この2年間、本当に色んな事がありまして
いや生きてる限りそんなもん
っちゃそうなんですけど
生まれて初めて過呼吸が起きる程に怒り
自分が情けなくなるほど嫌な事を経験して
30年ぶりの希死念慮に取り憑かれてしまい
長男の送りで電車に乗ろうとすれば
飛び込みたくて堪らなくなるし
高いところに行けば飛び降りたくて堪らず
それを抑えると過呼吸が起きる始末で
30年前には同じ感じで
5階から飛び降りた経験がある訳で
この手のタブーは越えてしまうと
次もスンナリ越えられてしまうのは
本当なんだなと強く実感するも
子供達にも心配を掛けるし
飼ってるペットにも心配され
特にライチ(ヒョウモントカゲモドキ)が
例年は春までほとんど引きこもってるのに
真冬にも関わらず住処から出てきて
こっちを見ながら短い手足をジタバタ必死に
水槽を乗り越えようとしているのが
廊下に倒れて鼻水と涙だらけの中見えた時は
申し訳なさと同じくらい
長年の付き合いの絆は気のせいじゃない、
そう思いました。
怒りで過呼吸になるなんて思いもよらず
アナフィラキシーとかかと思った程ですが
子供達にこんな姿見せられるか、
そう裏庭に出たところ
今度は猫達が集まって来て
しきりに私の身体をチェックしたり
顔を覗き込んだりしてくる訳です。
因みにハギはもういない。
デグも、いない。
過去記事読んで在りし日の彼女らに触れ
今盛大に泣きながら書いてます。
長男と対話しようと頑張ってたら
野良猫15匹の避妊手術に成功した。
自分は5人も産んどいて本当にごめんなさい。
でも近所に餌をやる人が絶えないのもあって
毎年、子猫の死体を見る。
倒れてるのを運良く保護できたとしても
獣医さんもお手上げ状態で
そして子猫達はみんな
お母さんを呼ぶ時の声を出して死んでいく。
「先だった母猫が迎えに来てくれた説」
そんな都合のいい話を練り上げても無理。
ならばと一念発起して
捕獲器を自分で3つ購入し
裏庭の猫達に頼み込んでみた。
驚いたのは猫達は捕獲器を知っていた事。
「これに入れって!?」
そんな声が聞こえそうなくらい
驚いた顔で私を見る者が多いが
「こんな日が来るなんて……」
と、諦めた様な眼差しで入ってくれた子もいた。
白玉と茶々丸、そして彼らの弟である
寝るとワンタンみたいなワンタニーが
先に入ってくれた訳だが
茶々丸は最後までワンタニーと白玉の
捕獲器を開けようと頑張っていたが
愛護センターが近くなると犬達の声が聞こえ
3匹は一気に大人しくなり
諦観の面持ちになった。
「違うよそうじゃなくて大丈夫絶対帰れる大丈夫だから迎えに来るからね大丈夫だよ」
そんな感じで声を掛け続け
「そうですよ、大丈夫です。夕方迎えにきてくださいね!!」ハイハイ
と最後は愛護センターの方に剥がされる始末。
地域猫とかサクラ耳とか言うアレ。
4匹くらいは自腹になったけど
子猫の死を見なくても良い事と天秤にかけた。
まぁ……人間の都合で仕方の無い事なんだけど
5人産んでる私がするのは矛盾し過ぎてる。
この辺の話はまた後で書こう、
ただでさえダラダラになるのに
もう何か頭がクラクラしてきました。
過呼吸が起きた経緯も
何故ならこのブログは備忘録だから
【超絶愚痴】のタグでも付けていずれ
書かせて頂こうかと思います。
書いてる本人が不愉快なんだもん、
他人はもっと不愉快な内容だと思う。
猫にも心配されてあぁもう何なの、
隣の家のワンコ……隣人(リント)君を
散歩に連れてくぜ!!
