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大家好!
中国語上達への道トレーナーの
鈴木律子です。
今回は中国語ではなく、日本語の川柳に注目したいと思います。
ほとんど独り言ですので、お許しくださいね。
これまで、新聞などでサラリーマン川柳を見かけて面白いなぁ、と
感じることはありました。
ところが、数ヶ月前散歩していたときふと目に止まった
川柳のチラシで心が動いたのでした。
川柳のお題は「金」。
コロナが蔓延している時期に作られた数々の川柳が、
面白おかしくもあり、言葉に力強さもあり、
すっかり魅了されてしまった。
重苦しい空気の中だからこそ、
より一層その凄さを感じることができたのだ。
いくつかご紹介しましょう。
「対コロナ 除菌滅菌 給付金」 作者:yu-gorilla さん
「歩きつつ スマホ令和の 金次郎」 タンちゃん さん
「御長寿で ためた貯金が 先に逝く」 ハルル さん
「コロナ禍に 走る白衣に 金メダル」 コウキ さん
「札入れは 金より多い 診察券」
「金おくれ 息子の声だが 電話きる」 ナオさん さん
そして、わたくしの一番のお気に入りはこれ。
「現金は ずっと前から ディスタンス」 らくちゃん さん
面白い!
直感的に感じました。
しかも、こんなに大変な時期に、それも魔法使いのように
巧みに言葉を使いこなすとは。
言葉はすごい力を持つものなんだと感激したのと同時に
人間自身の底力も感じましたね。
こんな時代だからこそ、気持ちに負けてしまってはいけない。
と私が言われているような気がしました。
5・7・5
この短い文字数の中に収められる言葉。
私は作ることはできないけれど、
これからも楽しんで川柳を鑑賞したいと思います。