泥酔上等 ~酔っぱらいの思考回路~ -16ページ目

泥酔上等 ~酔っぱらいの思考回路~

学問やビジネスの外であっても、思索は決して欠かせぬもの。
けれどもそこは、スポットライトが当たらぬところ。
ここはかなしい・・・そんな思索の、供養の場。

前回は、「新設駅の名前が長くなる理由は、次の四つに集約される」という内容でした。
A. 地名をさらに細分化・限定する語を加えている
B. 複数個の地名をつなげている
C. 地名がそもそも長い
D. 地名じゃなくて、施設名を使っている

(前回の記事 : http://ameblo.jp/lv79/entry-11010415212.html)

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・・・ところで、どうやって駅名は決まるのでしょう。web眺めてると、決定権者は鉄道会社。
ですので、鉄道会社の気持ちになって妄想します。

(部長の机)
部長 「雨場(アメバ)市の新設駅の名前だがね」
課長 「すでに雨場駅、新雨場駅があるから、検討は難航してます」
部長 「残る候補は、あと四つか」
課長 「A 雨場中央、B 雨場比具(ピグ)、C あめば台、D サイバー学院大学前

部長 「住民の意見は」
課長 「『雨場』の名への愛着は強いです。ただおとなり比具町への対抗意識もあり、Aに比べBは不人気」
部長 「土地のアイデンティティーってやつだ」
課長 「商工会議所や若者の中には、Cをおす動きも」
部長 「ひらがなは・・・なぜだか夢がひろがる感じ!」
課長 「Dはほとんど支持なしです。ただ大学が強く要望」

部長 「ところで課長、この路線は黒字化必須だ」
課長 「常務がいつも、部長を叱ってますもんね」
部長 「乗客わんさか増える・・・そんな駅名欲しいのよ」
課長 「Cは、今後土地開発がされそうなイメージの名前。人来るかもです」
部長 「Dもいい――施設が街をつくりだす。大学に『雨場キャンパス』を拡張し、宣伝してもらいたい!」
課長 「住民の方の説得は、大変でしょうが」

(常務室)
部長 「新設駅の最終候補です! あめば台に、サイバー学院大学前」
常務 「月並みだ。それでは路線は輝かん」
部長 「うぐぅ・・・どうしましょう」
常務 「あめばセントラルヒルズ(サイバー学院大学雨場キャンパス前)。これだ部長」

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「なんばグランド花月(千日前)」みたいになりましたね。
それでも、駅名決めに際しどんな要素が絡みそうかは見えました。

次回まとめてしまいましょう。それでは~。

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前回は、「新設路線の駅名、長い」という内容でした。
(前回の記事 : http://ameblo.jp/lv79/entry-11009445368.html)

・・・さて、これ見た奥さんツッコミを。
奥さん 「お気づき? 新設路線でも他の路線が通ってる駅は、昔っからあった駅なのよ
わたし 「たしかに・・・(新設路線の全ての駅)-(乗換路線がある駅)=(新設駅)ってわけか」
奥さん 「あなたの主張、新設駅に絞った方がより明確になるわけよね」
わたし 「うぐ・・ぅ」

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というわけで、「その駅に他の乗換路線があるかないか」で分けた上での、駅名の長さ示します。
「乗換路線ない駅」というところが、本当の新設駅の駅名の長さになりますね。
また参考までに、都バスの停留所名の長さ併記しました。

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なるほどね・・・やっぱり新設駅の名前、既存の駅のそれより長いですね。。
あと、そんな新設駅の名前の長さ、もはやバスの停留所並み。そんなことが見えてきました。
(ちなみにもう一つ・・・山手線の全29駅中、27駅には他の路線も通ってる!)

奥さんに感謝!しつつ・・・これで心おきなく、「なぜ長い?」の分析へ。

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オーソドックスな駅名って、わたしのイメージ・・・市町村名か町名か、それのどっちかだったんです。
すなわち、「○○市」「○○町」の○○、「△△三丁目」の△△ですね。
(ちなみに、バスなら△△または△△何丁目と、電車に比べて一段細かい地名がオーソドックスだと感じます)

「長い駅名」、それらと比べて何が違う? そんな観点でながめれば――思ったよりもあっさりと。
次の四つのいずれかで、長い理由は説明できます。
A. 地名をさらに細分化・限定する語を加えている (新XXとか、XX三丁目とか)
B. 複数個の地名をつなげている (牛込+神楽坂とか)
C. 地名がそもそも長い (ひらがな、カタカナの使用が一因)
D. 地名じゃなくて、施設名を使っている (国立競技場とか)

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あとは「A~Dってなぜ起きた?」、それを考え抜けばいい。
ヒトが駅名に込めたモノ、姿を現すことでしょう。

それでは、また次回~。

突然ですが、おたずねします。
この写真、いったい何に見えますか?

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正解は、東京近郊の鉄道路線図です。白黒にして、180度回転させました。
(元の路線図は、こちらの「首都圏鉄道路線図」です : http://www.chiri.com/railwaymap.htm)

まるで精密回路か毛細血管、そんな風にわたしの目には映ります。
海外客を成田空港から連れてくるたび・・・路線図の複雑さは、いい話のネタになってます。

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すでにこれだけ複雑だけど――路線はできるよいつまでも、と。
わたしに身近なところだけでも、大江戸線にりんかい線、つくばエクスプレス・・・。
(細かい定義はわかりませんが・・・前の二つは2000年、つくばエクスプレスは2005年ごろ開通したと思ってください)

新設路線と付き合って、ひとつ強く感じることは――「駅名が、どんどん長くなってるな」ということ。
↓というわけで、「平均の駅名の長さ」算出しました。
(漢字も1文字としてカウントします)。

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だれもがきっと、「なんで長くなってるの?」・・・そう思ってくれるはず。

大江戸線は「上野御徒町」「西新宿五丁目」といったように、地名を細かく示そうとする傾向が。
つくばエクスプレスは、「流山おおたかの森」「柏の葉キャンパス」など・・・地名自体が長いのかな?
りんかい線は「国際展示場」「東京テレポート」など、もはや施設の名前ですね。

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これで終わり? いやいや、立ち止まってはつまらない。
長い名前のその背景、もっとえぐっていきましょう。

・・・とはいえ、話も長くなっちゃいそう。
数回かけて、ゆったり眺めてまいりましょう。