隣の犬を散歩する経緯も
10数年の愛犬を亡くして落ち込んだ
隣家のおばあちゃんのところに
知り合いが保健所に連れていこうとしていた
大型犬を息子さんが引き取ったそうだが
小型犬からいきなり雑種のシェパード、
「身体も小さくて体重も軽い私じゃ散歩しきれなくて……転んだら介護になりかねないからどうしたら」
「え、じゃあ身体が大きくて体重の重い私が散歩させれば良いのでは」
「えぇ!?あははははそんな」
「んふふふふふふ」
翌日、私はペットショップに赴いた。
「あ、こんにちは。フタホシ50……」
「こんにちは、今日はコオロギを買いに来たんじゃないんです。犬の散歩用品を買いに来ました」
「犬?」
「ええ、シェパードの雑種で、中大型犬かな」
「年齢は」
「6歳だったはず」
話していくうちにペットショップの店員さんは
(自分で飼ってる犬なのに知らなすぎでは)
みたいに段々、訝しそうな表情になったので
「まぁ犬つっても隣の犬なんです。かくかくしかじかで私が行こうかなと」
「そういう事なんですね!!素晴らしい!!」
一気に色々協力的になってくれた。
お隣さんはまさか私が
「つー訳で散歩セット進められるがままに全部買ってきました!!ちょっと練習させて貰っていいですか!?」
と来るとは思わなかったようで
かなり面食らっていたのだが
私ねぇ…………犬派なんだ。
猫が嫌いな訳じゃないんだけど
犬と猫の言語体系が全く違ってね?
猫は人間が従うかブチ切れるまで
ひたすら自分の願望を繰り返すのに対して
犬の場合は何だろ、
(~しましょう)とか(~しませんか?)みたいな、
英語のLet’s~とかShall we ~?つーか
まぁ自分もやる前提の打診で来る場合が多い。
勿論、個体差や環境による影響もあるけど
犬と猫は根底の思考回路が異なるようで
「お前らがあんまり仲良くないのちょっと解る気がする」
って何となく納得した。
犬は人間と仲間として生きてきたけど
泳ぐの嫌いな癖に魚好きな猫、
どういう風に人間と関わってきたかよく解る。
因みに犬猫を見ていると
挨拶と血族をものすごく重んじる傾向がある。
挨拶も血族の尊重も出来ないような
失礼な奴はアッサリ嫌われ孤立する。
人間以上にそこは厳しめ。
リント君と私が散歩に出るも
やはり頭のモヤモヤは払拭出来ず
我に返るとリント君が心配そうに立ち止まり
私を慮るように見ていた。
「大丈夫、何でもないよ」
(………無理、してますよね?)
「平気だよ、シッポ振っていこう」
このリント君は非常に賢い犬で
よその家の塀に排尿してはならんと思い
(一応、水はペットボトルに900㎖2本持参。大型犬は排泄のみならず水もかなり飲む)
「シャーしないよー」
と言ったら道に座って排尿した。
あっごめん、伝え方が悪かったわ。
シャーは竹林とか土の上にね、と取り決めたら
アッサリそこも理解してくれたし
「歩道を歩こう」
と言ったら1段高いところと理解はしたらしく
縁石を歩いたのでそれを注意したら
少し驚いた顔をしたものの
縁石には二度と乗る事はない。
そして歩道がないところで車が来たら
「車、車来たよ」
と私が跨ぐように止めたところ
車が来たら私の脚の間に来て
車が通り過ぎて「よし」と言うまで待つのも
最初の散歩で全て理解してくれたので
犬を飼った事のない私でも
スムーズに2時間ほど散歩が出来る。
「お前は世界一賢い、リントは世界一いい子」
そう道端で撫で回していたら
見知らぬ人が笑顔で頷きながら去っていった。
中には私を飼い主と思う人もいて
「まぁー溺愛してぇ。良い飼い主さんねぇ」
「いやぁめちゃくちゃいい子、隣の家の犬って以外は完璧」
「え?隣の犬なの!?」
「かくかくしかじかで」
「えっ?」
「そうなんですよー。おや何を心配してんだ、お前が世界で一番いい子って話してるんだよー」
褒められたのが分かるや否や
シッポちぎれて飛んでいくんじゃねぇの?
ってくらいシッポ振るのも可愛い、
なので我々の合言葉(私しか発さないが)は
「よーしシッポ振って行こう」
「ハッハッハッハッ」パタパタブンブン
ってなもんである。
そして2時間弱の散歩から帰ると
色んなところから猫達に見張られている。
おかえりーっていつもは来る猫達も
犬の散歩から帰った時は物陰に潜み
どことなく斜に構えてたり
疑心暗鬼な面持ちで
まるで裏切り者を見るかのような眼差し。
仕方ねぇじゃん、犬派だもん。
でもお前らの事も大好きだよ。
そういや何かブラッシングした時に
毛玉ボール作ると猫は喜ぶって……
そうリント君の毛で作った
巨大毛玉を持ち帰ると
(何て物を持ってきたんだ!!)
