しまないつもりなんだけどなー」


もうボッチでいーでーす、

気にしないから気にされんでくださーい、

そう構えて黙々とやっていると

世の中捨てたもんじゃないっつーか

「手伝いましょうか?」

「私も協力できます」

って人がどんどん来てくれて

結果的にものすごくラクな感じになった上に

独りでやる以上の成果になったりするから

やっぱ……最初は独りでやるって前提が

私には合ってる気がするなぁ……

手順も全て自分で考えられるし

「あ、でもこうしたらよくないですか?」

「確かに!!それ良いですね!!」

って改善も容易に出来るし……


そんな私の独壇場が

ハロウィンとクリスマスなのである。

完全に独りで出資から企画まで

とことん好きなようにやる。

事業でもないので金勘定をする必要もないし

数十人の子供達の歓声みたいなので

その辺は充分、ペイ出来る。

人にプレゼントを選ぶ時は

予算に限度はあるにしてもその中で

相手が開けた時の顔を想像して選ぶでしょ?

私は人の歓声を聞くとゾクゾクする癖があり

それに最初に気付いたのは

ベルリンの壁崩壊のシーンかな……

お前は何もやってないだろ!!と思うが

沢山の人があんなに喜んでいるのを見て

子供ながらにフルフルフルッとしたよね……

ベルリンの壁崩壊ほどの事はなくても

「いいなぁ……コーラの匂いの消しゴム……俺のお母さん、こういうのダメって言うんだよな」

って同級生が言うのを聞いて

お母さんの事も考えて

「あれ?お前、誕生日近いんじゃなかったっけ?」

とかしらばっくれたりもして

「全然近くないけど……あっ!!コーラのかおりちゃん!!いいの!?ありがとう!!」

「お母さんには私が誕生日と勘違いしたって言っといて」

「ありがとう、やったぁー」

みたいな事をした時は私の中では毎度

ベルリンの壁が崩壊している。

消しゴム1つと同等に考えるなって話だが

あの時のフルフルフルッとした感覚が蘇るって意味ね。 

心がピョンピョンするんじゃあ

ってあの言葉に近いかも。

私は祖母からも父からも母からも

「自分から人に『頂戴』と言ってはいけない」

と強く強く言われて育った。

「何かが欲しい時はちゃんとお父さんお母さんに言いなさい」

って流れで納得させられるプレゼンすれば

「では今度の土曜日の塾の帰りにLOFTに行こうか」

みたいな感じで大抵は買って貰えたので

人様からねだる必要がない環境ではあった。

でも、頂戴が言いきれない子に

自分から気を利かせる場合は

「そうか、喜んでくれた?良かったじゃないか」

と、父からは言われていた。

人にねだるのは絶対ダメだけど

人に喜んで貰うのは全然OK☆

少しくらい損したって

寝る前に悶々とするよりいいじゃない☆

我が子にもこれはわりと受け継がれ

当時の私と似たアプローチをしてくる。

「ねぇママ、友達に筆箱がボロボロの子がいて、お母さんが買ってくれないんだって。凄く優しくて良い子なんだ、私が休んだ時のフォローとかしてくれたり動物にも優しくて他にも」

「ふーん……その子の誕生日聞いといて」

「分かった」ホッ

みたいな事はちょこちょこある。

いでよ楽天Amazon。

「すごく喜んでくれて大事に使うねって。プレゼントを友達から貰うの初めてとも言ってた」

「あ、喜んでくれたの?じゃ良かった」

……かつての父の気持ちとリンクした気がした。

お節介っちゃお節介だし

「アイツにあげたんなら自分にもくれよ!!何でアイツだけ!!」

みたいなのが湧いてきたら

「誰だお前」って態度は取るけどな。

人の厚意に群がり公平性を求める奴は害獣じゃ。

それこそ、祖母の言った「可愛げ」つーか

私は気になる人を気にかけてるだけだ。





これに消しゴムクジにお土産、

それが私の主催するパーティーの限界だが

ハロウィンのスーパーボールクジにせよ

「3つともハズレの粗品を引く」

と言う引きを持つ子が必ず現れるので

そこですかさず、お土産を配りまくる。

今回、準備したお土産は



お子様メニューの景品まんまなんだけど

袋を開けるワクワクと中身を見たドキドキで

ハズレを引いた事も忘れちゃうんだよな。

お父さんお母さん達も協力してくれて

ものすごくスムーズに進み

本当にありがとうございました。

施設側から参加者名簿が欲しいとの事なので

来た順に人数分の記名をして貰ったんだけど

数えたら今年は47名。

ハロウィンより10人ちょっと増えたかな?

でもこれは保護者を含めた人数なので

2019年の子供だけで70人超えした

あのピークに比べたら全然少ねぇ。

パーティーまで少子化とか勘弁してよね。

暗くなるし寒くなるしで

少し早めにお開きにしたけど

「すっげぇめーーっちゃ楽しかったぁ!!マジ神だわ!!」

「コラ!!何て事言うの……ごめんなさい!!」

「いやいや全然、私はそういうのが聞きたかったんで。また呼ぶから来てねー」

「ありがとうヌーさん!!また呼んでね!!」

「うん、また誘う!!あと私はヌーさんじゃない、ヌーさんはこっち!!」

「えっ!?」

私の財布が少々軽くなったって

これをやらない方が損よねー。

そして居合わせた施設利用をしていた方から

「ボランティアで演奏をしているので、もし都合が合えば来年はクリスマスソング演奏しますよ」

と、名刺を頂いてしまった。

駄菓子が並ぶパーティーが

オーケストラ付きとかになるなんて素敵ねぇ……


何はともあれ、

私もすっげぇめーーっちゃ楽しかった。


んでもって来てくれた幼稚園ママさんから

卒園式の謝辞を是非と打診されて

浮かれついでに二つ返事で

引き受けてしまったのを思い出し

今、ちょっと冷静になってる。