凍りのくじら/辻村深月

きみのためのバラ/池澤夏樹

AND THEREBY HANGS A TALE/ JEFFREY ARCHER


1番読むのが楽しみなのはJEFFREY ARCHER。

前から気になってたんですけど、どれから読めばわからなかったんです。

でも今日平積みになってた本のタイトルが気になったので買ってみました:)

短編集のようなので、さくっと読めそうです。通学時間に読もう。

「ある人文科学的実験の被験者」になるだけで時給十一万二千円がもらえるという破格の仕事に応募した十二人の男女。とある施設に閉じ込められた彼らは、実験の内容を知り驚愕する。それはより多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった――。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場。


(裏表紙より)



わたしは、元がよくわからなかったのですが、いろいろな名作ミステリへのオマージュが散りばめられているそうですね。


登場人物が次第に疑心暗鬼になっていく様子は面白かったですが、後半からの展開が少し急すぎる印象がありました。謎解きが急です。途中でこの人が犯人だろうなあと思った人があたってしまったのもちょっと残念。


同じクローズドサークルのものでは、綾辻さんの館シリーズ(まだ2冊しか読んでいませんが)の方がわたしは好みでした。

『大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。

家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。

「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。

姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。

孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。』


(裏表紙より)



辻村さんの作品を読むのは、『冷たい校舎の時は止まる』に続いて二作目です。

この方の作品は、登場人物が魅力的ですよね。

登場人物たちが持つ弱さだとか、悩みがどこかしら自分にあてはまります。

『辻村深月は、どうしてこんなにも僕たちのことを知っているのだろう。』

と解説の方が書いていらっしゃいましたが、本当にそう思います。


でも、ストーリーはちょっとがっかりでした。

オチがあんまり好きじゃないです。


『6時間後の死を予言された美緒。他人の未来が見えるという青年・圭史の言葉は真実なのか。

美緒は半信半疑のまま、殺人者を探し出そうとするが――刻一刻と迫る運命の瞬間。

血も凍るサスペンスから心温まるファンタジーまで、

稀代のストーリーテラーが卓越したアイディアで描き出す、珠玉の連作ミステリー。』


(裏表紙より)




この作品は、WOWOWで映像化された短編2つと他の短編3つからなる連作ミステリーです。

わたしは『恋をしてはいけない日』が(非現実的ですが)切なくて好きです。

ドラマは確か塚本高史さんと真木よう子さんが演じられていたと思います。

ミステリ要素は少し薄れますが、高野さん本人が監督していらっしゃるだけあって、

そちらも面白かったです。

『隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった……。

片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。

乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。

恋の始まり、別れの兆し、途中下車――人数分のドラマを載せた電車はどこまでも続かない線路を走っていく。

ほっこり胸キュンの傑作長編小説。』


(裏表紙より)




この方の長編を読むのは初めてでした。

中谷美紀さんと戸田恵梨香さんで映画化も決まっているお話です。

なんでしょう…読んでいてとてもくすぐったいお話でした。

登場人物たちのセリフだとか、恋の始まり方がいちいちくすぐったい。

でも一気に読んじゃうんですよね。恋がしたくなります。