(捨てろ穢らわしい!!)
(空気読め空気!!)
と言わんばかりに大ブーイングだった。
そんなので気を紛らわせていたのだが
やはり元凶が家の中にいる以上
私の過呼吸は収まる事がない。
子供達には本当に申し訳ないのだが
私は決断をした。
この無様な醜態の元凶が出ていかない以上
私が、出よう。
同じ番地の2DKの安アパートにな。
裏庭の塀を伝えば徒歩2分だ。
お隣さんも裏向かいさんも
私が猫と1列になって塀の上を歩いていても
「あ……いや何かすみません」
「あはははこんにちはー落ちないでね」
と、驚く様子はなかった事に私が驚いた。
普通ないよね、
隣家の奥さんが塀の上歩いてるとか。
あぁあぁにしても、にしてもだよ。
私が家を出るなんて意味が解らない、
有責配偶者は私じゃない。
何が原因ってお前だよキューティ!!!!
込み上げる何かと高まる呼吸を抑えながら
家を出る話をしたら
キューティは
「本当に出てっちゃうの!?」と叫んだ。
「安心しろ、キューティが家を出る頃に私が行くし、キューティが帰ったら私も帰る」
「じゃ顔合わせる時間がほとんどなくなるね」
「そうなるな、その為の別居だから」
「だからちょくちょく遊びに行くね!!何処に引っ越すの?近く?」
と来たので本当に意識が飛んだ。
そこからどうしたのか全く思い出せないが
キューティは何事もなかったかのように
「ねーママー」と私のアパートに来ている。
不死鳥。
でもまぁ……借金も何度も肩代わりしたし
車も買ってやったしそれなのに
……やめとこ。
もう良い、
恨みや怒りに捕らわれたら人間終わる。
アホと結婚した奴はもっとアホなのだ。
「あなたなんていなくても俺一人で何でも出来るからあなたなんて要らないんですけど?」
と言われたからとて
キューティに子供を任せてはおけない。
和差算を「書き出す以外に方法ないでしょ?答え合ってるし式なんて必要ないでしょ?」
とか言う奴に任せちゃいけない。
奴はケーキを3等分する時に角度ではなく
『人みたいな』と答える奴なのだ。
わかんない▪️知らない▪️お金ないから無理
この3つの言葉で生きてこれたのは凄い。
30歳超えて20回以上転職したのも凄い。
家賃込で7万渡せば
7人家族がやって行けると思ってるのも凄い。
でもそこが有難かったんだよな、
生活費もロクに渡してないのに
外に出て仕事もしてるようでもない奥さんが
借金も何度も肩代わりしてくれたり
家具家電を全て買ったり出来るのか、
私ならドン引くどころか
「ねぇ本当に何やってんの!?」
ってなもんだが
「やったー奢りだー俺が払わなくていいならラッキー」
くらいにずっと思っていたらしい。
例え数字や計算が苦手だとしたって
そこに疑問を持たないでいてくれたのは
本当に助かった。
アパートを借りるにあたっても
私の収入が不安定で
どこかで働いてるって訳でもないし
配偶者審査で落とされた過去もあるから
審査通るかなぁと不安だったが
貯金残高を見せたらアッサリ通った。
ふふ、楽しかったよ。
秘密基地作ってるみたいでさ。
自分の借りた家くらい好きにしていいわよね。
今はもうちょい派手になってるけど
このスプラ文字みたいな
この時代のAI特有の似非日本語、大好き。
もうちょいしたらこの文字が
書けなくなるんじゃないか、
技術が進んでお利口さんになったら。
現在に於いて大正~昭和初期時代の広告を
描けるデザイナーがいないのと一緒かも。
古くは写実主義の宮廷画家が
写真の普及で仕事を失い
印象派が確立したように
技術の進歩で取られた人間の仕事は
違う形で人間に必要とされる。
機械やAIに取られる仕事があったとしても
人間にしか出来ない仕事はなくならない。
アパートにまずライチと2人引っ越して
子供達は2軒の家を行き来して
子供達とクロイちゃんの世話をしに
本宅に通う日々だったのだが
クロイちゃんがある日
オヤツを受け取らず
