良心が痛む・・・ | 雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

雨の日も風の日もそして晴れの日も! In アメリカ

1998年、国際結婚を機に渡米。 アメリカの企業で企業管理者として勤続25年。本業と並行して、英会話コーチしています。バリキャリアラフィフ女の笑える日常生活をアメリカからお届けします!私の詳細についてはプロフから!

会社のJさん。

 

2年前に母親を亡くしたんですが、当時、足腰の弱った母親の通院の為に取得したハンディキャップ用のステッカーを未だに返却していない、と言っていました。

 

ある日の事、会社でランチをオーダーすることがあったのですが、そのレストランは一方通行の道路沿いにあり、ものすごく駐車場が狭いのが欠点。

 

人気のレストランなので駐車場はいつも満車、駐車するのに苦労します。

 

私も何度か行ったことがありますが、どこか違うところに車を駐車して、そこからちょっと歩いてレストランに行く、みたいな。

 

日本に住んでいる人が聞いたら、それのどこがダメなの?って思うかも知れませんが、ほとんど歩くことがないアメリカ人が、車をこどかに駐車してそこから歩くって言うのは結構なハードルです(笑)

 

会社のケリーがランチをピックアックしに行く予定でしたが、当時妊娠7か月の彼女には、歩くのが困難で、ちょっと渋っていました。

 

ケ 「ランチ時間はすっごく混んでるから、多分どこか違う場所に駐車して歩かないとだわ。。。」

 

私 「あ~、あそこ、いつも車停めるのに苦労するよね。」

 

そこへJさんが言いました。

 

J 「私はいつもハンディキャップ用のステッカーをつけて、店の真ん前に駐車して、オーダーを車まで持ってきてもらうわ」

 

え?

 

そこへSさんが言いました。

 

S 「それ、お母さんが使っていたヤツ?病院行くときとかに。」

 

J 「うん、そう」

 

 

S 「アナタそれ、未だに使ってるの?私も父のハンディキャッププレートあったけど、もうとっくに返却したわよ?」

 

 

普通に考えたら、いつまでもハンディキャップ用のプレートを乱用して店のド真ん前に駐車するのはSさんがしそうなことなんですけどね(やめなさい)

 

と、人には偉そうに言っていたSさんなんですが、それ以来、ちょくちょくJさんのハンディキャップ用のプレートを借りて、レストランに行くようになりました・・・(汗)