『憧れの存在であった高校美術部の上級生・香澄と芳野から、夏休みに演劇祭の舞台背景画を描き上げるための「合宿」に誘われた毬子。胸躍らせて「船着場のある家」に赴いた彼女を待ち受けていたのは、遠い夏の日に封印されたはずの秘密だった……。』


(裏表紙より)

これは好きでした!:)

こういう雰囲気の恩田さんの話は大好きです。

恩田さんの書く女の人が何だか少し怖くて好きです。


それにしても恩田陸さんは随分とレベッカに影響を受けているみたいですね。
どれか忘れましたがレベッカへのオマージュ作品もたしか書いてらっしゃいましたよね-
今度レベッカを読んでみたいです。

昨日は図書館に行ってきました。

エッセイの資料を借りに行ったんですが、International languageのコーナーを見つけてびっくり。

日本の本は当分読めないと思ってました。

今回は借りてませんけど、結構推理小説が多かったので嬉しい:)


時をかける少女/筒井康隆

哀しい予感/吉本ばなな

ねじの回転/恩田陸



『ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり口を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。』


(裏表紙より)




これは『子どもたちは夜と遊ぶ』を読んでから読むことをおすすめします。これはあの話の二年後の設定のようで、秋先生を始めあの作品の登場人物が何人か出てくる上に、ストーリーに関わることも明かされるので。わたしは、『子どもたち―』を読んで気になっていたことが分かってすっきり。


今回のお話も好きでした。本当に、辻村さんの作品は人物が魅力的。毎回、登場人物たちに感情移入してしまいます。心に残るセリフも多いんですよね。今回は、(ネタばれになってしまいそうなので書きませんが)最後のほうの秋先生の言葉が印象深かったです。


『名前探しの放課後』に登場人物たちがまた出ているというようなことがあとがきに書いてあったので、そちらも読んでみたいです。はやく文庫化してほしい…

スロウハイツの神様(上)(下)/辻村深月

昨日買った本を実家に忘れて来てしまいました…:(楽しみにしてたのに…
急遽2冊買いました。これもまた辻村深月さんです。これも面白そう。
『藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――』

(裏表紙より)


これは今まで読んだ三作の中で1番好きです。ミステリーというよりも、とても優しいお話という印象です。読み終わった後、温かい気持ちになりました。
長編ですが、各章のタイトルがドラえもんの道具の名前になっていて、その道具をモチーフにした話となっています。ドラえもんって、小さい頃から当たり前のようにテレビでやっていて、今まで何の思い入れもなかったんですが、とても素敵な作品なんだなと思うようになりました。主人公が1番すきだと言っていた映画を今度借りてみたいです。