私をまっすぐ見据えてきた。
(言いたい事があるんだけど)とも
(何か隠してるだろ)とも感じる、
非難と心配の入り交じった
人間含め哺乳類が良くする顔だ。
デグちゃんの事……は
2年経ってもまだ立ち直れていないが
いずれここに書く事で、
何とか乗り切れる気がするけど
書いては涙が止まらなくなって消す連続、
それが2年続いている。
デグーは人のいる方が寂しくないかと思って
毎日世話をしに行っていても
私の不在はクロイちゃんにはバレていた様で
クロイちゃんもアパートに連れていったのだが
その日はヌーさんの水泳帽を買わねばならず
アパートにケージを置いて
「すっすぐ帰って来るから!!大丈夫だからね!?」
と、1時間弱でアパートに戻ったところ
私が戻って呼び掛けてるのも気付かないくらい
クロィちゃんは茫然自失になっていた。
「クロィちゃん!!クロィちゃんって!!」
何度呼んでも反応がなく
ケージを開けて私が覗き込むと
キッキュ!?とやっと気付いて駆け寄ってきた。
「本当にごめん、いきなり独りにして。私がクーちゃん置いてく訳ないじゃないか」
「キキュキキュ」ヒシッ
もう会えないのではと思ったんだろうな……
私の手のひらを抱えるようにして
目を閉じていたクロィちゃんだが
目にうっすら、涙が浮かんでいた。
デグちゃんの最期の時もそうだった。
モルモも涙を流して息を引き取っていた。
「クロィちゃん、長生きしてね」
「…………」ヒシッ
伝わったのかどうか知らないが
クロイちゃんはしばらく、
私の人差し指から薬指までの3本を抱えていた。
因みにリント君の例にもれず
定型文で同じ音を心がければ
生き物はこちらの言語を理解をしてくれる。
言語=鳴き声。
オヤツ&撫で回しタイムが終わり
「クロィちゃん、閉めるよ」
と言えば身体を扉から離すし
何なら自分でバタンと閉める事もある。
施錠だけは私がするけど
「出ないよ」と言えばケージから出ない。
デグちゃんは「お掃除するよ」と言えば
別ケージにも移動してくれたが
クロィちゃんは別ケージが嫌みたいなので
お掃除の時の特別なオヤツと言うか
賄賂(乾燥ナツメかイナゴ豆)を
渡せば2階に行く。
私は動物とコミニュケーションが
取りたかったと言うよりは
長男とコミニュケーションを取ろうと
色々四苦八苦していたら
いつの間にかこうなってた節がある。
(あ、お前ちょっと解る奴か?)
って思える人には警戒心が和らぐのは
生き物としては当たり前の事だろう。
人間と動物は違うんでー
……そうかな。
自らの身体機能を退化させ
道具や技術を発展させたけど
ボスを選んで群れで行動するのも一緒だし
習性は全く捨てられてないから
スポーツやって昇華させたり
無防備な状況に危機感を抱いてきたからこそ
スッピンやだらしない自分を見られたくないし
苦労の末に天敵がいなくなっても尚
子育て中はキリキリ気が張るし
せっかく天敵がいなくなったのに
架空の敵や怪物に戦々恐々としたりする。
昔の化け物は動物の姿をした物が多いが
近代の化け物は人間の姿をした物が多いのは
それだけ野生の天敵がいなくなったからで
同族感の縄張り争いはかなり熾烈。
最近では猫の子育ても変わってきてて
子供にトイレを教える時に
後足で砂を掛ける事を教えず
「車の下でしなさい」
と教えているママ猫が多い。
「違うよ!?」とみんなを集め
裏庭のビワの木の下にするようにしたら
勝手に生えて来たビワが
トトロ来たのかレベルに育ち
今では家より高くなった。
目的が果たせなくても
プロセス全てが無駄になる訳じゃないのかも。
家借りて1人の時間が数時間出来たところで
何が解決した訳じゃないが
自分の事がどうにもならない時は
人の為になる事をしたらいいな。
ハロウィンとクリスマスだけじゃなくて。
私は長らく、この目の前地区で
駄菓子屋兼児童館を作りたかった。
持ち金全つぎ込みで不動産購入する勇気はなく
