真夏に観たくなる中国映画 〜阳光灿烂的日子〜 | 中国語上達への道トレーナーのブログ

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大家好!

 

中国語上達への道トレーナーのむうさんです。

 

 

毎年の夏、

いや特に北京にいると、

この映画が観たくなるんです。

 

今は北京にいない。深圳だ。

深圳はもう真夏です。

この映画が無性に観たくなってウズウズ。

 

ご存知ですか。

この映画のこと。

 

阳光灿烂的日子

 


(写真は中国Wikipediaよりお借りしてます。)


邦題は、『太陽の少年』(1993年)。

青春期を描いた代表的な作品です。

日本でも当時上映されました。

先日、ふとしたきっかけで

ユーチューブで観ることができたんです。

 

字幕は中国語ですが、

映画全体が思い出の中の青春時代を

描いているような黄色味がかかった映像で

当時の北京の風景もとても綺麗に映し出されていますので、

映像を観ているだけでもとても入り込める作品だと思います。

 

時代は1970年代の首都。

社会が混乱する中で

子供たちが成長していく過程を描きます。

現実なのか、虚構なのか、

ストーリーで入り混じります。

それがまた成長期の子供たちの気持ちをよく表している。

 

 

観終わったあと、

いつも余韻が残るんです。

なんだろう。

 

私が知る90年代の北京。

それよりも20年も前の北京が

画面いっぱいに映し出される。

それがなんとも美しい。

 

こんな綺麗な北京を観ることができる映画は

他にはないと個人的に思っています。

 

かつて

中国映画特集をしていた雑誌の中に、

この映画のことが書かれていました。

そこに映画に出てきた建築物が北京のどこにあるか

を解説していた。

 

雑誌発売当時はまだ残っていた建築物たち。

2024年の今はどうなっているのだろうかな。

 

映画の中で”老莫”と言われていた 墨西哥餐厅。

10年くらい前に北京の家族で行ったことある。

 

主人公が片想いする年上の女性、”米兰”の住んでいた

歴史の重みを感じるアパートの部屋訪れてみたい。

 

暑い日に、”米兰”が髪を洗うシーンがある。

これがなんとも良い。

90年代の大学の留学生宿舎なんかには

髪の毛を洗う洗面所が廊下の奥にあったもの。

 

そしてそして、忘れることができないのが

主人公の男の子“马小军”を演じる“夏雨”。

演技が光ります。

演技が演技とは思えないくらい真実味がある。

10代の頃の甘く切ない気持ちが伝わってきて、

こちらが辛く切なくなってくるから不思議。

 

良かったら、

この夏に観てみてください。

上記にリンクを貼りましたので、

そこから観ることができます。

 

中国語の勉強にしては、北京の子供たちが話す

独特な言い回しがあって難しいですが、

中国映画として十分愉しむことができますよ。

 

以前は日本でDVDが発売されていました。

日本語で理解されたい方は探してみるのも良いかもしれません。

(現在発売されているかは不明です)

 

 観たら、どうだったか感想を教えてくださいね♪