ひたすらハコを探していたのだが
ふと、公民館が目に入った。
「団体でなくても借りられるんですね?」
そこから、何か色んな事を思いついた。
児童館兼駄菓子屋じゃなくて
児童館と駄菓子屋をすればいいのでは。
公民館借りて開放したところで
誰だお前?ってなるだろうから
とりあえず、子供会の会長に立候補した。
まさか立候補があるとはって感じで
こんな人間でもスンナリOKが貰えたし
決まった曜日の放課後にでも
児童館の真似事やっていいですか、
そう自治会に打診したところ
私の事を知っていて下さったようで
あなたのやりたいようにやってみてください、
そう有難い返答をいただいた上に
棚まで作って頂いたので
名義と利用料は個人で出すからと
数万円分の玩具を詰め込み
毎週20人程度の子供達が
スポーツチャンバラだのベイブレードだの
昭和か!?って遊びを
ワイワイやる場所が確保出来た。
2時間程度の短時間だが
誰もスマホやゲームを弄らないのね。
ただひたすら奇声を発して走り回ったり
座布団を投げあったり
座布団に埋もれたり
宿題やシール交換をしたりしてるだけだけど
そんな事が最高に楽しいんだそうだ。
児童館はとりあえず達成したから
後は駄菓子屋、かぁ。
食べ物扱うのはハードル高いか、
とりあえず子供が好きそうな物を
子供が驚くくらい安価で出せたらなぁ……。
夏祭りで子供会も出店していいって言うから
敢えて自腹で20万円分くらい
明らかに買い過ぎな玩具を仕入れ
『定価とは原価3割で利益7割が原則』
って話を聞いた事があるので
そこを敢えて逆にしてみたくなった。
原価率7割と言う価格設定を考えていたら
夏祭りが中止に。
ちょ……アパートいっぱいの在庫……
また公民館を借りて
独り夏祭りでもしようか迷っていたら
顔馴染みの地元の小さな駄菓子屋さんも
夏祭りに向けて準備していたのにと
途方に暮れていたので
「えっじゃあうちらで夏祭りやろう、夏祭りminiってどうでしょうか」
「いいんですか!?」
で、お互いのビラをお互いで配って
私は縁日玩具や文具を格安で出し
食べ物やクジやスーパーボール掬いを
駄菓子屋さんが出す、
場所は違えど合わせれば
これ正にお祭りじゃん!!
ってのが案外成功して
今では月に1度くらい打診が来るから
私がガレージを借りて
コラボレーション出店している。
昨今はシールが高いのだが
昨年8月にボンボンドロップシールが
商標登録されたニュースを見て
「行き場を失った偽物や廉価品があぶれてるであろう中国から直接シールを仕入れて100円~150円以内で売りたい」
ここから色んな中華サイトの業者さんに
片っ端から連絡をして交渉して
ノンキャラクターのシールを数百枚仕入れて
行く先々でシールの価格を調べた。
私はシールに傾倒した事はないんだけど
興味とマーケティングリサーチは別だからな。
ボンボンドロップの偽物は台紙を変えて
何とかシールと名も変えて
200~350円程で流通しているようだが
私は個人なので全て100円で出せる。
おなかシールも100円。
おしりシールとシャカシャカシールは
仕入れ値が100円超えたから
100円は無理だな、150円か……
玩具も2個50円~300円以内。
んでもって100円ごとに選べるオマケ、
シールは1枚ごとにミニシール1枚オマケ。
原価率7割とあるように
利益が100円を超える物は当店には無い。
今は何でも高くなってるからこそ
安ッ!!って心から子供に言って貰える、
そんな価格を目指した。
「めちゃ安ーい最高~たくさん買える~」
「マジでーほんなら良かったよー」
とか言ってワイワイしてたら
「これで利益あるんですか」
「経営大丈夫なんですか」
とか何人からか深刻そうな顔で聞かれたけど
まぁ……大損こかなきゃいいし
そもそも経営してないからね……
つーか利益とか儲けってのは
理念と試行錯誤についてくるもんじゃねぇの?
寧ろ小学生が利益や経営を心配する価格なら
私の目的は達成出来てるから満足。
しかしオマケを付けすぎたのか
「うちの子がたくさん持ち帰っていて申し訳ありません」
憔悴したお母さんが駆け込んで来た。
後ろには納得いかない顔の
さっき1200円も買ってくれた子。
1000円超える子は滅多にいないから
私も覚えてた。
オマケの数にビックリして喜んでくれたから
私もすごく嬉しかったしな。
「あら何か間違えたのかな、確認します。ごめん、レジ、ちょっと代わって」
そう手伝いに来てくれてた
優秀な高学年に任せて数えると
100円12点にオマケ12個、
500円ごとのちょい豪華なオマケ2つ。
私は間違ってないな。
「合ってます」
「え?どう言う事ですか?このボールペンと筆箱は」
「100円商品12点に対してオマケ12個、500円ごとのオマケ2つ、大丈夫、合ってます」
「ほらーーーーー」
でも、凄くちゃんとしたお母様なんだな、
見てーほらオマケこんなにー
って子供が見せたら
こんなに買えるお金は渡してない!!
って慌てて来てくださって……
でも子供も疑われて可哀想……
私のせいか、そうか。
やめないけどね。
お米でも何でも高く売る人がいるなら
安く売る人がいたっていいじゃない?
因みに93年の米不足の時
私の父親は有給を取って新潟の魚沼に行き
小売価格で買う条件で
「これからはFAXを送れば美味しいお米を代引きで送ってもらえるよ」
って事をしていたのを見て
「なるほどなぁ」と思ったのが
今回活かせた気がする。
みんなが欲しい物はたくさん手に入れて
みんなが有難いと思ってくれる値段で売れば
プライスレスな気持ちになれるのにな。
お金はいずれなくなっちゃうけど
目的ありきの達成感って地味に残るし。
しかし私がこんなんばっかりしてるからか
我が子達が恐ろしく物欲がない。
誕生日に何が欲しいかって言われても……
って真剣に悩む始末だ。
ヌーさんもシールは全然欲しがらないし
どんなもんかな?も兼ねて
サプライズで我が子に5つあげたラブブは
「えっいいの!?」
と受け取ってくれたのは下2人だけで
「私はいいかなぁ、メルカリとかに出すと良いと思う」
と、3つは受け取って貰えなかったので
流行り物に飛びつく事もない。
えーカタチだけって言うかさー
興味はなくても
どんなもんかくらい経験しなよー……
なのでブームが去る前に
何とか誰かの手に渡らせようとは思ってる。
今、目星を付けているのは
お客さんとしてもかなり買ってくれてる上に
うちの店に店員いたの!?ってくらい
朝から夕までひねもす手伝ってくれてる2人。
中学に上がってもやりたいっつーから
入試のボランティアとして特記事項になるよう
学校に便宜を図るくらいはしようと思うが
卒業祝いで欲しがってた高級スクイーズに
ラブブを抱き合わせであげたい。
いつもお礼は商品で渡そうとするんだけど
ほんの数百円分の玩具しか
受け取ってくれないってか
ただでさえ安すぎるから
そんな受け取れないとか言うし……
残りの3割の利益出てるじゃん!!
つっても公民館活動で消えちゃうんだよね、
でもお金を使った分
公民館の玩具が増えてるから
子供達もお金の流れは納得してる感じだし
子供会や公民館でお世話になってるから、と
わりと多めにお金を持たせてくれる
みたいな話も子供達から聞いてる。
んじゃ更に公民館活動が捗るな。
来年も会長やる事になったから
とりあえず役員制度も廃品回収も交通当番も
保護者が嫌がる事は全部ナシにして
「あのさー20万円あんだけど何したい?」
って子供達中心で運営して行こうと思ってます。
イヤイヤ来られたり
あの人いつも来ないよねーみたいなのより
「やるやるー」って子供達と
「こんだけやって貰ったんで手伝わせて」
って居合わせた人が手伝ってくれた方が
ものすごくスムーズだったんですね。
まぁ久々に喋るババアの話が長いのは世の常、
とりとめなく長々すみません。
でも、こんな感じで1年やったらいつの間にか
過呼吸も飛び込み願望も落ち着いたし
思ってたのとは少し違う形だけど
40歳過ぎても夢は叶った。
何かを得たと言う事は
相対的に同じくらいの比重の何かも
知らないところで失われている危惧もあるけど
だから私は自己責任で好き勝手が一番好き。
今週末の日曜日もおもちゃやさん、
この次は何を仕入れて何を仕掛けようか
生き甲斐ってこう言う事なんだろうと思う。


